1.期間
2025年8月31日(日)お申込み分まで
2.内容
元の買取金額に対し、下記の金額をアップいたします。
バンドスコア買取のページはこちらです。
●3,000円以上で
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※他の古書キャンペーンと併用OKです。
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古書店三月兎之杜の買取強化アイテムです。2024年11月に発送が始まった『Honda NSXシリーズコレクション』シリーズは、全6回とコンパクトなシリーズながらその製造はメイクアップ社が担当。1/43のサイズにマルチマテリアルを駆使した部品校正と丁寧な加工と組立、高品質塗装による美麗な仕上がりを実現しています。
NSXコレクションは全6回ながら、いずれも実車の発売時や登場時、話題となったモデルをピックアップ。ノーマルモデルとは異なるスペシャルティ感が所有する喜びを一層アップさせます。その分価格も破格と言えるお値段ですね。
2021年発表の2代目NSX最終モデルを再現したモデルカーです。新デザインの前後バンパーなど、専用デザインのエクステリアを再現。ボディカラーは本モデルのために用意されたホンダ初のマットカラーとなる、カーボンマットグレーメタリックとなっています。2024年11月発送、価格36300円。
2001年東京モーターショー発表の「NSX-Rコンセプト」を再現。2000年のビッグマイナーチェンジ後のモデルをベースに、エアアウトレット製カーボンフード、カーボンリアウイング、リアディフューザーなどを追加しています。2024年12月発送、価格35200円。
1997年のマイナーチェンジによって、TypeR(NSX-R)に代わって設定された「Type S Zero」です。3.2リットルにアップされたNA2エンジンに6速トランスなどが採用されています。また、この時のマイナーチェンジからルーフ上もボディ同色と選べるようになりました。2025年1月発送、価格35200円。
1996年のル・マン24時間に出場した「NSX GT2チーム国光」を再現。前年にGT2クラス優勝を遂げたが、96年の本車での参戦はクラス3位に終わりました。2025年2月発送、価格37400円。残念ながら発送後でも公式サイトには画像は公開されませんでした。
1994年のル・マン24時間初参戦時の「NSX GT2 “クレマーホンダレーシング”」を再現。この年のNSXは初参戦ながらGT2クラスで6、7、9位と好成績を収めています。2025年3月発送、価格37400円。
1990年のデビュー以後初のマイナーチェンジとなる1992年登場のType-Rを再現。エアコンや遮音材の廃止や各パーツの軽量素材への置き換えによって、従来モデルから120kgの軽量化に成功しています。2025年4月発送、35200円。
古書店三月兎之杜では、NSXシリーズコレクションのほか、同時期に展開した国産旧車コレクションなど、各種パートワークの買取をお待ちしております。
コレクションタイプのパートワークは必ずしもシリーズ揃いでなくとも構いません。お気に入りをお手元に残してコレクションのブラッシュアップを図っていきましょう。まずはご連絡ください!
1.期間
2025年7月1日(火)~2025年8月31日(日)お申込み分まで
2.内容
元の買取金額に対し、下記の金額をアップいたします。
アシェットほか買取のページはこちらです。
●30,000円~49,999円:
+3,000円UP!
●50,000円~99,999円:
+5,000円UP!
●100,000円以上:
+10,000円UP!
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1.期間
2025年7月1日~2025年8月31日(日)お申込み分まで
2.内容
元の買取金額に対し、下記の金額をアップいたします。
デアゴスティーニ買取のページはこちらです。
●30,000円~49,999円:
+3,000円UP!
●50,000円~99,999円:
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1980年代から1990年代にかけてのフランス書院発行のコミック文庫などをお譲りいただきました、ありがとうございます。
1985年に創刊した日本人作家による書き下ろし官能小説レーベル「フランス書院文庫」は、携帯性に優れた文庫サイズというアドバンテージで普及しました。当時の駅の売店などでもあの回るかごみたいなやつを真っ黒な文庫が埋めていたのを覚えています。
昭和から平成初期にかけて、まだ個人携帯端末などない時代など、普通に電車内の時間つぶしの道具は文庫小説でしたし、官能ものが強いのは世の常でした。
もちろん多くの人はカバーをつけたり裏返しにするなどして表紙と欲望をむき出しにするようなことはなかったのですが、一定数の剛の者は普通にそのまま読んでましたね。
スポーツ新聞やタブロイド判エロ記事などは自分で読んでいる時はいいのですが、その反対側を読み始めると官能記事面を車内に向けているおっさんも少なくありませんでした。
今の人はヒくと思いますが、正直80年代くらいにもなるとさすがにそうしたおっさん文化も眉をひそめられるようになっていきます。
さてお話をフランス書院に戻して。コミック文庫は当時隆盛をほこった美少女コミックの流れにのって1987年に創刊されました。
この頃の美少女コミックは、単価を高くできるA5サイズが主流でしたが、そこに安価コンパクトな文庫サイズで参入したかたちとなります。
今回お譲りいただいたコスモ出版トマトコミックスもそうですが、文庫コミックスというジャンルを切り開いたといえるでしょう。
さらに官能小説家とのパイプを活用し、特に初期に刊行されたものはフランス書院文庫の作家が原作・原案をてがけ、他の出版社などでも活躍している漫画家が作画を担当するケースが多くあります。
しかしそうした中で、今回お譲りいただいた森山塔の『あとは寝るだけ』などは、シリーズ第一弾(コミック文庫は7000番台からスタートしています)ながら原作者はなし。森山塔の別格ぶりがわかります。この時期の森山塔のインパクトについて語りたいのですがまたそれは別の機会に。
ちなみに1987年は32冊中18冊が原作付き、88年は53冊中同じく18冊が原作ものと、年々比率は減少していきます。
しかし88年に一冊目が出た 杉村春也原作、まいなぁぼぉい作画の景子先生シリーズは人気作となり、91年にかけて3冊がリリース。
94年の第4弾以降はXコミックスに移行し、全6冊がリリースされる長寿シリーズとなりました。今回お譲りいただきました『景子先生の課外授業』は記念すべきシリーズ第一弾ですね。ちなみに後半3冊はコミック文庫最終年となった1999年にコック文庫ブランドでも再販されました。
80年代後半から90年代いっぱいにかけての、じわじわとしめつける各種規制の中、様々なアプローチの作品を発行し続けたフランス書院コミック文庫。初期はケン月影やあがた有為など劇画タッチの作家も多かったのが、やがて美少女系作家がほとんどを占めていくようになります。シリーズを集めてみると、エロ漫画の歴史の一つの切り口が見えてくるかもしれませんね。
古書店三月兎之杜では、フランス書院文庫、フランス書院コミック文庫、フランス書院Xコミックスなどの各種文庫・コミックスの買取をお待ちしております。文庫シリーズは集めやすいサイズなのも魅力で、お手元に相当な数がある方も多いのではないでしょうか。お気に入りの何冊かを残すなどして、コレクションを整理してみるのもいいかもしれません。
もちろんフランス書院以外の官能小説、アダルト書籍も大歓迎です。
大量買取の場合はご自宅までうかがう出張買取も対応いておりますので、まずはお気軽にご連絡ください!
文庫サイズの官能小説の老舗出版社、フランス書院のコレクションおよそ200冊をお譲りいただきました。ありがとうございます。
フランス書院文庫に関しましては少し前の記事で詳しく触れさせていただきましたが、1975年の創設当時は海外作品の翻訳が中心でした。やがて国内作家の官能小説を文庫サイズで続々とリリース、このジャンルで頭角を現しました。本家となるフランス書院文庫においては成熟した女性をヒロインとする伝統を崩さず、その時々の流行にあわせて派生シリーズや新ジャンルを展開していくスタイルも特徴です。
80年代のロリコン漫画ブームのさなかでは「フランス書院コミック文庫」を新規展開。それは後に月刊誌「COMICパピポ」や同誌作家陣による「フランス書院Xコミックス」へと発展していきます。1993年には若年層向けの「ナポレオン文庫」レーベルを立ち上げ、コミック文庫やXコミックスの作家陣を挿絵画家として採用します。
さらに97年には女性向けBLジャンルを取り扱う「ブランタン出版」を立ち上げます。こうして時勢を採り入れつつそれらは新規ブランドに任せ、フランス書院文庫のコンセプトは不変を貫いていました。
そのため1970年代生まれで「コミック文庫」を楽しんでいた世代にあたる自分にとっては、本家の官能小説のほうはむしろ影が薄い印象があります。1990年代半ばころからの各種規制の影響もあり、ポルノ雑誌は2000年以降縮小を余儀なくされます。特に東京オリンピック開催にあわせ、コンビニ流通をほぼ断たれたのは出版界全体にとってのダメージでした。
しかしそうした苦難を乗り越え、現在のフランス書院文庫は電子小説や小説作品の電子コミカライズしたり、逆にコミック作品を原作として、小説作家がノベライズするなど、フランス書院文庫ならではの連動も試みられています。本記事を書くにあたって公式サイトも色々覗いてみたのですが、電子小説サンプルの文字が大きく、ああ、やはりスマホで読むならこうしないとだよねと共感せずにはいられませんでした。
時代にあわせた様々な展開・試みを続けているフランス書院文庫。それでも根幹となる「フランス書院文庫」のブランドは頑ななまでに熟女ものメインで、紙媒体での発行を続けているところに同社の矜持を感じます。
古書店三月兎之杜では。フランス書院文庫をはじめ各種官能小説の買取をお待ちしております。買取に出せることも電子書籍にはない紙媒体の魅力でもあります。コレクションを整理しようかな、あるいは電子に切り替えようかなという時に、ぜひともお気軽にご連絡ください!
パートワークといえば、毎号付属のパーツを集めて大サイズの模型やジオラマを組み上げるビルドタイプや、ミニカーなどアイテムを集めるコレクションタイプなど、様々な楽しみ方が用意されています。古書店三月兎之杜では各種パートワークの買取をお待ちしておりますが、特に強化中なのが2023年12月に創刊した『インフィニティ・ガントレットをつくる』です。
こちらは書店ではなくデアゴスティーニのウェブ限定としてリリースされました。月1回の発送で、全25回予定。現在(記事執筆時2025年6月)も展開中です。
「インフィニティ・ガントレット」は2018年公開の映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に登場したサノスの究極兵器です。サノスのガントレットに6つのインフィニティ・ストーンをはめ込むことで、宇宙の半分の生命を消滅させる「デシメーション」を引き起こしました。同作および続編の『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、このインフィニティ・ガントレットおよびインフィニティ・ストーンの争奪戦を描いたものです。
デアゴスティーニではもともと『週刊 インフィニティ・ガントレットをつくる』として、2023年1月に地域限定の試験塩梅を実施しています。その試験販売版は6号で終了し、2023年11月にウエブ限定パートワークとして再スタートしました。
ガントレット本体は全高70cmにもおよぶ実物大の巨大サイズ。本体には金属パーツを多用し、指関節が可動。インフィニティ・ストーンには発光ギミックが組み込まれています。定期購入特典として、2枚組ポスターやアベンジャーズキャップ(先着1000名限定)、アベンジャーズTシャツなどがプレゼントされます。また、追加料金によって専用のライト付きプレミアムベースを購入することができました。
『インフィニティ・ガントレットをつくる』は現在もシリーズ展開中のアイテムですので、もちろん途中号での買取大歓迎です。もちろんシリーズ完結の暁に全号揃いでお譲りいただいた場合は、査定額はぐんとアップ! 本体に愛着のある方はキャップやTシャツなどの定期購入特典のみや、台座のみをお譲りください。逆に各種特典はお手元に置いて本体をお譲り頂くなど、お客様のこだわりにあわせて当店の買取をご利用ください。まずはお気軽にご連絡を!
詳しくは古書店三月兎之杜のデアゴスティーニ買取のWEBサイトをご覧ください。
1980年代前半、昭和50年代後半頃の『週刊プレイボーイ』をお譲りいただきました、ありがとうございます! この時期の芸能界周りで一番衝撃的だったのは、やはり松田聖子のデビューとその爆発的人気、その影響による80年代型アイドルの台頭でしょうか。
この時期、テレビでの歌番組やバラエティ番組、そしてワイドショーなど、タレントやアイドルの「素顔」に迫る(という名目でのゴシップ)番組が増えていた印象です。70年代の、どこか秘密のベールに包まれていた芸能人たちとは距離感が変化していきました。
すでに70年代にデビューし活躍していた石川ひとみや大場久美子も、ドラマ以外のそうした番組に出演する機会が増えていき「素」の部分を見せる機会も増えていきます。
そう考えると松田聖子の「ぶりっ子」や中森明菜の「つっぱり」的雰囲気は、逆にキャラクターというか一種のペルソナをもたせたことで成功したのかもしれません。
また、トップ画像にもあります畑中葉子は、78年に『カナダからの手紙』で大ヒット。
しかしその後のソロ活動では苦戦し、1980年ににっかつロマンポルノ『愛の白昼夢』に出演。同年8月には『後ろから前から』をリリースし、この時期(82年初頭)にはいわばセクシー枠としての地位を確立していました。
いずれにしてもこの80年代前半の女性アイドルは、ライバル関係による切磋琢磨をはじめ様々な試みが行われていた印象がありますが、いずれもそのアイドルが活動を開始。
よりアイドルが身近な存在となり人気となりましたが、同時にアイドルの神秘性などは完全に消失します。
ただしそれはアイドル戦略だけでなく、この時期の芸能活動全体で、70年代までの伝統やお約束的な慣行を瓦解させる動きがあった時代でもありました。
このへん、一種のダダイズム(既存の秩序や常識を否定・破壊する芸術活動の一つ)だったのかもしれません。
話を戻しまして、水着グラビアメインの誌面構成という、いわば伝統的なスタイルが維持されていたこの時期のプレイボーイに懐かしさを感じます。
この後80年代後半を経て、90年代にはいると雑誌業界には各種規制の波がおしよせてきます。
たしかに平成初頭はヘア解禁以降、どこまでやれるかのチキンレースが始まったやりすぎ感もあるのですが、あの時期の苛烈な規制は果たして世の中を健全にしたのでしょうか? なんとなく答えは今もう出ているような気がします。
古書店三月兎之杜では、週刊プレイボーイをはじめとする昭和期の雑誌・週刊誌の買取をお待ちしております。まずはお気軽にご相談ください。
現在古書店三月兎之杜では、デアゴスティーニやアシェットのパートワークシリーズの買取を強化中です。パートワークには毎号異なるアイテムが付属するコレクションタイプと、毎号付属のパーツを組み立てることで大型模型やジオラマなどが完成するビルドアップタイプに大別できます。
国内未発売シリーズ1/8『フォードGT』は、そのタイトル通り、日本ではデアゴスティーニのサイトから申し込む、通販仕様のビルドアップタイプのパートワークです。2021年から2023年にかけて、全110号構成で展開。マガジンなどは付属せず、実際の発送は4~5号分をまとめての月1回でした。
題材となったフォードGTは、1960年代に活躍したフォードのレーシングマシンです。当時モータースポーツ分野に進出するにあたり、フェラーリの買収を目論んだフォードでしたが、1963年5月、あと一歩というところで交渉は決裂に終わります。
この事態に奮起したフォードは、レーシングカーの開発に着手。翌年のニュルブルクリンク1000kmレースをデビュー戦とし、続けてル・マン24時間にも参戦するもともに全車リタイアに終わっています。しかしその後シェルビーアメリカンと提携し、フォードGTに多くの改良を施すことで65年のデイトナ2000kmにて初勝利を挙げます。しかし同年のル・マンには4台参戦するも全車リタイアとなってしまいました。
しかし1966年、ついに改良型のマークIIでル・マン24時間を制覇。同レースにはワークスマシン8第とプライベーター5台が投入され、1-3位をフォードGTマークIIが独占しました。以後ル・マンでは1969年までフォードGTが4連覇を遂げることとなり、当時最強とうたわれたフェラーリを圧倒します。このフォードとフェラーリの確執は、2019年公開の『フォードVSフェラーリ』でも描かれました。
モデルアップされたのは1968年・69年とル・マン24時間を2連覇した、シャーシナンバーP/1075を全長510mmの1/8スケールで再現しています。ギミックとしてはヘッドライトやブレーキランプの点灯いみっく、実車エンジン音を1/8で再現したサウンドギミック、ドアやボンネット類、ステアリング連動の前輪可動などの可動ギミックが盛り込まれています。
デアゴスティーニが2025年4月よりスタートさせた『はじめてつくる本格鉄道ジオラマ』。毎号付属するパーツを組み立てて大型模型などを完成させる、ビルドタイプのパートワークシリーズです。
本シリーズは書店販売ではなく、デアゴスティーニ直販。月1回発送で全18回を完走すると、幅約1m、奥行き約65cmのNゲージ車両が走行可能な本格鉄道ジオラマが完成します。
古書店三月兎之杜ではデアゴスティーニの各種パートワークの買取を強化しております。
最初に各回のお値段を見た時はびっくりしましたが、週刊や隔週刊ではなく月1回配送ならば普通に納得いくお値段ですね。
毎回の内訳をみても最初に基礎台座と線路の道床に加えて駅舎もセットになっているなど、1回あたりのセット内容もなるほど、これなら飽きがこなさそうだなと思いました。
しかも各建物はLED内蔵です。
公式サイトにも作り方ガイドやユーザーがわからない点など情報を共有できるコミニュティが用意されているなど、初心者にも様々な配慮があることがわかります。
こういうの、自分が最初にジオラマに(その時はガンプラでしたが)挑戦した昭和の頃にもあればよかったのにと思わずにはおれません。あの頃の小学生にとってのジオラマの教本なんて、スネ吉にいさんのアレくらいでしたよ。
初心者向けと軽く申し上げましたが、もちろん作り慣れている方は同じ基本素材を使いつつ秋の紅葉や冬の雪景色、はたまた令和の建物にアップデートしたり、逆に廃墟風など、様々にアレンジしてみてはいかがでしょう。
また、Nゲージはガンプラとの相性もよいので、未来の観光コロニーという設定で(円環状に閉じた線路がそれっぽい)いい感じの背景として使ってみるのも面白いかもしれません。発想は自由ですよ。
第1回は先述の通り2025年4月22日にスタートしております。本記事執筆時は2025年5月下旬ですが、申し込み締め切りは2025年5月31日となっていますのでご興味のある方はお急ぎください。
我が国における自己啓発的思想家の先駆け、中村天風の書籍をお譲り頂きました、ありがとうございます!
中村天風は明治9年(1876年)に生まれた自己啓発講演家です。日清・日露戦争期間は満州などで軍事探偵(スパイ)として暗躍。戦後病を得てニューソート思想などに感銘を受け欧米を遍歴。著名な思想家や宗教家のもとを訪れるも望む答えは得られず帰路に就きます。しかしその途中アレキサンドリアにてヨーガの聖者と出会い、ヒマラヤの麓で修行。病を克服し悟りを開きます。さらに日本に向かう旧知の友人である孫文が第二革命を起こしたため、「中華民国最高顧問」として協力。革命は挫折したものの、謝礼を得て日本に帰国。元スパイが世界一周して知と財を得るという、ちょっと色々盛り過ぎでは?的な波乱に満ちた経歴の持ち主です。
帰国後は実業界で活躍するも、自らの体験にあらゆる分野の知見をブレンドした「心身統一法」の伝道師へと転身。彼の興した「統一哲医学会」は昭和15年(1940)には「天風会」へと改称。昭和37年(1962年)には国の認可を受け「財団法人天風会」(中村天風財団)となります。1968年にその生涯を終えるまでに、東郷平八郎、原敬、北村西望、松下幸之助、宇野千代、双葉山、稲盛和夫、広岡達朗といった政財界・スポーツ界などの人々に多大な影響を与えています。また、近年は大谷翔平の私物の中にもその著作があったことで知られています。
結核に苦しんだ影響か、天風の教えでは「心」を重視したものとなっています。心の状態が神経系統を通じて肉体の健康に大きな影響力を及ぼし、生活や人生全般を変える原動力となるという思想です。その影響は好転にも暗転にもなりうるため、ネガティブな感情を自分自身でコントロールしていくことが誰にとっても重要な課題となっていくと説いています。自己啓発の先駆者ともいえる位置づけの人物なだけあって、平易なわかりやすい内容にも感じます。ゆえに時代やジャンルを問わず通じるのかもしれません。今回お譲りいただきました4冊のタイトルも身近な言葉で、私たちに寄り添ってくれている印象です。
古書店三月兎之杜では、日本経営合理化協会、中村天風による各種書籍の買取をお待ちしております。そのほかの自己啓発本、ビジネス書の買取も大歓迎! まずはご連絡ください!
1975年に創設され、官能小説を発行し続けているフランス書院。当初は新書判サイズで海外作品の翻訳を発行していましたが、やがて国内作家の官能小説を四六判のいわゆる文庫サイズで刊行していくようになります。
初期ラインナップにあった『ダーリン』(ハリエット・デイムラー)『義母』(トー・クン)はアメリカのフリーウエイ・プレスから出版された作品を翻訳したものですが、同作はもともとパリの前衛出版社オリンピア・プレスから発行された作品でした。
オリンピア・プレスのオーナーであるモーリス・ジロディアスがフランスからアメリカに移住して立ち上げたのがフリーウェイ・プレスとなります。なお、オリンピア・プレスはウラジミール・ナボコフの『ロリータ』を最初に出版したことでも有名です。
フランス書院の「フランス」の由来は公式サイトにはないのですが、もしかしたらオリンピア・プレスにその源流があるのでしょうか?
個人的(1970年生まれ)には1987年からスタートした『フランス書院コミック文庫』の印象も強いですね。80年代はいわゆるロリコン漫画誌の発行ブームがあり、同ブランドでは、本家フランス書院作品を原作とするコミカライズや単行本描きおろし作品などを年50冊前後のペースでリリース。
90年代には月刊誌『COMICパピポ』と同誌に連動した『フランス書院Xコミックス』がスタート。『コミック文庫』のほうは少年誌や青年誌などの他社で刊行された作品の再編集版なども取り扱われるようになります。
また、1993年からはコミック文庫から派生するかたちで「ナポレオン文庫」レーベルが発足。こちらではジュブナイルポルノと呼ばれる、若年層向けのポルノ小説が刊行されました。その挿絵画家には『COMICパピポ』や『コック文庫』『Xコミックス』などのコミック作家勢が採用されました。
現在ではジュブナイルという言葉じたい馴染みのない方も多いと思いますが、今風にいうならラノベ風ポルノとでも呼んだ方がイメージできるのではないでしょうか。本家フランス文庫との差別化として、ヒロインの年齢を若く設定されることが多かったようです。
逆にフランス文庫で主流の人妻ものなどは、ナポレオン文庫ではなかなか書かせてもらえなかったとか。
このほか1997年には「ブランタン出版」名義で、女性向けのボーイズラブ小説、ボーイズラブコミックスなども刊行するなど拡大を続けます。
2000年代に入ると成年コミック規制や出版不況などが重なり、コミック作品は規模縮小や業態の変更を余儀なくされます。最終的に現在ではコミック文庫やナポレオン文庫の系統は、電子出版という形態で受け継がれています。
しかし本家小説部門は手軽に入手できる官能小説としての地位を確立しています。このへん、あくまで個人的見解ですが、フランス書院レーベルでは先述の通り人妻ものなどをメインとすることで、美少女コミックブームとは一線を画す独自の読者を確保し続けたことも利点だったのではないでしょうか。
逆に2000年代中盤頃からはエロ本業界全体が規制が多い若手モデルから、熟女ものへとシフト。読者層の年齢上昇もあって、現在に至るまで安定したジャンルにもなっています。ある意味時代がフランス書院文庫に追いついてきた感すらありますね。
古書店三月兎之杜ではフランス書院文庫ほか、同社の各種文庫、新書の買取は大歓迎です。
文庫とはいえ量が増えると相当な重さとなります。荷造り・発送は大変ですよね。大量買取の場合は(地域により)ご自宅までうかがう出張買取も対応しておりますのでぜひご相談ください!
古書店三月兎之杜ではデアゴスティーニやアシェットなどの分冊百科(パートワーク)の買取を強化中です。
その中でも現在特に力を入れておりますのが、2022年9月に創刊しました『隔週刊 鉄道車両金属モデルコレクション』。
毎号1/87HOスケールにて、日本鉄道史における名車両、傑作車両の先頭車が一種付属するコレクション型パートワークシリーズです。
車両本体は金属製で、鉄道車両ならではの重量感と精密ディテールを両立。コレクションしやすさと造形を両立させたHOスケールならではの利点を最大限に活かしたシリーズとなっています。
各号セレクトされた車両はいずれも日本各地の鉄路で活躍した各時代の名車たち。D51形蒸気機関車(第4号)から0系新幹線(第2号)ほかといったヒストリカルな車両から、
歴代山手線である103形(第13号)や231形(第47号)といった日常を支える車両まで、バラエティあふれるラインナップが隔週でリリースされています。全80号予定。記事を執筆した2025年4月時点で第68号発行と、いよいよシリーズ終盤を迎えています。
各号には冊子と車両本体のほかネーム入りの専用台座とアクリルケースが付属していますので、購入後そのままディスプレイすることが可能。
さらにオプションで10点収納できる専用ディスプレイケースも用意されています。初期1~5号とディスプレイケースのセットも通販で購入可能となっています(記事公開以降売り切れになっている場合があります)。
魅力的なラインナップを集める楽しみ、飾る楽しみを体現してくれる、ディアゴスティーニの『隔週刊 鉄道車両金属モデルコレクション』。古書店三月兎之杜では本シリーズの買取をお待ちしております。
毎回異なる種類の車両が付属するコレクションタイプですので、各号揃いにはこだわりません。欠号ありや、お気に入りの中のお気に入りを手元に残して、コレクションを整理を進めてみてはいかがでしょうか。
また、本シリーズ以外のデアゴスティーニの買取も大歓迎です! 大量買取や高額買取にはご自宅までうかがう出張買取も対応しております。まずはご連絡ください!
深瀬昌久。映画『レイブンズ』の公開で、名前を知った方も多いのではないのでしょうか。
深瀬昌久は1934年生まれ、森山大道が1938年、荒木経惟が1940年です。森山や荒木に対して、知名度は劣るかもしれませんが、それは1992年の転落事故からの活動休止にも影響があるように思えます。
なお映画『レイブンズ』の監督はイギリス人の元ミュージシャンのマーク・ギル氏。湿った感じにならなかったのは、監督の感性かもしれません。
深瀬昌久という人は純粋だったのでしょう。その純粋さが対象を生々しく浮き彫り出した反面、その純粋さに対する写真家としての憔悴が、彼の苦悩に結びついたと感じます。どんなに人に認められても、彼自身が納得しなかったのかもしれません。まさに天才ゆえの孤独でしょうか。
古書店三月兎之杜では美術書・写真集を買取しております。
詳しくは、古書店三月兎之杜の美術書買取のWEBサイトを是非ご覧ください。