
新聞や雑誌広告などによって営業を行っている通販専門の老舗出版社・富士出版の写真集をお譲りいただきました! ありがとうございます。2019年現在ウエブサイトなどは存在しない、まさに「知る人ぞ知る」出版社です。

今回掲載しております表紙やケース写真でも確認いただける通り、表紙デザインなどは一見ヌード写真集とはわからないような、昭和文学本的な落ち着いた雰囲気の装丁となっております。各タイトルも実に風情がありますよね。当然単価も通常の写真集よりお高めで、書店流通もほとんどないため希少な存在となっています。

例えば今回のラインナップにもある「三十路の女」シリーズが発行されたのは2000年頃。インターネットが一般的になったとはいえ、現在のようにシームレスにネットにつながる環境ではなく、まだまだ一般家庭からはパソコンからのダイヤルアップでの接続が必要な時代でした。ましてや仕事でもPCに触れない層も珍しくはありませんでした。先述の昭和文学的雰囲気にくわえ圧倒的にモデルに素人熟女が多いのも、おそらく購入者の年齢層が高めだった影響と思われます。

カメラマンの「赤石恭生」氏は、ほぼこの富士出版の写真集専属のようです。20世紀といえばヌード撮影のカメラマンも個性を前面に押し出すことが多かったものですが、富士出版の刊行物はモデルがほぼ素人ということもあり、奇をてらうことなく普段の生活の延長的な雰囲気の絵作りが多い印象です。そうした点も熱心な支持層がついた一因なのかもしれません。また、グラビア撮影に使用可能なメガピクセル単位のデジタル一眼レフが出回るのは00年代後半ですので、この時代はまだフィルム撮影です。フィルム特有の粒子感や暗所の質感なども大判の本でじっくり確認してみてほしいところですね。

なお、富士出版の写真集のうち『三十路の女』シリーズや『白い下着の女たち』など一部は現在は電子ブックとして小学館の週刊ポストレーベルで読むことが可能です。しかしこの美しい装丁を含め、可能ならばぜひとも紙媒体で保管しておきたいですね。
古書店三月兎之杜では、富士出版の写真集を買取しております。
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『アイヌ神謡集』や『アイヌ語地名の研究』など、北海道を中心に生活する先住民族「アイヌ」の人々の生活や歴史、現代にも残るアイヌの言葉について記された多数の本を買取させて頂きました。どうも有難う御座いました。 今回はその中から、アイヌについてあまり詳しくない方も、専門分野の方も、楽しむことが出来る2冊ご紹介します。
『アイヌ植物誌』 福岡 イト子 著(草風館) アイヌの地に生息する植物についてアイヌとの結びつきと共に記されています。「そこでしか生息しない植物の図鑑」ではなく、日本全国でごく一般的に食べていたり、生えていたりという身近な植物ばかりです。
とはいったものの、ごく一般的な植物であってもアイヌ文化や歴史との繋がりはまるで神話のようで、解説本でも読んでいるかのよう。読み物としても大変面白くてつい読み込んでしまいました。ちなみに、冒頭で挙げた『アイヌ神謡集』とあわせて、漫画ゴールデンカムイの参考文献になっています。著者の野田先生は、信頼のおける方からのおすすめ文献を参考にしているとのことなので、今回お譲りいただいたお客様もかなり精通している方なのでしょう。
『アイヌ語地名を歩く』 山田秀三 著(北海道新聞社)
北海道の地名辞典のような本で、市町村から地区まで地名の由来が記されています。「北海道に多いカタカナ地名=アイヌ語なんだろうな~。意味はわからないけど。」なんて方は多いと思います。でも実は、漢字の地名もアイヌ語という場所は非常に多いのです。
ぱらぱらとめくっていると、当店お隣の群馬県っぽい地名を発見しました、馬群別。「馬の群れが別れるような地形」という安易な予想は大ハズレ。元はアイヌ語で「山奥の後ろにある川」でした。そもそも群馬県も馬の群れが由来では無いですしね。 アイヌ語に精通していなくとも単語毎に解説がありますので読みやすく、語学にも触れることが出来る一冊です。住む土地を知ると愛着も湧きますし、住んでいなくともその土地を訪れた時に新しい発見があるかも知れません。











































