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『プラトン全集』(岩波書店/全巻揃)をお譲りいただきました。有難うございました。

西洋哲学の源流にあるギリシアの3大哲学者の一人プラトンの著作を集めた全集になります。後世に残した影響が強すぎるので皆さんも哲学や倫理を勉強したことが無くても、名前くらいは聞いたことがあると思います。古くは、野坂昭如のサントリーのCMでも歌われましたね。
そんなプラトンの功績ですが、まずは師匠のソクラテスの思想をしっかり記録に残した事です。ソクラテスもギリシア三大哲学者の一人で倫理学を初めて行った言わば哲学の祖のような人物です。「無知の知」という言葉を皆さんも一度は耳にしたことがあると思いますが、これはソクラテスの言葉です。そんな彼は記録を残すことに余り執着しない人物であったので、そのままでは彼は歴史に埋もれて消え去ってしまうところを、記録を残し後世に伝えてくれたのがプラトンな訳ですね。

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プラトン自身が残したものといえばやはり、一番大きいものは「観念」という言葉でしょうね。彼がこの言葉を残していなかったら私たちは、観念的な愛とか三角形とかを考える時には一体どうなっていたのかという話です。
プラトンが作り出した「イデア(観念)」という物は、簡単に言えば私たちの生きているこの現実世界とは別にイデア界という知性でしか捉えられない完全な世界が存在している。という考え方ですね。手っ取り早く例を挙げて説明するなら、有名な「三角形のイデア」が一番わかりやすいでしょうか。皆さんも紙の上に三角形をとりあえず書いてみてください。当然ずれたり、曲がったりしてると思います。ここで気づくのですが、私たちは完全な三角形というもの描くことはできません。どんなに精巧に三角形を作ったとしても線で引かれている以上、必ずズレている不完全ものです。しかし、私たちは完全な三角形というものを考えることができます。それは何故か、理由はイデアの世界で完全な三角形を見ていたから。要は現実世界はイデアの影を見ているってことになる訳ですね。これがイデアというものです。こう例えで説明されてもピンと来ないかもしれません。しかし、私たちは愛とか前述の三角形というものを考えることができるのはプラトンがこの言葉を作ってくれたお陰なわけです。

他にもプラトンの業績は色々ございますがそれは別の機会に。個人的に哲学は、こういった小難しいことを理解するという事より、こういった考え方もあるのかと気づいて、なんとなーく覚えていて、使える時が来たら使うくらいでいいと思っています。そういった意味ではこのプラトン全集は哲学の初期の考え方を知ることができる大変初心者にオススメの全集です。


三月兎之杜では全集の買取も行っております。近年の読書事情などで、お値段をお付けするのが難しい本もありますが、まだまだお値段の付けられる本は数多くあります。まずは当店にお気軽にご相談ください。
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今年もやります!
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デアゴスティーニから発売されました『週刊 トヨタ 2000GT』(未開封/全巻揃)を買取入荷致しましたのでご紹介いたします。

今もなお語り継がれるトヨタの伝説、2000GTを製作できる分冊百科となっています。日本が舞台の007ではボンドカーにもなりましたね。
トヨタ2000GTは当時スポーツカーが無いと揶揄されていたトヨタがヤマハと手を組んで生み出したスポーツカーですが、まずその値段が当時で238万円、現在換算で1800万を超えるという、とんでもない値段でした。売るというよりも宣伝や、トヨタの意地を見せつける意味合いの方が強かったのだと思います。その値段や生産の意味合いの結果か、生産台数は僅かに337台。現在は100台程しか国内にしか残っていないそうです。2013年に久しぶりに中古車市場に流れてきたようですが、その時のお値段なんと1億1800万円程で日本車の最高値をたたき出したそうです。全国の旧車ファン垂涎の1台ですね。

今回の書籍ではその伝説的マシンをトヨタ博物館の実車を徹底取材しているので、非常に精巧な出来の1/10スケールでディスプレイモデルを組み上げることができます。前が長くてすらっとしたこの独特のデザインが本当にたまりません。ボンドカーにも抜擢されている理由も頷けます。リアの部分は現行FT86の参考にされたとの話もあります。他にもクレヨンしんちゃんの劇場版でも敵の悪役が乗車していたりとフィクション作品にも登場させたくなる魅力があります。

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書籍の方には2000GTの情報だけでなく国内外の歴代のスポーツカーに関する情報が盛りだくさんなので2000GTを愛でながらスポーツカーに思いをはせることができます。いやしかし本当にかっこいいデザインですよね。カウンタックやポルシェにも負けていないデザインだと思います。個人的には一番知られているペガサスホワイトのカラーリングが一番ですね。すらっとしたボディに白さ非常にマッチしていると思います。実際には6色あったそうで、またカタログには載っていない7色目でゴールドも3台だけ存在したそうです。

時代を超えて憧れの的になっている伝説のマシンが製作できる『週刊 トヨタ 2000GT』のご紹介でした。なんだかドライブに行きたくなってきました。

 


古書三月兎ノ杜ではデアゴスティーニの買取を行っております。置く場所がない。といった場合や買ったのはいいけど作る気力が……といった時、是非当店をご利用ください。

デアゴスティーニの買取実例と買取価格はこちらの買取ページを是非御覧ください。

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以前、大変お珍しい『新作探偵小説全集』(新潮社/箱付全10巻揃/昭和7年発行)を買取させて頂きましたので、今回ご紹介させていただきます。

新潮社から昭和7年に出版されましたこちらの本、本格・変格とジャンル問わず、名だたる名作家たちが名前を連ねています。「探偵小説」、いい響きですね。戦前の本当に黎明期の作家たちばかりで、恐れ多いくらいです。
巨匠として名だかい江戸川乱歩はもとより、彼のライバルとされた甲賀三郎もいます。彼は「本格」という言葉を使いだした初めての作家で、正に本格探偵小説の父ですね。
対して変格の代表格、三大奇書の一つ『ドグラ・マグラ』を執筆した夢野久作の名前もあります。そしてそして、石坂浩二の金田一耕助でお馴染み、横溝正史も当然収録されているという、まさにオールスターのような人選ですね。
当然ですが雑誌『新青年』初代編集長・森下雨村もいますし、新青年のメンバーばかりで、当時のこの雑誌の連載を読んでいた人が羨ましいです。水谷準は翻訳家でもあって、(メグレ警視で有名な)シムノンといった海外のミステリ作家の作品の翻訳なんかも行っています。

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表紙もオドロオドロしくて素晴らしいです。当時は怪奇小説や幻想小説とも密接でしたので、こういった不気味な表紙になっているんでしょう。現在のポップなイラストの物も好きですが、恐怖を前面に押し出している感じもこれはこれで好きです。やはり人の秘密を暴くわけですからグロテスクな面も少なからずある訳ですしね。

実はこの『新作探偵小説全集』1巻の乱歩の作品『蠢く触手』は江戸川乱歩とありますが、実は代筆で実際には岡戸武平という作家が執筆しています。読めば文体がちょっと違うので気づくと思いますが、事情があったので止む無しといったところでしょうか、これはこれで面白い作品なので是非読んで欲しいですね。

日本の探偵小説黎明期の作家オールスターで送る、現在では大変貴重な『新作探偵小説全集』のご紹介でした。

-各巻のご紹介-
・第1巻 :『蠢く触手』 江戸川乱歩
・第2巻 :『奇蹟の扉』 大下宇陀児
・第3巻 :『姿なき怪盗』 甲賀三郎
・第4巻 :『狼群』 佐左木俊郎
・第5巻 :『疑問の三』 橋本五郎
・第6巻 :『鉄鎖殺人事件』 浜尾四郎
・第7巻 :『獣人の獄』 水谷準
・第8巻 :『白骨の処女』 森下雨村
・第9巻 :『暗黒公使』 夢野久作
・第10巻:『呪ひの塔』  横溝正史


三月兎之杜ではミステリー本や各種の全集を買取させて頂いております。
古書店三月兎之杜の詳しいミステリー/推理小説の買取事例はこちらからご覧下さい

ミステリ作家で評論家の千澤のり子先生のエッセイも好評連載中です!

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歴代名人打碁大系

『歴代名人打碁大系』(誠文堂新光社/全巻揃/限定1000部)をお譲りいただきました。有難うございました。

現在でも毎日新聞社主催で開催される囲碁の棋戦、本因坊戦の由来ともなっている歴代本因坊の中から丈和、秀和、秀策、秀甫の打碁集が納められています。本因坊歴史は古く、開祖まで遡れば戦国時代まで行きます。江戸時代には常に囲碁四家元、将棋方三家の中でもトップクラスの実力を誇示し続ける名家でした。現在では実力制での襲名となっています。NHKで放映していると、対局をつい見てしまいます。

歴代名人打碁大系 Front page

一時期は『ヒカルの碁』のブームで一気に流行ったり、最近も若くて強い名人が出てきたり、AIとの対局が話題になったりと何かとホットな囲碁。将棋に比べるとルールが複雑に見えてしまうかも知れません。でも実際はそのような事は無く、「陣取りゲーム」という事を頭に入れておけばすんなり出来るようになると思います。
さてそんな囲碁、他の将棋やチェスなどもそうですが、過去の対局を参照出来る所謂「棋譜」がとても大事になります。これを基に対局を再現することで対局の振り返りができたり、上手い人のを再現してみてどこで何を考えて指しているのかを知ることが出来ますので、上達の近道となる訳です。この『歴代名人打碁大系』には歴戦の棋士の対局が数多く納められているわけですから、それはもう貴重で重要な教科書になる訳です。

中身

無論、稀代の名人の打碁集を読んで真似たからといって突然格段に上手くなる訳ではないですが、眺めていると非常に綺麗な手筋で、自分でも真似すれば勝てるようになるのでは、と錯覚してしまいます。こんな綺麗な対局の記録が膨大に載っていると、それは皆喉から手が出るほど欲しい・・・と納得します。ずっと読んでいられます。

和綴じ

和綴じの作りも風流ですし、囲碁の持っている雰囲気にぴったりです。やはり囲碁とか将棋の書籍は製本が大変ですが和綴じにして欲しいな、と思いますね。

大変貴重な『歴代名人打碁大系』をお譲りいただいて本当に有難うございました。
読んでいると、またどこかで対局したくなってきますね。


古書店三月兎之杜では囲碁、将棋に関する単行本、全集、シリーズ物を買取させて頂いております。
特に大量の冊数を大歓迎致します。
詳しくは、古書店三月兎之杜の囲碁・将棋の本 買取のページを是非御覧ください。
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ミステリ作家、千澤のり子先生の7月のエッセイは、ゲーム「かまいたちの夜」でもお馴染み、我孫子武丸作品にまつわる知人との出会いについてのお話です。
本好きとしては憧れる、至福の出会い方です。是非、こちらのページからご覧下さい。
<千澤のり子先生エッセイ第9回「本格ミステリ好き女子(偶然の我孫子武丸先生)」


過去のエッセイはこちらです。是非ご覧下さい!
・第8回「記憶の中の作家 中町信
・第7回「ひかわ玲子先生のお宅訪問!
・第6回「装幀・装画のこと」(『本格ミステリ・ベスト10』原書房)/(羽住典子)
・第5回『21世紀本格ミステリ映像大全』執筆のこと(羽住典子)
・第4回「図書館」の無料放出本のこと
・第3回「火の鳥」(手塚治虫著/角川書店版)
・第2回「たんぽぽ館」の思い出(児童書専門書店)
・第1回「ミステリ作家 千澤のり子」

投稿者:usagi

BOMB!

学研のアイドル雑誌『BOMB!』(1983~1989年)が買い取りで入荷致しましたのでご紹介いたします。

BOMB! 表紙
現在も刊行されています『BOMB!』、現在では「!」がタイトルから取れて判型がAB判になっていますが、この頃はA5判で少し小さいサイズの雑誌でした。他の雑誌に比べてバッグを圧迫しないので有難かったですねぇ。
表紙からも分かりますが当時はアイドル黄金期の時代、どの表紙を見ても知っている顔ばっかりです。グラビアページが多く、少し背伸びしたかったあの頃にドンピシャな雑誌でした。当時はDUNKもあって友達がDUNK、自分がBOMB!と分担して買って、よく貸し借りをしていました。

河合奈保子さん

歌詞のような文と共に河合奈保子さんの写真が載せられたグラビアページですね。こういったしっとりとした写真もいいですよね。学校で読んでいた教科書より、この頃のグラビアに備えてあった文章を読んで学んだ事の方が多かったような気がします。

桃子さん

菊池桃子さんはBOMBで当時よく見た気がします。同じ学研から出ている姉妹紙『Momoco』があるのに大丈夫なのかなと思ってしまいますが、学研としてはライバル雑誌と差をつけるために、自社発のアイドルがいるぞと宣伝の意味もあったのでしょうか。逆にDUNKはおニャン子を扱うことが多かったですねー、当時はどの雑誌も出ているアイドルは誰でも載せていたので好きなアイドルが出てればその雑誌を買う。というのが普通の時代でしたね。今だとインスタやらツイッターがあったりウェブ掲載も多いので貧乏人にも有難い時代です。

色々なアイドル雑誌が時代の流れを受けて廃刊や休刊になってしまった中、未だに元気に雑誌が続いてくれているのは素直に嬉しいことです。これからも頑張って続いて行ってほしいですね。皆さんにも思い出のアイドル雑誌というのがあると思いますが、現在も続いているBOMBなどを買ってみて当時とは違うアイドル事情を知ってみるのも面白いかもしれません。


三月兎之杜では80年代アイドル雑誌の買取を強化しております。前回の昭和アイドル雑誌(Momoco)の買取のご紹介はこちらから
なにか思い出の雑誌がご自宅から発掘された際、まずはお気軽に当店にご相談ください。
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今まで弊店で取扱させて頂きましたグッズで、インターネット上に情報の少ないアイテムを載せてみたいと思います。
ちなみに店主の特権で全て私物化しようと目論みましたが、そうもいきませんので(苦笑)、おかげさまで完売しております。有難うございます。


■「Nice Summer SEIKO」 1981年夏・コンサート告知ポスター
いやー、前代未聞の暑さですね(これを書いているのは2018年8月3日です)。というわけで、そんな時こそ、聖子ちゃんの笑顔を!
1981年7月-9月、初の全国縦断コンサートのポスターです。7月といえば『白いパラソル」を発売したばかり。日々の過酷なスケジュールもあり、この頃から喉の調子も悪かったのでは・・・と思います。コンサートも大変だったでしょう。そんな中でのこの笑顔!励みになります。

こちらがコンサートパンフレットの表紙。そんなに見つめないで!(笑)

コンサートパンフレットより。先のポスターのアナザー・フォトですね。


松田聖子 等身大ポスター
■等身大ポスター
髪型からして1983年頃でしょうか。「サン企画」のシールがありましたから正規販売品ですね。
今からお出かけデートで「お待たせー♪」という感じでしょうか。
ああ、玄関のドアを開けた入口に飾っておきたい!(苦笑)、一枚です。


非売品!聖子とおしゃべりデート カセットテープ パイナップル 松田聖子 ・冒頭で「パイナップル購入の皆様・・・」と言っているので、特典かもしれません。(詳細は一切不明です)
■聖子とおしゃべりデート(カセットテープ/A面のみ)

このカセットの来歴はよくわからないのです。テープを聞いてみますと、冒頭で聖子ちゃんが「パイナップルを購入の皆様・・・・」と言っております。NOT FOR SALEからして、LPの購入特典かもしれません?お詳しい方、ツイッターかメールで教えて下さいませ。
内容は・・・、忘れました、ごめんなさいm(__)m まぁ、たいした内容では無かった記憶がありますが(苦笑)、あまりインターネットでも情報が出てきませんのでご紹介させて頂きました。


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■TBS ザ・ベストテン(1980年9月18日)台本
1980年9月18日。それまで1位だった田原俊彦さんの「哀愁でいと」を抜いて1位になったのは、我らが聖子ちゃん、曲はもちろん「青い珊瑚礁」。
えーと、一般的には「おかーさーん」で有名になりました回です(^^; 動画は貼れないので残念ですが・・・。

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今聞いても元気が出ますね、といいますか、小職は毎日の車通勤でCDをガンガン流しています!
思いますと、1980年代は文化に元気がありました。携帯電話もなく、インターネットもなく、それでも古本屋として当時の本や雑誌を読み返しますと、パワーがあったように思います。
そしてバブルに入るわけですが・・・、カルチャー的には1980年代が良かった気がします。文明の発展と幸福度は一致しないものだな、と最近思うようになりました。
ただしこのような追憶も「青春時代が夢なんて、後からほのぼの思うもの」なのか、聖子ちゃん的には「失う時にはじめて眩しかった時を知るの」なのかもしれません(苦笑)。

投稿者:usagi

数学セミナー

日本評論社の『数学セミナー』( 1986~2014年)を大量にお譲りいただきました。有難うございました。

1962年から発刊が続いています『数学セミナー』、名前だけ耳にすると大学数学などを嗜む教授など向けの専門雑誌かなと思いがちですが、実際はそんなことはなく、数学が好きな人なら老若男女誰でもお手に取っていただける雑誌と思います。毎年四月号は初学者に向けた特集が組まれたりします。例えば2018年の4月号では「何故数学を学ぶのか?」という根本的な問いを特集しています。こういった問いを考えてくれるのはいいですね。自分でも学問を学んでいる時、ふとそういった事を考えてしまうこともありますし、専門家からそれに対しての答えを示してもらえるのはとても有益なことと思います。

数学セミナー 表紙
また数学その物を取り扱うだけではなく、数学を組み込んでいる全ての事柄を対象しています。例えば近年目覚ましい発展を遂げているAI、その発展の一例として名人を下したコンピューター囲碁、将棋があります。AIには当然数学の理論を基に作られているわけですから、それについての特集も組まれたりしています。このような感じで数学が関わっている全ての事象を取り扱ってくれますので。興味の枝葉がドンドン伸びること間違いなしでしょう。

数学セミナー 背表紙

個人的に面白そうだなと思った号は2011年4月号の特集「この20年間で数学に何が起こったか」ですね。イラスト付きでフェルマーの最終定理の解決の事やインターネットの普及など抑えておくべき数学の出来事が載っています。7年後の今から見ると、より、あったなーとか技術が進歩してるなーと感慨に耽ってしまいますね。
もう一つは2005年7月号の「数学が分かる本50冊」ですね。数学者の考え方が分かる本から、数学と他分野の繋がりを考える本まで、分野を分けて50冊もの書籍が紹介されています。これに紹介されている書籍に目を通せばとりあえずは数学の一歩を踏み出せそうなものばかりですので良いなと思います。他にも面白そうな特集が沢山ございました。

数学について楽しく深く学ぶことができる雑誌『数学セミナー』のご紹介でした。


古書店三月兎之杜では、数学や物理学の専門書等を積極的に買取させて頂いております。
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ハマーH1

デアゴスティーニより『週刊 ハマー H1 ラジコンカー』(全65巻揃)をお譲りいただいたのでご紹介します。どうも有難うございました。

度々、映画などにも出てくるゴツくてカッコイイ、軍用車ハンビィーを民間向けにしましたあのハマーH1がラジコンで自由に動かせるようになる本格クラフトマガジンとなっています。実はこのハンビィーを民間向けにしてくれといったのはかの有名な俳優アーノルド・シュワルツェネッガーだったりします。シュワちゃんの影響力ってとんでもないんだなと思わせるエピソードの一つですね。残念ながら売れ行きの方は芳しくなかったようなのですが、映画なんかを見ている人だとやけに印象に残っている車両何ではないでしょうか。自分の中ではH2でしたけど『バッドボーイズ2バッド』に出てきてた印象が強いですね。あの映画は兎に角ド派手にドンパチが起きるので見てて最高に昂る作品でした。ハマーは銃火器がよく似合う車ですよねーほんとに。

ハマーH1背表紙

RCカーという事でミニッツなどでもお馴染み、RCカーの老舗京商が今回の為に特別に企画制作したモデルとなっていてオフロードを走ることまで計算されているのその品質は折り紙つきとなっていますので泥水が跳ねながら走行する姿もばっちり再現できます。
創刊号付属のDVDにはそのド迫力で走るハマーの姿や内部の機構の解説、パーツの組み方からエンジンのかけ方まで収録されていますので、製作初心者の方でも安心していただけるものとなっております。
毎号ついてくるマガジンにはハマーの歴史は勿論のこと、ラジコンハマーを走行させる時に知っておくと便利な知識やラジコンハマー独自の機構の解説、メンテナンスの方法まで載っているので、読んでおけば気兼ねなく存分にハマーを走らせることができようになります。

ダイナミックな走りを見事に再現できるデアゴスティーニの『週刊 ハマー H1 ラジコンカー』のご紹介でした。


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日本名筆選

『日本名筆選』(二玄社/全47巻揃)をお譲りいただいたのでご紹介いたします。

書道の書籍ではお馴染みの二玄社から出版されました『日本名筆選』、宮内庁や文化庁、博物館などの協力を得て原本を理想的な直接撮影で収めている為、これ以上ないクオリティの仮名手本となっています。

正面

「名筆選」とある通り、選定されたものはすべて一級品の古典で歴史的にも大変著名な作品ばかりです。国宝にもなっている『源氏物語絵巻』の巻もございまして、お手本として扱う書籍の筈なのに普通に読み耽ってしまいそうになってしまいます。当然フルカラーで本当に綺麗に作品が載せられているので二玄社の培ってきた技術の高さが伺えます。

本 アップ

そしてこの名筆選の第1巻は当然『高野切第一種』の巻です。
現存する最古の『古今和歌集』の写本の通称である『高野切』、現存する巻は全20巻の内、1,2,3,5,7,8,18,19,20巻のみですが歴史的資料的価値は勿論のこと、その書風は仮名書道の中でも最高峰に位置するとして、そういった面でも非常に重要な作品です。この『高野切』、長年の研究の結果、筆跡からどうやら3人の人間が分担して書写したとされています。この名筆選ではその内の1,9,10,11,12,20の巻を担当したとされる第一種を掲載しています。この第一種は書風がとても素晴らしく、現在でもお手本として仮名書道界では尊重される出来栄えです。実際に見てみますと非常に癖が無く読みやすい、それでいて大変整っている均整の取れた書風で確かにこれは手本とすべきだなと納得するものですね。実際に書いてみると全然このようにバランスが取れていてかつ優雅にはとてもじゃないですが書けないので、余程の達人がこれを書いたんだなと分かります。一説では三蹟の一人に数えられる藤原行成の息子、藤原行経だとする説もありますがこの書きっぷりを見ると納得してしまう所がありますね。

今回このような非常に勉強になる書物を全巻揃いでお譲りいただいて本当にありがとうございました。


古書店三月兎之杜では今回の二玄社のような書道、篆刻/印譜に関する専門書の買取も積極的に行っております。
買取事例・買取のご相談は古書店三月兎之杜の書道本買取ページをご覧ください。

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皆様からのご相談を心よりお待ち申し上げております。どうぞお気軽にご連絡下さい。

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GORO 90年代

アイドル雑誌『GORO』(1990年~92年46冊)が大量入荷致しましたのでご紹介させていただきます。どうも有難うございました。

アイドルブーム全盛であった80年代の巻ではなく、その後の90年代の『GORO』となります。80年代ではないものとなると少し珍しいのではないでしょうか。『GORO』は92年の最終号をもって廃刊になってしまったので90年代の『GORO』は2年分しかございません。最後の表紙をだれが飾るかはフジの『テレビブックメーカー』で賭けの対象になったりもしてました。さて、その最終号の表紙をだれが飾ったかといいますと、写真にもあります通り、宮沢りえさんでした。後から考えればそうだなーと、納得できるもので予想できそうなものなんですが、これが意外と当時はだれが来るか分からなかったもんです。自分は観月ありささんかなって、なんとなくファンだったので思ってました。

GORO 表紙

宮沢りえさんは現在も精力的にご活躍をされていて、NHKの『ヨルタモリ』ではバラエティーの司会に初挑戦とのことでしたが初とは思えない見事な進行をなさっていて、タモリさんとの呼吸もぴったりで毎週楽しみにしていました。初主演映画であった『僕らの七日間戦争』も、当時劇場に見に行って原作と結構内容が変わっていて面を食らったりしましたが、出ていた宮沢さんがとても綺麗だったので全部許してしまった思い出があります。当時見たっきりなので今度レンタルでもしてみましょうかねー。戦車も出てきたりと結構はっちゃけてた映画だったんですよねー。

92年を最後に潰えてしまった時代を彩った雑誌『GORO』のご紹介でした。貴方も当時好きだったアイドルを思い返してみて、曲なんかも聴いて、当時を懐かしむのも良いかもしれませんね。


三月兎之杜では昔のアイドル雑誌/グラビア雑誌の買取を多数行っております。ご自宅の押し入れから纏めて大量に出てきたときなど、是非当店にお問い合わせください。

古書店三月兎之杜の雑誌買い取り実績はこちらになります。
雑誌の冊数が多すぎて運べない!という方の為に宅配買取や出張買取もございます。

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梶井基次郎全集

筑摩書房より発行されました『梶井基次郎全集』(全3巻+別巻1冊揃)をお譲りいただきましたのでご紹介いたします。

皆さんの中にも教科書で作品を読んだ事があるという方もいらっしゃるのではないでしょうか? アニメにもなりました作品『文豪ストレイドッグス』にも登場していたりと、最近でも名前をよく聞く作家さんですね。短命で作品を余り残せなかったのが非常に惜しいのですが、残された短編はどれも数珠玉の名作でノーベル文学賞を受賞している川端康成や三島由紀夫など名だたる文豪に高く評価されています。そんな梶井基次郎の作品を集めた全集になります。

梶井基次郎全集 1巻

こちらの全集はただ作品を収めているだけでなく、当時の草稿も収録しているため、梶井基次郎が当時何を考え、どのようにあの幻想的な文章を書いていたのかの一端を知る手掛かりになると思います。梶井基次郎も何度も推敲を行い文章を整えていったとは思いますが、あのような文章になるためにはいったい何回推敲を重ねればいいのやらと興味があります。まるで彫刻のように少しずつ形になっていく文章を眺めるというのも読書とはまた違った趣があって良いものです。滅多に文豪の草稿を目にする機会は無いのでこういった全集を手に取った時にでも見てみるといいかもしれません。

第一巻には勿論代表作の『檸檬』を基本に数編と随筆を収録しています。改めて『檸檬』を読んでみますと、非常に短い作品ながらその文章の流暢さ、簡潔ながらその場面を想起させる巧みな言葉の使い方など、完成度の高さに驚かされますね。昔あんなに好きだった場所が、ある時から急に苦痛を生むだけの辛い空間になってしまうというのは人間誰しも経験がある事だと思います。その理由は千差万別ですが、兎に角何か悩みや苦悩を抱えてしまっていると、何もかもが敵に見えてきてしまうものですよね。作中の「私」は果物屋で見つけた檸檬からきっかけを得て想像上のテロリストになることで鬱屈とかそういったものを少しだけ解消することができるのですが、皆さんにもきっと自分だけの解消法というものが存在しているのでしょう、それはどのような方法なんでしょうか? この『檸檬』という作品はそういった個人個人の些細な反抗の一場面を見事に描き切きった傑作だと思います。
個人的にはこの第一巻に収められている『Kの昇天』という作品も、非常に幻想的かつミステリアスな雰囲気があってオススメです。何故Kという人間が死んだのかを推理するというある種ミステリー小説のようでもある作品ですがそこは梶井基次郎、理知的な推理が起きるのではなく幻惑的推理が繰り広げられ、文章にドンドン引き込まれていきます。梶井自身も重い病を若くして患い、死を意識しているからかKの痛切な思いはそのまま梶井の気持ちも重なっているように思います。

梶井基次郎全集 背表紙

薄命の文豪梶井基次郎の作品を集めた全集のご紹介でした。


三月兎之杜では全集の買取も行っております。
近年の読書事情の問題などで、お値段をお付けするのが難しい本もありますが、まだまだ価値の付けられる本は数多くありますので、まずは当店に気軽にご相談ください。

古書店三月兎之杜の詳しい全集の買取事例はこちらから。

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投稿者:usagi

アシェット 日本の貨物列車
東京都町田市のコレクター様より、アシェット、デアゴスティーニ等の週刊シリーズ(分冊シリーズ)を大量にご整理しますとのご相談を頂きまして、出張買い取りをさせて頂きました。どうも有難うございました。
その中で今回は代表的な一例として、アシェットの『日本の貨物列車』(全220号揃い/特典+バインダー付/未組立)をご紹介します。

最近はめっきり見かけなくなってしまった気がします「貨物列車」、昔はよく走っていたのでいつも見ている客車とは雰囲気が違い近所の路線を通っていると、つい目が追ってしまいました。そんな昭和貨物列車の走行する原風景をミニチュアで再現することができます。

日本の貨物列車 特典

定期購読申込者限定の国鉄カラーの20t貨物移動機もございます。本当に昔であったら貨物を取り扱っている駅で簡単に見ることが可能でした貨物移動機ですが、近年では滅多に目にすることもなくなってしましたねぇ。他の輸送手段が発展した故致し方がないのですが、こうして改めて眺めて思い出すとちょっと寂しいものがあります。大田区にございます荻中公園には他の列車と共に貨物移動機が余生を過ごしているみたいですので、貨物移動機を見たくなったら訪れてみてはいかがでしょうか。
ピンバイスにドリル刃を5本も付けてくれるのはありがたいですね。ジオラマを作っているとふとした時に穴をあけなければいけなくなってぴったり合う大きさのドリルが見つからない! とか、なりがちですから。ほんとに必要な時ほど無いんですよねー不思議です。

日本の貨物列車 正面

書籍の中では初心者でも失敗せずにできるジオラマ作成の解説に加えて貴重な当時の写真を交えての車両の解説や初めての方の為の貨物列車入門のページもございます。貨物列車に於いてとても重要な役割をはしている駅についての解説も勿論掲載されています。あの駅の意外な一面を伺い知ることも。
個人的に貨物列車で印象深いのは流体になっている液体を運ぶコンテナですね。普段見る電車は四角が普通だったので流体の特異な感じがたまりませんでした。皆さんにも印象深い貨物列車があると思います。それらがまた走っている様を見られるようになるシリーズです。

日本の物流を支えた貨物列車を集めたアシェットの『日本の貨物列車』のご紹介でした。


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