音楽チャート週刊誌『オリコンウィークリー』
1984年発行分の全52冊をお譲りいただきました。どうもありがとうございます。
元々は日本初の音楽チャート週刊誌『総合芸能市場調査』からその歴史がはじまります。音楽業界の関係者や会社向けということで、ファン達の中でその雑誌の存在を知っていた方はごくごく少数でした。私も当時は微塵も存在をしりませんでした。。。
内容はというと、音楽チャートと音楽業界の動向。動向については、1967年の創刊からしばらくはレコードショップに電話して情報を得ていたそうです。何度か誌名を変え、取り扱うジャンルはエンタメ業界全体に広がって、現在も『コンフィデンス』という名前で発行されています。
コンフィデンスはヤフーニュースなどにニュース記事の提供もしているので、雑誌は知らないけれど名前を見たことが有るという方もいらっしゃるかもしれませんね。
そして、コンフィデンスの一般向けバージョンとして発売されたのがこちらの『オリコン・ウィークリー』。
1979年の創刊『オリコン全国ヒット速報』から誌名やクローズアップする題材を変えながらも数多くの音楽ファンに親しまれていました。その後、メディアや嗜好の多様化などの理由により2016年に休刊となりました。
最後は『オリ★スタ』という誌名で、ジャニーズタレントをクローズアップした雑誌でした。
それでは雑誌本体ついてのご紹介はここまでにして、1984年当時の音楽情報を開いていってみます。
19枚目のシングル「ハートのイアリング」の時のモダンな聖子ちゃん。前作ちょっぴりセクシーなオトナの女性「ピンクのモーツァルト」の時とは打って変わって、ちょっとチェッカーズっぽいボーイッシュスタイル。今と全然変わらないですね~。
まだあどけなさが残る岡田有希子さんはこの時17歳。コケティッシュな首のかしげ具合、絶妙です。時折男前な凛々しさを放つユッコも、ふんわり柔らかな可愛いさをもつユッコもどちらも好きです。
明菜ちゃんは「北ウイング」大ヒットからの、今度は南回り「サザン・ウインド」発売の広告です。
10代最後の年、特段とキラキラ輝いていました。爽やかだけど、ちょっと危なっかしいこちらの曲も歌いこなせてしまう魅惑のアイドルでしたね。一度奮発してディナーショーに行ったことがあるのですが、やはり生歌はすごかったです。声の伸びやら声量やら・・・体の芯に響いて鳥肌がたちました。
ずらり。一世風靡セピアだけ、なんだか異色な感じ。今売ってても違和感が無いようなアーティスティックさがありますね。
オリコンウィークなどの情報誌は、古ければ古いほど資料として重宝されております。今回、多少の汚れはあるものの非常に状態が良く、パラパラとめくっても経年劣化はそこまで見受けられませんでした。大切に保管していただいていたようですね。
また、今回の1984年に限らず、1年通して抜けがなく前号揃っていることはあまりありませんでした。週刊ですと、たまには買うのを忘れてしまったりします。大変貴重なオリコンウィークを当店へお譲りいただきありがとうございます。
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