

先日のこととなりますが宅配買取にて『松原祐善講義集』全4巻をお売りいただきました。ご依頼いただき、どうも有難うございました。
この本の著者は戦後の浄土真宗の名僧である松原祐善氏。彼は近代教学を大成したとも言われる金子大栄氏や曽我量深氏のお弟子さんでもありました。この著作では師匠である両氏についても、触れられております。
松原祐善師は、癌でお亡くなりになりましたが彼自信の受け入れる力に驚かされました。
生前彼は癌を患ったのですが治療をせずにその生涯を受け入れたということです。彼は「癌も生きることも死ぬことも全て仏様にいただいたもの。」と考えていたから、だそうです。
個人的にはこういった生き方を貫ける方を念仏者と呼ぶのだなと、感じずに入られません。
生きておりますと自分にとって良いことが起きた、悪いことが起きたというふうに物事を捉えてしまうこともございます。ただ彼の生き様を知った今はどんな事象も仏様にいただいたものと前向きに捉えてゆきたい、と思ってしまうほどの決断であるように思えてなりません。
重ねてにはなりますが松原氏の貴重な講義集をお譲りいただきまして、有難うございました。
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『アイヌ神謡集』や『アイヌ語地名の研究』など、北海道を中心に生活する先住民族「アイヌ」の人々の生活や歴史、現代にも残るアイヌの言葉について記された多数の本を買取させて頂きました。どうも有難う御座いました。 今回はその中から、アイヌについてあまり詳しくない方も、専門分野の方も、楽しむことが出来る2冊ご紹介します。
『アイヌ植物誌』 福岡 イト子 著(草風館) アイヌの地に生息する植物についてアイヌとの結びつきと共に記されています。「そこでしか生息しない植物の図鑑」ではなく、日本全国でごく一般的に食べていたり、生えていたりという身近な植物ばかりです。
とはいったものの、ごく一般的な植物であってもアイヌ文化や歴史との繋がりはまるで神話のようで、解説本でも読んでいるかのよう。読み物としても大変面白くてつい読み込んでしまいました。ちなみに、冒頭で挙げた『アイヌ神謡集』とあわせて、漫画ゴールデンカムイの参考文献になっています。著者の野田先生は、信頼のおける方からのおすすめ文献を参考にしているとのことなので、今回お譲りいただいたお客様もかなり精通している方なのでしょう。
『アイヌ語地名を歩く』 山田秀三 著(北海道新聞社)
北海道の地名辞典のような本で、市町村から地区まで地名の由来が記されています。「北海道に多いカタカナ地名=アイヌ語なんだろうな~。意味はわからないけど。」なんて方は多いと思います。でも実は、漢字の地名もアイヌ語という場所は非常に多いのです。
ぱらぱらとめくっていると、当店お隣の群馬県っぽい地名を発見しました、馬群別。「馬の群れが別れるような地形」という安易な予想は大ハズレ。元はアイヌ語で「山奥の後ろにある川」でした。そもそも群馬県も馬の群れが由来では無いですしね。 アイヌ語に精通していなくとも単語毎に解説がありますので読みやすく、語学にも触れることが出来る一冊です。住む土地を知ると愛着も湧きますし、住んでいなくともその土地を訪れた時に新しい発見があるかも知れません。

























