今回お売りいただきました雑誌『月刊オートバイ』(1975年~)は、ほぼ抜けている号もなくポスターのもしっかいりと付いていましたし、別冊の号もありました。何より近場でしたので出張にお伺いさせていただきまして、しっかりとお値段をお付けさせていただきました。
今回のお客様は事前に、出張の予約を入れてくださっていたこともあり、出張当日は玄関前に年代ごとにキレイに並べてくださっていたので、冊数・1年12冊揃っているか・ポスターがあるか・別冊の号はあるかを確認するのが大変助かりました。御礼申し上げます。



パラパラと折れ・ヤブレ・シミなどが無いか確認させていただき、その場で現金にてお支払いさせて頂きました。

 

バイクが好きなので、会社に帰りに1980年代はどういったバイクが流行っているのだろうと思い、パラパラとめくっていたら・・・

『くたばれ4気筒!』

すごい見出しが目に飛び込んできました(笑)
いつの日か、4気筒から2気筒が流行ってきたというより、推奨してきている風潮ですね。
たしかに、4気筒より2気筒の方がシリンダー1本あたりの排気量が1/4になるのでトルクが細く感じられますので、発進時に気を使うことになるのでこのようなエンジンは扱いやすいと言いがたいですが、こういった記事を読むとメーカー側がコスト削減で2気筒を作っていて、それを否定できない雑誌側が推奨してきているように見えてしまって仕方がないです(笑)
この時代はどうだったかわかりませんが、昨今は排ガス規制なるものがあり4気筒を作製すると1クラス上の値段になるので、安価での販売は難しくなるが、バイクなどといったものはほぼ趣味の域のものなので、雑誌までがそういったことで2気筒を薦めてきてしまっているのであれば、それはそれで悲しいものです。
なんか自分が、4気筒信者みたいになってしまいましたが、4気筒が好きだったのも、ただパワーがあって速かったというだけで、その速いというのも150km/hと180km/hといったくらいの差で、その30km/hになにを拘っていたのか…(苦笑)

そういえば、バイクには「男Kawasaki」なんて言葉がありますが、誰が言い始めたんでしょうね(笑)

 

バイクは男性が乗っていることが当たり前であるかのような、枕詞。「”男”Kawasaki」。いつから女性ライダーが出てきたのか調べてみるとスーパーカブが発売された1958年からのようです。1958年以前は女性のライダーなんて皆無だったそうです。しかし、スーパーカブが発売されてから、今までの油臭い・剥き出しの機械・難しい操作・壊れやすいなどといったバイクに対してのマイナスのイメージが払拭されました。

そこからは、女性のライダーも増えてきてこともあり、そことの差別化をするために「男Kawasaki」なんて言葉ができたんじゃないでしょうかね。
自分の中ではマンガの影響もあり『Z2に乗ってる人=硬派=男=Kawasaki』みたいな公式ができあがっていて、Kawasakiが好きなのかもしれません(笑)

調べてみたついでに、メーカー側が当時のスーパーカブのページを作っておりましたので、ご参考までにURLを載せておきます。もし、ご興味がおありでしたらご覧になってみて下さい。60年近く前から女性を取り込もうとしている、広告の写真にHONDAのやる気を感じます。
http://www.honda.co.jp/motorcycle-graffiti/cub/ 

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古書店三月兎之杜では昔の雑誌を大量に買取させて頂いております。
詳しくは古書店三月兎之杜の雑誌買取のページを御覧ください。 

お電話でのご相談は、フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)までお願い致します。 

その他の買取事例は、こちらよりご覧になれますので、ご覧ください。
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投稿者:usagi


『開高健全集』( 全22巻揃/新潮社)

開高健(かいこう たけし)は昭和初期から中期頃に活躍していた日本を代表とする小説家の一人です。
代表作としては『パニック』という小説が挙げられます。
こちらは短編小説となっていて、ページ数でいえば50ページない位でしょうか。
ページ数で言ってしまうと大体の物語が50ページ位までになるので、短編小説と一括りにするのも違うのかもしれませんね。短編という具体的な定義も曖昧な所があるので、ようは読み手次第かなとも思います。


こちらの『パニック』も当然全集に入っており、1巻に収録されています。
1巻は初期短編集となっており、その中には10ページ程の物語も収録されています。
そう考えると更に短編とは・・・?と考えてしまいそうですね。

因みに27歳の時にこちらの『パニック』を新日本文学に発表し、新人作家として脚光を浴び始めました。
組織とは何なのか、非常に考え深いお話になっておりますので、気になられた方は是非一度読んでみてください。

かいこう たけし、この読み方が一般的になりますし、本名であったとの事なのですが、かいこう けん、こう読まれても間違いではないそうです。
開高健自身がサインを書く時にkenと書かれていた事もあったそうなので、どちらも間違いではないことを覚えておいても面白いかと思います。

古書店三月兎之杜では、もう自分は充分に楽しんだから、次の読みたいと思われている方へ譲りたいとお考えの方からのご相談をお待ちしております。専門の私達がしっかりと次の方へとお引き継ぎ致しますので、安心してお任せくださいませ。

メールでのご相談は、こちらの古書店三月兎之杜 全集買取のページより
お電話でのご相談は、フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)までお願い致します。
皆様のご相談を心よりお待ちしております。
どうぞ宜しくお願い致します。
 

投稿者:usagi

情報誌『ぴあ』(1978~1992年)349冊を新宿区より宅配にて買い取りさせていただきました。有難うございました。

 

今回お売りいただきました、『ぴあ』ですが自分も大変お世話になりました。
なぜ、過去形になってしまうかっていうと、『ぴあ」はもう休刊してしまったのです…。泣

その誘因となったのは、チケットの販売や情報がほぼネットに移行してしまったからにほかならないでしょう。
学生時代からライブ・フェス・スポーツ観戦・などのイベントごとが好きだったのですが、バイトの給料で行けるイベントごとなんて年に10~20回くらいなもので、そんなときに「ぴあ」を眺めていたのを覚えています。
まだ、アーティストのライブ映像なんかもVHSしかなく、1本の定価が高くて、高くて……汗
そんなときは1度行ったことがあるアーティストの、ライブスケジュールを見てこの地方では、どんなライブをしているんだろうと、妄想していました(笑)
「ぴあ」は情報だけが、ただただ書いてある印象で、その字の小さいこと小さいこと。しかも、1冊1冊は他の情報誌の「◯◯ウォーカー」などと比べたら「ぴあ」の方が厚く・字も小さいので、なんて情報量が多いんだろうと思っていました。その分、自分には興味がないことも多々載っていたのですが、今となって読み返してみると、金銭に余裕があれば色々なイベントには参加したいので、今でこそこういった雑誌をじっくり読みたいと思います。ネットでイベント情報とはを調べるのですが、興味があるものしか調べなくなってきてしまっているので、偏りができてしまいがちです。こういった紙媒体であれば、「こんなイベントやっているんだッ!!!」と、目に飛び込んでくるのですが…。

 

情報量の多さだけではなく、「ぴあ」の素晴らしいところは記事の載せ方です。アーティストごとのスケジュールではなく、そのホール・ライブハウス・イベントスペース・会館・などの箱ごとのスケジュールが載っていたことです。
自分の地元から行ける範囲のイベント会場を調べ、当時、電車しかアシがなかった自分は電車代とチケット代と、お金の相談をしたのは良い想い出です。
You Tubeなんて便利なものもなかったので、なにも知らないイベントに行ってハズレを引く日もあれば、当たりを引くイベントがあったのも本当に楽しかったです。

 

そういえば、『ぴあ』の表紙のイラストを描いていた”及川正通”は、「最も長期間にわたり同じ雑誌の表紙イラストを書き続けた人物」として2007年にギネスに登録されていたそうです。
“及川正通”が描いた『ぴあ』のポスターなども弊社は買取を行っておりますので、お持ちの方おられましたらぜひ一度、弊社にお問い合わせください。
描いてあるイラストや、状態、サイズによっては買い取れないものもございますので、予めご了承ください。

 

 買取のご相談は、古書店三月兎之杜の雑誌買取のお申し込みページよりご相談下さい。

お電話でのご相談は、フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)までお願い致します。 

 

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投稿者:usagi

雑誌『模型とラジオ』を京都府京都市東山区より宅配にて買取させていただきました。

 

雑誌「模型とラジオ」 1968~1978年の間で35冊・関連誌3冊を買い取らせていただきました。
 弊店では、全集や専門書のみを買取る書店かと勘違いされているお客様も多いようですが、古書店ですので古い書籍であれば積極的に買取を行わせていただいております。
それが全集であっても雑誌であっても漫画であっても同じことで、 弊店は価値で判断させていただいておりますので、本のタイトル・出版社・巻数・冊数をお伝えいただければ、メール・電話にて回答させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
また、冊数や巻数の不揃い具合によっては買い取れないケースもございますし、価値で判断しておりますので古い書籍であっても買取できないものもございますので、予めご了承ください。

 

今回、お売りいただきました、「模型とラジオ」は1960年代をお持ちでおられるということでしたので、30冊少々ではございますが、ご依頼を受けさせていただきました。
基本的には雑誌は小量ではお受けしないのですが、貴重な年代の雑誌であれば、数冊からでもお受けさせていただいておりますので、何か気になる雑誌をお持ちでしたら、お気軽にお問い合わせください。

 

 

こちらの雑誌は、表紙や挿絵を見る限り、子ども向けの雑誌なのかな?っと思うかもしれませんが、理科が苦手だった自分からするとチンプンカンプンです(苦笑)。子どもが学ぶにしては少々難しい内容になっている気がしますが、この雑誌を買ってお父さんと色々と実験をしたら理科がもっと好きになっていたかもしれませんね…。

 

 

色々な手作り工作のようなものが載っていて、今でこそ、色々と遊ぶものがあるかもしれませんが、今だからこそこういった遊びがしたくなりますね。
自分は出来上がったもので遊ぶことより、作っている過程がワクワクするので、こういったものづくりのページを見ていると作りたくなってきてしまいます。

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古書店三月兎之杜の雑誌買取のページを是非御覧ください。
フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時)でもお受けしております。お気軽にご相談下さい。

フリーダイヤル:0120-996-504

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『新釈漢文大系』( 明治書院/ 全121巻の内104冊)を宅配買取にてお譲り頂きました。有難うございました。

こちらは明治書院から出版されており、本来は本巻全120巻に別巻1冊が付き、全121冊で完全揃いとなりますが、まだ刊行中となっており、現在の時点では118冊まで刊行されています。いよいよ残す所の未刊は後3冊にまで迫りました。弊店におきましてもこちらの新釈漢文大系は、よくお売り頂くので、もうすぐ全巻揃うというのは、まるで我が子の成長を見届けてきたような、そんな感傷に浸ってしまうような想いになってしまいそうです。

因みに未刊となっているのが下記の3冊です。(2018年5月に最終巻が発売され全て揃いました
「白氏文集1」
「白氏文集12 下」
「白氏文集13 総索引」

「白氏文集」
皆様は、どのように読まれるでしょうか。
「はくしもんじゅう」こう読まれた方はお詳しいですね。白氏文集とは、中国の文学者でして、日本では従来「はくしもんじゅう」と呼ばれてきましたが、最近になり「はくしぶんしゅう」と呼ばれていたことも判明したそうです。

なので、どちらで呼ばれても間違いではないのです。


いつ刊行されるのか等は明確ではございませんが、そんな新釈漢文大系が全巻揃う日を待ち続けていきたいと思います。

もう自分は充分に楽しんだから、次の読みたいと思われている方へ譲りたいとお考えの方からのご相談もお待ちしております。専門の私達がしっかりと次の方へとお引き継ぎ致しますので、安心してお任せくださいませ。

ご相談は、こちらの古書店三月兎之杜 専門書買取のページより
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どうぞ宜しくお願い致します。
 

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『縮写版 大漢和辞典』 (全13巻揃 大修館書店)を富山県富山市より宅配にて買取させていただきました。

 『大漢和辞典』といえば、大修館書店より出版され、諸橋轍次を代表として数十年に及ぶ歳月を費やし完成した、世界最大の漢和辞典とも言われています。また、代表の苗字を取って、「諸橋大漢和」とも呼ばれています。

 こちらの辞典は、諸外国に例を見ない、最大級のことばの辞典と言われていて、親文字だけで5万字・熟語にいたっては50万語・篆文1万字・図版2800枚となっていて、パラパラめくって見させていただいたのですが、見聞きしたことが無い日本語載っていたりしました(苦笑)
しかし、それもこの諸橋大漢和に載っているからには、この世に存在する熟語なわけですから、自分が勉強不足なだけですね…。(汗)

 

また、この大漢和辞典というものは永久保存に耐えれるように中性紙を使用して、長期の保存に耐えられるよになっているようです。
ちなみに、人の一生を80年とすると700,800時間で、睡眠時間を7時間と仮定すると実質起きている時間は、496,400時間なので、1時間に1熟語覚えようと思っても、この辞典の熟語さえ覚えきれないまま人生を終えていきます・・・。

『大漢和辞典』には、今回お売りいただきました「縮写版」・「修訂第二版」・「修訂第一版」と種類がございますが、どの『大漢和辞典』でも弊社では買取可能となっておりますので、大漢和辞典をお売りいただけるよでしたら、是非、弊社にご連絡ください。

 

買取のご相談は、古書店三月兎之杜の専門書買取のページよりご相談下さい。

フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)でもお気軽にご連絡下さい。

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『川端康成全集』( 全35巻揃 新潮社)を島根県出雲市より宅配にて買取させていただきました。有難うございました。

 

今回、お売りいただきました『川端康成全集』ですが、お客様が状態のことをかなり気にしておられており、最初は電話にてお問い合わせを受けさせていただいたのですが、口頭でお伝えした金額と査定時の金額が異なったら嫌だから、明確に金額を言い切って欲しいとのご要望を頂き、お写真をお送り頂きました。

たしかに、電話口ですと ヤケあると一言に言いましても、弊店は古書店ですので、多少のヤケ・シミ等であれば減額せずに済むのですが、“お客様がお思いの多少のヤケ” と “弊社が考えている多少のヤケ” の考えに相違がありますと査定後に最初にお客様にお伝えした金額から減額になり、がっかりさせてしまいかねません。ですので、本当に買取金額を気になさるようでしたら、今回のお客様のようにお持ちのご本の気になる箇所を、何枚か写メールまたはLINEにてお問い合わせしていただければ、減額となり気分を悪くされることもなくなるかと思います。

状態の面で気になることがあり、「どれくらい減額されるのだろう?」とご不安な点がありましたら、一度お気軽にお問い合わせください。
ちなみに今回、お客様が送ってくださった画像はこちらです。

 

 

 

 

 
買取のご相談は、古書店三月兎之杜の全集買取のお申し込みページよりご相談下さい。

フリーダイヤル:0120-996-504

 

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投稿者:usagi


デアゴスティーニ 週刊 ランボルギーニ カウンタック LP500S 全80巻
現時点での通常の買取価格:51,000円買取


デアゴスティーニ 週刊 和風ドールズ・ハウス 伝統旅館をつくる 全110巻
現時点での通常の買取価格:16,000円買取

上記のお品を一括でお譲り頂きました。
今回のご依頼もメールからのお問い合わせからとなり、当初は出張買取をご希望だったのですが、只今実施している分冊百科超上乗せ買取キャンペーンは、出張買取には適用ができない為、その趣旨を伝えし、お見積りを出させて頂きましたら、最終的には宅配での買取をお願いしたいとの事でお受け致しました。

勿論出張にもお伺いさせていただくことは出来るのですが、今回の場合、こちらのお品を出張買取でお売り頂くと買取総合計は67,000円となります。


ですが、
お客様に発送用のダンボールをご用意していただく当店への着払い宅配買取になりますと・・・

上乗せ(1)買取総額が6万円を超えましたので8,500円アップ
上乗せ(2)全巻お揃いが2セットありましたので3,000円アップ
上乗せ(3)ご発送のダンボールをお客様にご用意して頂けましたので500円アップ

キャンペーン適用後の買取価格、合計79,000円となりました。

12,000円もの上乗せです。


本来7月31日までで終了だったのですが・・・
買取金額他店様圧倒!!

大好評につき延長致しました!!!
キャンペーンの詳細は上記をクリックお願い致します。

古書店三月兎之杜では、全号未開封は当然の事ながら、途中まで組立済み、未開封だけどビニールが破れてしまっている、最初の号は開いているけど途中からは未開封、完成品等、様々な状態でも 買取らせて頂けるよう努力しておりますので、まずは、お気軽にご相談くださいませ。ご相談は、古書店三月兎之杜のデアゴスティーニ買取価格表のページよりご相談下さい。

メールでのご相談は、こちらのお問い合わせページより
お電話でのご相談は、フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)までお願い致します。
皆様のご相談を心よりお待ちしております。
どうぞ宜しくお願い致します。
 

投稿者:usagi



○古刀銘盡大全 全9冊
○鐔名作集
○刀剣要覧



一般的に「刀」とは片側が刃になっているものの事を指し、「剣」とは両側が刃になっているものの事を指して呼ばれています。

ですが、一概には言い切れない部分もありまして、例えば刀というと上に反っているものを想像しますよね。逆に剣といえば真っ直ぐな童話の勇者が持っているようなものを想像するかと思います。その2種類に分かれるのかと思いきや、「短刀」というものもあり、こちらは短いながらに少し反っていて、両側に刃が付いています。分かりやすく想像するなら盗賊が持っている様なものです。

あれは勿論イラストなので、どちらかと言えばナイフや短剣のようなものだとは思いますが、他にも短刀には鐔が付いていなかったり、銃剣と呼ばれるものもあったりと、刀剣の定義と世界は奥深く、実に面白い世界だと思います。
刀剣と呼べる類のものは、日本でも古墳時代よりも前から存在していたそうですが、日本刀と呼ばれる刀の出現は本当に平安時代辺りからなのか、正しくはいつから出現したのでしょう・・・。


当店では、このような刀剣、太刀、鐔等に関するご本も積極的に買い取りさせて頂いております。
刀剣に関する本のようなものがあるけど価値が分からない・・・等といった場合にもお気軽にご相談して頂けますと幸いです。専門の私達がしっかりと拝見させていただき、その価値を見出します。

メールでのご相談は、こちらの古書店三月兎之杜の文化教養書買取のページより
お電話でのご相談は、フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)までお願い致します。
皆様のご相談を心よりお待ちしております。
どうぞ宜しくお願い致します。

投稿者:usagi

東京都板橋区より宅配にて『鏡花全集 』全30巻揃(28巻+別巻+月報巻)岩波書店を買取させていただきました。有難うございました。

江戸文芸の影響を深く受けた、怪奇幻想趣味は、現代でも高く評価されていて、その中でも鏡花の持ち味である、幽玄で華麗で鏡花特有の文体・精工かつ精妙の限りを尽くした作風は、川端康成、石川淳、三島由紀夫らにかなりの影響を与えたそうです。

最後に、中島敦が鏡花のことを激賞している文がございましたので、抜粋させていただこうと思います。

「日本には花の名所があるように、日本の文学にも情緒の名所がある。泉鏡花氏の芸術が即ちそれだ。と誰かが言って居たのを私は覚えている。併し、今時の女学生諸君の中に、鏡花の作品なぞを読んでいる人は殆んどないであろうと思われる。又、もし、そんな人がいた所で、そういう人はきっと今更鏡花でもあるまいと言うに違いない。にもかかわらず、私がここで大威張りで言いたいのは、日本人に生れながら、あるいは日本語を解しながら、鏡花の作品を読まないのは、折角の日本人たる特権を抛棄しているようなものだ。ということである。しかも志賀直哉氏のような作家は之を知らないことが不幸であると同様に、之を知ることも(少くとも文学を志すものにとっては)不幸であると(いささか逆説的ではあるが)言えるのだが、鏡花氏の場合は之と異る。鏡花氏の作品については之を知らないことは不幸であり、之を知ることは幸である。とはっきり言い切れるのである。ここに、氏の作品の近代的小説でない所以があり、又それが永遠に新しい魅力を有つ所以もある。」

 

現在出ている資料では、中島敦と泉鏡花は全く面識が無いことが分かっています。あの中島敦がここまで言うのは相当なことだと思います。
この激賞されている文を読んだらまた鏡花が読みたくなって参りました。「高野聖」を久しぶりに読もうと思います。

 

買取のご相談は、古書店三月兎之杜の全集買取のお申し込みページよりご相談下さい。

 

フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)でも受付しております。

 

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投稿者:usagi

『南方熊楠全集』 全12巻+『南方熊楠日記』 全4冊 を和歌山県和歌山市より宅配にて買取させていただきました。有難うございました。

この本を書かれた時代を考えると、この南方熊楠という人の行動力は尋常じゃないというのが感想です。
これだけの情報を収集して記憶し、それを本にするというのは常人ではできないことだと思います。天才、奇才、巨人・・・と彼が呼ばれる所以ですね。

古書店三月兎之杜では民俗学書籍の買取を積極的に行っております。詳細につきましては民俗学書籍買取ページをご確認ください

WEBお申込みフォーム
メールでご相談は、WEBご相談フォームがお薦めです
LINE査定フォーム
写真を送るだけの便利な簡単LINE査定も大好評です。

フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休) 担当者直通のフリーダイヤルはこちらです。何でもご相談下さい。 (フリーダイヤル:0120-996-504/10-20時/年中無休)

皆様からのご相談を心よりお待ちしております。

投稿者:usagi

『開高健全集』( 全22巻揃 新潮社 月報揃)を三重県伊勢市より宅配にて買取させていただきました。有難うございました。

今回、買取させていただきました、開高健の作品にも「日本人の遊び場」というものがあり、これが本当に面白い作品です。パチンコ・ボウリング・サーキット・プール・別荘・映画館・木馬亭・船橋ヘルスセンターなどなど・・・、1960年代前半を生きた人間が遊んだと言われる数々の場所のルポルタージュです。ちなみに船橋ヘルスセンターには”トルコ風呂”がありましたが、意味合いが違うと思われますので念の為。

 

 

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『新版 芥川龍之介全集』( 全24巻 月報揃/岩波書店) を大阪府高槻市より宅配にて買取させていただきました。

 

文学にあまり詳しくない人でも名前くらいは聞いたことがある”芥川龍之介”。
一般的なイメージとしては、国語の教科書に載っている人・文学賞の名前になっている人といったところでしょうか。

中学生の時に「羅生門」を国語の教科書で読んで、作品の闇の深さにドキドキしたのを覚えております。その時の国語の先生が、芥川龍之介を心底好きな先生で良く「芥川は天才だ。」と言っておりました。その時の先生になぜ、芥川龍之介が天才なのかと聞いたら、「文芸的な、余りに文芸的な」」を読めばわかると言われ読ませていただいたのですが、さっぱりわかりませんでした。(笑) 本を貸してもらって読んだにもかかわらず、全く理解でず恥ずかしくなった自分は、先生には何も言わずその本を返しました・・・。

古書店で働くようになって、芥川龍之介の名前を聞くたびに、この「文芸的な、余りに文芸的な」を何度も読んできました。そこで、多分、中学の時の先生は、これが芥川のスゴいところだと思ったので引用させてもらいます。

 

「最後に僕の繰り返したいのは僕も亦今後側目わきめもふらずに「話」らしい話のない小説ばかり作るつもりはないと云ふことである。僕等は誰も皆出来ることしかしない。僕の持つてゐる才能はかう云ふ小説を作ることに適してゐるかどうか疑問である。のみならずかう云ふ小説を作ることは決して並み並みの仕事ではない。僕の小説を作るのは小説はあらゆる文芸の形式中、最も包容力に富んでゐる為に何でもぶちこんでしまはれるからである。若し長詩形の完成した紅毛人の国に生まれてゐたとすれば、僕は或は小説家よりも詩人になつてゐたかも知れない。僕はいろいろの紅毛人たちに何度も色目を使つて来た。しかし今になつて考へて見ると、最も内心に愛してゐたのは詩人兼ジヤアナリストの猶太人ユダヤじん――わがハインリツヒ・ハイネだつた。 (昭和二年二月十五日)」

僕らは誰もみんな出来ることしかしない。これを言いのけることが、単純に芥川のスゴいところだと思っています。
あの時の先生と自分が芥川の同じ部分を好きかはわかりませんが、自分は「文芸的な、余りに文芸的な」を読んで芥川のすごさはここにあると感じました。

 

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デアゴスティーニ 『週刊ハーレーダビッドソン』全89号。全号未開封の状態でお売り頂きました。


デアゴスティーニ『 週刊 スター・ウォーズ ミレニアム・ファルコン』 1~23号。
内訳としましては、1~16号 組立済み 17,18,19 部品のみ未開封 20~23 未開封 冊子/部品全揃。
こちらは、2016年1月に創刊され現在も刊行中の大人気、スター・ウォーズからの「ミレニアム・ファルコン号」です。


当然まだ未完成ですが、流石のデアゴスティーニです。リアルに出来上がりそうです。


完成するとこのようになります。このように途中まで組立済みの状態でも、弊店ではなるべく高価に買い取りさせて頂けるよう、努力しております。

また、只今デアゴスティーニ(買取価格表有)デルプラド、アシェット、イーグルモス(買取価格表有)、その他刊行物、分冊百科に対する買取額上乗せキャンペーンを行っております。

途中まで組立済みの場合や、刊行中、もしくはその他の分冊百科のシリーズのお品をお持ちで、やむを得ず売却をお考えの方がおりましたら、是非当店までご相談ください。価格表に載っていなくとも買取りできる場合も多々ございますので、お気軽にお問合わせをいただけますと幸いです。

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岩波書店 『志賀直哉全集』( 全22巻揃 月報揃)を広島県尾道市より宅配にて買取させていただきました。

 

「小説の天才」
 
とも、呼ばれている志賀直哉。

彼の代表作はいくつもありますが、中でも「濁った頭」から「暗夜行路」で終わる、志賀直哉自身とその父への想いを綴った小説ではないでしょうか。
父との関係を綴った作品と書きましたが、志賀直哉は祖父母のもとで育てられ、その影響でおじいちゃん子となり、祖父を尊敬しているその一方で温厚な祖父とは対照的だった父親のことを良く思わなくなり、次第に溝は深くなっていったそうです。

最終的に偉大な小説家として評価される志賀直哉ですが、”20年近く父親との闘争”という彼の人生ともいうべきテーマを34歳のときに発表した「和解」で書き終えると、その後に発表した「或る男、其の姉の死」・「暗夜行路」をのぞき作品は評価されなくなっていきました。
志賀直哉は88歳と大往生でしたが、作家としての人生は34歳時には終わっていたのかもしれません。

しかし、自分の人生をテーマに作品を書ききれたのは、作家として大変幸せだったのではないかと思います。
冒頭で「小説の神様」と呼ばれていますが、その理由としまして、志賀直哉の作品の「小僧の神様」に掛けて、そう呼ばれているという説があります。

 

最後に志賀直哉は、志賀直哉自身の気持ちを素直に書いた結果、評価されたという他の作家にはないものを持っていると感じます。
言ってしまえば、小説なんて読みて側の”作家が何を書きたかった”のかよりも”読み手が何を感じた”かが大切だと思います。

志賀直哉の作品を読まれたことのない方は、『なぜ志賀直哉が神様と呼ばれているか』 を考えて読んでみるのも面白いかもしれませんね。

 

ご相談は、古書店三月兎之杜の全集買取のお申し込みページよりご相談下さい。


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