J GM J groove magazine
かつて、ジェイロックマガジン社が発行していたアーティスト雑誌『J GM /J groove magazine(ジェイ グルーヴ マガジン)』を30冊以上、宅配買取でお譲り頂きましたのでご紹介させて頂きます。
2000年9月に創刊されましたが、残念ながら2006年の5月号(NO.67)で休刊となってしまいました。今となっては貴重な雑誌です。クオリティの高い写真が多く、お洒落な雑誌でしたね。
ジェイロックマガジン社はビーイング系の出版社であったため、同じく傘下のGIZAレーベルのアーティストをメインに特集しておりました。

倉木麻衣
左が創刊号になります。表紙はご存知、倉木麻衣さん。当時まだ高校生です。

i-img600x464-1538558843tpzvqr3540
倉木麻衣以外にも、小松未歩、GARNET CROWなど、様々なGIZA系アーティストが登場いたしました。
倉木麻衣『MAIエッセイ』や小松未歩『小松未歩のヘンな物さし』など、アーティストのエッセイも連載しておりましたね。


GIZA系といえば、他にも、愛内里菜・AZUKI七(GARNET CROW)、上原あずみ、三枝夕夏など、多数のアーティストがおりましたね。 
CDが売れない時代、事務所のメディア戦略というのも、非常に難しい時代になっております。その中でも、ビーイングが進めた『J groove magazine』は意味のある展開だったと思います。廃刊した今でも、本雑誌を懐かしむファンが多いのがその証左でしょう。
貴重な雑誌をお譲り頂きまして、どうも有難うございました。


古書店三月兎之杜では、皆様が大事にされていた思い出の雑誌を、大切にお取り扱いさせて頂きます。
詳しくは、古書店三月兎之杜のアイドル雑誌買取のページを御覧ください。
フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)でもお受けしております。
どうぞお気軽にご相談下さい。
皆様からのご相談を心よりお待ちしております。

投稿者:usagi

はじめての分析哲学
(『はじめての分析哲学』大庭健著(産業図書/1990年)

ミステリ作家、千澤のり子先生の11月のエッセイは、「大庭健さん 追悼のかわりに」と題し、 本年(2018年)10月11日に72歳でご逝去された、倫理学者であり、専修大学教授でもあった大庭健先生の追悼文を掲載させて頂きます。あたたかい追悼の文章です。是非お読み下さい。
<千澤のり子先生エッセイ 第13回 「大庭健さん 追悼のかわりに」>NEW!


過去のエッセイはこちらです。是非ご覧下さい。
・第12回「ミステリいろいろ”初めて話”」
・第11回「竹本健治さんのお宅訪問!」
・第10回 「人生の最期に読む本」
・第9回 「本格ミステリ好き女子(偶然の我孫子武丸先生)
・第8回「記憶の中の作家 中町信
・第7回「ひかわ玲子先生のお宅訪問!
・第6回「装幀・装画のこと」(『本格ミステリ・ベスト10』原書房)/(羽住典子)
・第5回『21世紀本格ミステリ映像大全』執筆のこと(羽住典子)
・第4回「図書館」の無料放出本のこと
・第3回「火の鳥」(手塚治虫著/角川書店版)
・第2回「たんぽぽ館」の思い出(児童書専門書店)
・第1回「ミステリ作家 千澤のり子」

投稿者:usagi

ヴィクトリー号

デアゴスティーニ『HMSヴィクトリーを作る』をお譲りいただきましたのでご紹介いたします。

現在でも特に人気の高い戦烈鑑『HMSヴィクトリー』を製作できるものとなっており、全120巻で完成となります。頭の「HMS」とはイギリス海軍艦艇に付けられる接頭辞で「国王もしくは女王陛下の船」という意味です。日本でいう所の船に「~~丸」と付けるみたいな感じですね。ヴィクトリーですから「勝利丸」ってところでしょうか。

ヴィクトリー号 表紙

このヴィクトリー号はイギリスの大英雄ネルソンも旗艦にしていた世界最古の現役軍艦です。現在は記念鑑でもあるので海や戦いの舞台へ出ることはありませんが、全盛期の活躍はあのナポレオンを擁したフランスの侵攻をネルソンと共に旗艦跳ね返したりと目覚ましいものでした。現在の記念鑑にはネルソンが撃たれた場所を示すプレートまであるとか。ネルソンが戦死した激戦トラファルガー海戦でもひどい損傷を受けながらも沈没せず戦果を上げたりと名前に偽りなしの立派な戦艦、自分も機会があれば是非現地に足を運んで実物を見てみたいものです。

ヴィクトリー号 第一巻

勿論書籍の方には当時のトラファルガー海戦の状況やヴィクトリー号自体のスペックを事細かに解説してくれています。創刊号にはビギナーズガイドと共にスタートアップDVDも付いているので映像で分かりやすく組み立ての感覚を掴むことができます。コツコツ少しずつ組み立てていってあの雄々しいヴィクトリー号が完成したときの喜びは一入でしょうね。

現在も残るイギリスの代表的戦艦ヴィクトリー号をその手にできるデアゴスティーニの『HMSヴィクトリーを作る』のご紹介でした。


三月兎之杜ではデアゴスティーニなどの買取を行っております。途中で挫折してしまったですとか、置き場所が無くてという時に是非当店をご利用ください。
詳細なその他のデアゴスティーニ買取事例はこちらからご覧ください。

メールでのご依頼は、買取のお申込みページより
写真を送るだけのお見積もりをご希望の場合は、らくらくLINE査定ページより
お電話からのご相談は、フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)までお願い致します。
皆様からのご相談を心よりお待ちしております。

投稿者:usagi

『呉昌碩自鈐印譜五種』(東京堂出版/全巻揃)が入荷致しましたのでご紹介いたします。

item img 1

類語辞典など一風変わった辞典を出版することでお馴染み、東京堂出版さんから出版されました、篆刻の専門書『呉昌碩自鈐印譜五種』をお売り頂きました。どうも有難うございました。
呉昌碩とは中国の近代頃に活躍した芸術家です。この方かなりすごい人で、篆刻だけでなく、詩、書道、画にも精通していて、どの分野においても非常に優れた人物で、『四絶』というフィクション作品のようなカッコイイ称賛を受けて、近代中国において最も優れた芸術家とも目される万能系の天才です。

item img2

そんな素晴らしい芸術家の遺した篆刻作品を青年期からの印風を通して眺めることのできる5種の印譜を収録しています。収録されているのは蒼石斎篆印・鉄函山館印存・老缶印蹟・削觚廬印存2種となります。どれも気品があって繊細な作品です。鉄筆でこれだけ流麗に描けるというのは本当に素晴らしい腕を持った芸術家だったのだなと、改めてその存在の大きさに感服してしまいます。最近中々時間も無く、展覧会にも行けていないので、こういった書籍で眺められるのはいいですねぇ。こういった書籍の形であればいつでも自宅で鑑賞を楽しむことができるので重宝しますね。勿論、展覧会などの立ってちゃんとしたライティングの元、見るのも色々な面が見れて非常に楽しいのですが。

はがきなどを送ることも無くなって久しいですが、こちらの書籍を眺めていますと、オリジナルの篆刻で人に手紙を出したりしたくなってきてしまいます。

中国の伝説的芸術家呉昌碩の作品を堪能できる印譜『呉昌碩自鈐印譜五種』のご紹介でした。


 

古書店三月兎之杜では書道、篆刻/印譜に関する専門書の買取を積極的に行っております。

買取事例・買取のご相談は古書店三月兎之杜の書道本買取ページをご覧ください。
WEBサイトからの買取のご依頼はこちらからできます。

写真を送るだけの簡単お見積もりをご希望の方はらくらくLINE査定ページより
お電話でのご相談の場合は、フリーダイヤル:0120-996-5041020時/年中無休)まで。

皆様からのご相談を心よりお待ち申し上げております。
どうぞお気軽にご連絡下さい。

投稿者:usagi

item img 1

『マンハイム全集』(潮出版社/全巻揃)が入荷致しましたのでご紹介します。

知識社会学を構想したハンガリーのユダヤ人社会学者カール・マンハイムの著作を集めた全集になります。

item img 2

全集ではありますが、彼は前述のとおり社会学者なので物語といった作品ではなく論文などが主になっています。
さてそんなマンハイムがどんな事を言っていた学者かと言いますと、当時はマルクス主義が非常に流行っていた時代だったこともあり、マルクス主義についての批判を行っています。あの時代マルクス主義はある種完璧な理論として大衆に支持されたのですが、結局その考え方だって物事を認識する仕方の1つに過ぎないのだと主張したんですね。現在の私たちからすればそれは当たり前の事だと、後の時代に起こった事を知っているので言えますが、当時は資本主義がある程度浸透した中で歪み生じ始めていて、世界が新しい基盤を欲していた時期でもあったりしたので、マルクス主義がちょうど時代と合致していたんですね。
そんなマンハイムが提唱したのが知識社会学です。簡単に言えば、人間の思想ってものはその個人だけで生み出された物じゃなくて、その時代の社会的歴史的状況との関係性の中形成されるんだからそういった事も加味して把握しようとすることで、まずは自分がそのある立場からの視点で物事を見ているって事を自覚しよう。という考え方です。今でも何となく通じることのある話ではないでしょうか。

item img 3

マンハイムのマルクス主義の批判などの中にある冷静な分析は、今日の自分たちにもハッとさせられる部分があるのではないかと思います。マンハイム自身、彼の主張するそういった立場を自覚した「浮動する知的存在」になれていたか、と言われれば難しい所ではありますが、少なくとも彼の考え方は覚えておいて損はないんじゃないかと、またこの全集の訳者は大変有名な大河内氏らが行っているので大変信頼できるものとなっています。

『マンハイム全集』のご紹介でした。


三月兎之杜では哲学思想の専門書、全集の買取も行っております。
古書店三月兎之杜の哲学思想書の買取ページはこちらへ。

古書店三月兎之杜の詳しい全集の買取事例はこちらから。

メールでのご相談の方は、こちらのお問い合わせページより 
ラインでのご相談の方は、こちらのらくらくLINE査定ページより
お電話でのご相談の方は、フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)
までお願い致します。皆様からのご依頼を心よりお待ちしております。どうぞ宜しくお願い致します。

投稿者:usagi

近代映画1975年
往年のアイドル雑誌『近代映画』を1975年から1980年まで、ほぼお揃いの状態でお譲り頂きました。
付録も残っており、状態も大変良好で、大切に保管されていらした事がわかります。持ち主の方も「青春の思い出の雑誌なので、大切にしてくださるお店に」というご意向で、弊店にご依頼を頂いたそうです。
どうも有難うございました。

それでは早速に表紙の写真を見ていきましょう。
まずは1975年(昭和50年)。ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの「あんなあの娘の何なのさ」という歌詞が流行った年です。
1月号は欠ですが、それ以外ですと、山口百恵ちゃん、桜田淳子ちゃん、早乙女愛ちゃん、浅田美代子ちゃん、岡田奈々ちゃん、そして「ロマンス」が年間オリコン6位と大ヒットした岩崎宏美ちゃんというラインナップです。

RIMG0080_R
続きまして1976年、「およげ!たいやきくん」がオリコン1位をとった時代です。
こちらも百恵ちゃん、淳子ちゃん、奈々ちゃん、ちゃんというラインナップですね。百恵ちゃんは「横須賀ストーリー」が大ヒットしました。「これっきり、これっきり、もう、これっきりですか~♪」懐かしいものです。


1977年です。百恵ちゃん、淳子ちゃんの巨塔の間に、ピンクレディーのミーちゃんとケイちゃんが食い込んできましたね。
ピンクレディーは「渚のシンドバッド」が年間オリコン1位を筆頭に「ウォンデッド」「カルメン’77」「S.O.S」の3曲がトップテン入りです。


1978年です(8月号欠)。この年も年間オリコントップ3は「UFO」「サウスポー」「モンスター」とピンクレディーが独占です。特にユーフォォ!は当時は皆さま振り付けを真似されましたよネ。
表紙では安定の百恵ちゃん。ちょっと待って!「プレイバックPART2」はこの年です。そして榊原郁恵ちゃんや石野真子ちゃんの登場です。
郁恵ちゃんは前の年、そして真子ちゃんは「狼なんか怖くない」で同年3月にデビューでした。

RIMG0087_R
1979年です。ゴダイゴの「ガンダーラ」や西城秀樹の「Y.M.C.A」がお馴染みですね。さだまさしの「関白宣言」もこの年です。
表紙としましては、「いい日旅立ち」の百恵ちゃんの間に、コメットさんの大場久美子ちゃん、そして郁恵ちゃん、真子ちゃんです。

RIMG0088
さて1980年です。百恵ちゃん、真子ちゃん、郁恵ちゃんのレギュラーに、藤谷美和子ちゃん、倉田まり子ちゃんが登場です。
百恵ちゃんはこの年に三浦友和との婚約、結婚を発表し、時代は”ポスト百恵”として次のアイドルを探していました。

RIMG0089
ちなみに河合奈保子ちゃんも「西城英樹の妹」でオーディションを勝ち抜きデビューが決定しましたね。


ポスト百恵ちゃん、運命の星はこの人を照らしました。松田聖子ちゃんです(ベストテンの台本など松田聖子ちゃんグッズのご紹介はこちらへ)


聖子ちゃんは岩崎良美ちゃんとも仲良しでしたね。夜はいつもお互い長電話をしていたそうです。

---
以上、駆け足で青春時代のアイドル雑誌を振り返りました。この記事を纏めさせて頂いて、店主も愉しいひとときでした。
どうも有難うございました。


古書店三月兎之杜では、皆様の大切な懐かしの「アイドル雑誌」を買取させて頂いております。
詳しくは古書店三月兎之杜のアイドル雑誌買取のページを御覧ください。
フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)でもお気軽にご相談下さい。
皆様からのご相談を心よりお待ちしております。

投稿者:usagi

omosirobook01

杉浦茂先生のコレクター様より、昭和30年代の『おもしろブック』と『幼年ブック』の付録をまとめてお譲りいただきました。杉浦茂先生には熱心なファンも多く、なかなか市場に出ることも少ない貴重なアイテムの数々と思います。どうも有難うございました。(こちらは全て売却済みです。)

さて『おもしろブック』と言えば、集英社が株式会社化された昭和24年に創刊された雑誌で、創刊当初のキャッチフレーズは”明るく楽しい少年少女雑誌”でした。創刊当初の表紙には男の子と女の子が描かれていましたが、数年後には男の子のみになります。

omosirobook02
今回お譲りいただいた物の中の1点は、昭和30年に発行された「おもしろブック6月号ふろく」の『別冊おもしろブック』になります。
目次を見る限りでは当時流行っていた”時代物”・”相撲”・”プロレス”・”柔道”・”プロ野球”、そして発売された昭和30年に2作目の「ゴジラの逆襲」が公開された”ゴジラ”が誌面を賑わしています。

omosirobook03
やはり当時の”ゴジラ”ブームは凄かったようで、表紙をめくると見返し部分で”アンギラスと斗う怒りのゴジラ”の見開きが登場、書いているのは、空想科学イラストでお馴染みの小松崎茂先生。

omosirobook04
そして、杉浦茂先生といえば、ゴジラ漫画の2作目にあたる「大あばれゴジラ」が掲載されています。

omosirobook05
さらに時代小説家の吉川英治先生の「天兵童子」の”絵物語”も掲載されています。(絵物語(えものがたり)とは挿絵の比率が非常に高い小説。出典Wikipedia)
他にも梶原一騎・文の『プロレスリング絵物語』や、松沢のぼる先生の『りきどうくん』など当時の子どもたちがワクワクする内容が盛りだくさんです。

omosirobook06
続いて杉浦茂先生が描かれた、昭和30年と32年の『幼年ブック』のふろくが4点。
『幼年ブック』は同じく集英社から昭和28年に創刊された幼児や低学年向けの雑誌になります。

omosirobook07
幼児や低学年向けの児童漫画ということで、今回お譲りいただいた誌面を見ても、”大きなコマ割り””文字はほとんどがひらがな””漢字には全てにふりがな”という児童漫画の特徴が見られます。
また、ページの最後には200冊近くまで発行されていたおもしろ漫画文庫の広告も。

「ドロンちび丸」は杉浦茂先生の作品の中でも人気の高い作品で、「猿飛佐助」や「少年地雷也」と同じく、忍術を得意とする主人公が活躍する作品です。『幼年ブックス』本誌の掲載以外にも、今回お譲りいただいた様に付録などにも掲載されていたので、総ページ数にするとかなりの超大作になります。
数年前に「杉浦茂マンガ大全集」が電子書籍化された際には第1弾で「ドロンちび丸」(全3巻)が配信されていますので、気になる方はチェックしてみて下さいませ)。

omosirobook08
そして今回1番の目玉が昭和32年に発行された『幼年ブックス増刊号』のふろくの「猿飛天助」。
かなりのレアな物で、あまりオークションやお店にも出回らない貴重な品になります。

猿飛佐助の息子という設定の「猿飛天助」。歳は10歳位、遊星モネ国のお姫様「モネ姫」が他の星へ引っ越しをする移動中に地球に不時着、佐助との間に生まれた子供という設定です。母からは不思議な力を受け継ぎ、父からは忍術を受け継いだ為、強い力を持つ彼は、天から来た息子なので天助と命名されました。

ちなみに最後のコマは、父親が完成させた宇宙ロケットで親子三人で宇宙探検に出かけるという所で終わります。

omosirobook10
誌面を見ると児童漫画という事でひらがなが多く、コマ割りも大きくなっています。全てのコマに番号が振られているのも面白いところです。

 

この度は貴重な『おもしろブック』と『幼年ブック』のふろくをお譲りいただきましてありがとうございました。


古書店三月兎之杜では、このような古い漫画雑誌や付録の買い取りをさせて頂いております。もしお持ちの方で売却をお考えの方がおりましたら、是非一度ご相談くださいませ。

買取のご相談は古書店三月兎之杜の雑誌買取り・月刊誌買取の買い取りページより
メールでのご相談は、こちらのお問い合わせページより
ラインでのご相談は、こちらのらくらくLINE査定ページより
お電話でのご相談は、フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)までお願い致します。
皆様のご相談を心よりお待ちしております。

どうぞ宜しくお願い致します。

投稿者:usagi

フランス料理等に関する本 まとめて77冊set ワイン 西洋
フランス料理の職人様より、フランス料理等に関する本を大量に買い取らせて頂きました。どうも有難うございました。

フランス料理等に関する本 まとめて77冊set ワイン 西洋2

フランス料理といえば、中華、トルコと並ぶ世界三大料理の一つとされています。そして料理の構成は前菜、メイン、デザートの形が基本です。そして前菜はあまり重くなくすぐに食べられるもの、メインは肉や魚の料理と野菜などを使ったつけあわせが一緒に皿に盛られたもの、その後デザートに甘いものが一皿ずつ順番に出されます。

また、より高級なお店のフルコースになると、突き出しに前菜、スープ等が出され、最後は焼き菓子とともにコーヒーで締めます。逆に庶民的なお店では、メインだけで済ませることもあるそうです。

エスコフィエ フランス料理 柴田書店 1969年初版2

さて今回買い取りさせていただいた本の中に、”エスコフィエ フランス料理 LE GUIDE CULINAIRE”がございましたので紹介させて頂きます。

タイトルのエスコフィエとは著者のことです。著者”オーギュスト・エスコフィエ”はフランスで生まれ12歳で料理人になったとされ、イギリスでの活動が主でした。彼はドイツ皇帝ウィルヘルム2世から「朕はドイツの皇帝、君は司厨士の皇帝」と称えられたそうです。(※司厨士はシェフの意)

しかし、彼は極めて謙虚でした。そしてこんな言葉を残しています。「人は学べば学ぶほど、さらにいっそう学ばねばならないことがわかる。そして、学習は知性を啓発するばかりではなく、料理の実践において、自らを完成させていくのを助ける方法を与えてくれるのである」と。

エスコフィエ フランス料理 柴田書店 1969年初版3

ただこの本は分厚いので料理をするとなるとコピーを取りながら使う必要がありますが、これ1冊あれば全て済むと断言できるほどの膨大なレシピが載っています。本格的なフランス料理を調理したい方は一度読んでみてはいかがでしょうか。

にしてもこれだけの料理に関する様々な本があるとは・・・。今回ご依頼くださったお客様は料理研究に相当熱心な方だったのでしょうね。フランス料理等、世界の料理に関する本をお譲りいただきまして、どうも有難うございました。


古書店三月兎之杜では、皆様が大切に集められていた様々なジャンルの料理本も買い取りさせて頂いております。

買い取りのご相談は、古書店三月兎之杜の料理本買い取りページを是非御覧ください。

PCからメールでの買取のご相談は、お問い合わせページから。
スマホから気軽に査定をご希望の場合は、らくらくLINE査定ページから。
お電話でのご相談は、フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)までお願い致します。

どうぞ宜しくお願い致します。

※他のフランス料理買取事例の一例です。宜しければ是非ご覧ください。
・『現代フランス料理宝典』を買い取り致しました。
・『レストランの最高峰 ピラミッドのすべて』を買取致しました。
・洋書のレシピ本を買取致しました。

投稿者:usagi


経絡指圧の創始者、増永静人先生の著作『経絡指圧 治療百話』(平成6年増補版/医王会指圧研究所:発行)の新本を委託販売しております。
弊店では『スジとツボの健康法』に続く2冊目の取扱いになります。
ご購入はAmazonの販売ページよりお願い致します。


本誌は、雑誌『人間医学』に連載され、後に同出版社から昭和55年に発行された本をベースに数話を加えた、増補第2版(平成6年発行)となります。
副題が「カルテの余白」とあります通り、増永先生が治療に当たっての感じたことや実例等の内容になります。「まえがき」から抜粋しましょう。「同じ病名をつけられ、似たような症状をもつ場合でも、その病人の体質や性格、また生活環境によって、かなり異なった病気の成り立ちやその対応の仕方があって、そのことを考慮しないでは、的確な治療にならないことを、東洋医学の立場から痛感することがしばしばある。そうした具体例を幾つか拾い上げて、実際に経験した私自身の感動を、何かの機会に書きとめておけば、それが役に立つ人も何人かあるのではないか、と思いついた。」
私も読ませて頂きましたところ、医道の日本社発行の『経絡と指圧』を補完するような内容かと思います。『経絡と指圧』よりも軽いタッチで日常的な”肉声”が記録されている本と言って良いでしょう。本音に近い部分を語っていると思います。故人となった今、私たちは書物からしか追体験を得ることが出来ません。その点、この本は大変リアルですし、私のような指圧師では無い”ただの患者”でもあっても、大変に考えさせる内容だと思います。更に個人的には、医王会にてご子息の増永晴彦先生に治療でお世話になっております身ですので、治療の意味をより深く理解するためにも、また自分自身の体のケアをどのように考えるかという点でも、有益な書物でした。
医王会で経絡指圧講習を受講される方以外にも、東洋医学を学ばれる方、体について深く考えたい全ての方にお勧めの書籍です(店長より。)

-目次 -
・まえがき
1.子供の脚 
2.股関節脱臼
3.腰痛
4.五十肩
5.胃潰瘍
6.胃下垂
7.甲状腺腫瘍
8.バセドー病
9.心で診る
10.神経性下痢
11.出張治療
12.側弯症
13.車椅子
14.絶対安静
15.じんましん
16.喘息
17.アレルギー性皮膚炎
18.心身問題
19.ある因縁
20.近視
21.胃性貧血
22.むちうち症
23.心筋梗塞
24.狭心症
25.心悸亢進
26.怪我
27.胆石
28.ノイローゼ
29.不眠症
30.癌と丸山ワクチン
31.癌と因縁
32.食欲不振
33.未熟児
34~37.海外講習A~D
38.麻薬
39.脳性麻痺
40.治療ということ
41.わがまま
42~43.世界ヒューマニティ大会(上・下)
44.登校拒否
45.病名の背後
46.手の荒れ
47~50.ヨーロッパ講習(A~D)
51~52.経絡診断(上・下)
53~54.待つということ(上・下)
55.潰瘍性大腸炎
56.身内の病
57~58.腹部の治療(上・下)
・あとがき
(全305頁)


増永静人先生の他の著作は、医王会指圧センターでも取扱しております。
詳しくは「経絡指圧(禅指圧)/増永静人先生の本を販売中です(医王会にて)」のページを御覧ください。

投稿者:usagi

旺文社の『中一時代』や、学研の『中学三年コース』といった「学年誌」を買取させて頂きました。有難うございました。

item img 1

旺文社が発行していました学習雑誌である『中一時代』、学研が出していた『中学一年コース』などがライバル雑誌としてありましたね。今回どちらもお譲りいただきました。
本当に似ているので、よく両親が間違えて買ってきてました。今改めて見ると、フォントまで両者結構似ているので、本当にライバル雑誌として競ってたんだなぁと感じます。
この二つの雑誌と言えば、年間購読の申し込みを行うと、万年筆やラジオといったかなり頑張ったプレゼントが貰える事で有名でした。時代を彩ったアイドルなどが「年間購読してねー」と勧誘してました。本当に学習目的かな?と首を捻ってしまうような勢いがありましたね(苦笑)。実際勉強の記事以外も載っていましたし、自分もそっちの方をしっかり読んでいた記憶しかないです。。。
表紙も山口百恵さんだったり、アイドルが飾ることも多かったです。万年筆などのプレゼントは結構出来が良かったので長く使えましたね。ただサイン入りだったので、あんまり大っぴらにもできずお家で使ってました。
残念ながら旺文社の『中学時代』などは91年に廃刊。学研の『中学コース』も99年には廃刊になってしまいました。

item img 2

結構厚みがありますね。背表紙だけ見るとそっけないので確かに学習雑誌感があります。これを買う時だけは両親も目くじらを立てないので、子供にはありがたい雑誌でしたね。

小学生中学生といった懐かしい時代の事を思い出してしまいます学研、旺文社の学年誌のご紹介でした。近年では少子化の影響などもあって中々種類が少なくなってしまいましたねえ。


三月兎之杜では今回の旺文社、学研の学年雑誌のような雑誌の買取も行っています。

なにか思い出の雑誌がご自宅から発掘された際、まずはお気軽に当店にご相談ください。
古書店三月兎之杜の雑誌買取のページはこちらになります。
アイドル雑誌買取のページはこちらです。

宅配買取・出張買取、選択できるタイプのメールご相談ページはこちら
写真のみで簡単お気軽にご相談できるラインページはこちら 
お電話でのご相談は、フリーダイヤル:0120-996-50410-20時/年中無休)までご連絡ください。 
ご相談心よりお待ちしております。宜しくお願い致します。

投稿者:usagi

占星術殺人事件

ミステリ作家、千澤のり子先生の10月のエッセイは、ミステリいろいろ”初めて話”です。
先生の初めてのミステリはどのような本なのでしょう?
ちなみに小職の初ミステリは、ポプラ社・南洋一郎訳の『ルパン』物、そしてアガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』(ハヤカワ文庫)、横溝正史の『悪魔が来りて笛を吹く』(角川文庫)でした。いずれも小学生の時ですが、最期は映画の影響ですね(苦笑)。
ちなみに”初”島田荘司氏は『嘘でもいいから殺人事件』でした。
皆様の”初ミステリ”はどのようなご本でしたか?
<千澤のり子先生 エッセイ 第12回 「ミステリいろいろ”初めて話”> NEW!


過去のエッセイはこちらです。是非ご覧下さい。
・第11回「竹本健治さんのお宅訪問!」
・第10回 「人生の最期に読む本」
・第9回 「本格ミステリ好き女子(偶然の我孫子武丸先生)
・第8回「記憶の中の作家 中町信
・第7回「ひかわ玲子先生のお宅訪問!
・第6回「装幀・装画のこと」(『本格ミステリ・ベスト10』原書房)/(羽住典子)
・第5回『21世紀本格ミステリ映像大全』執筆のこと(羽住典子)
・第4回「図書館」の無料放出本のこと
・第3回「火の鳥」(手塚治虫著/角川書店版)
・第2回「たんぽぽ館」の思い出(児童書専門書店)
・第1回「ミステリ作家 千澤のり子」

投稿者:usagi

現代訳 諸病源候論

日本道観発行の「現代訳 諸病源候論」(巣元方著/早島正雄訳)をお譲りいただきました。

「諸病源候論」は610年頃に中国の随で書かれた医学書で、医師の巣元方が皇帝の勅命を受けて当時の医学書を整理、編纂。様々な症状に対して病名をつけ、病気の症状や原因をまとめた中国医学界ではじめての医学全集のような物になります。

ただ、今世に出ているものは原本でないと言われ、原本は完成直前に随が滅びたために世にでること無く埋もれてしまい、その後の唐の時代に発見された原稿を元に再編成された物が今日広く知れ渡っている「諸病源候論」と言われています。
(このへんについては文献的な記録が無いので正確な所はよくわかっていないのが現状のようです。)

そんな「諸病源候論」ですが、後世に与えた影響はでかく、その後に著された「外台秘要」や「千金方」、現存する日本最古の医書「医心方」でも引用されるとともに、病気を分類する上で参考にされたといわれています。

 

現代訳 諸病源候論現代訳 諸病源候論

「現代訳 諸病源候論」は日本道観初代道長である故早島正男氏によって訳された物になります。元となる「諸病源候論」は当時の言葉や表現で記述されているためにわかりにくい部分もありますが、本書ではそれらを現代風に解釈し翻訳、付属の主要導引図説では図入りで説明がされています。

 

現代訳 諸病源候論

現代でも漢方医学を学ぶ上では「諸病源候論」は用いられているそうです。
「諸病源候論」が完成した610年ごろと言えば日本は飛鳥時代で、小野妹子が随に派遣された遣隋使や、法隆寺が建立されたあたり。その時代の隋や唐における病気の概念が記されているという点では医学とは縁遠い自分でも少し読んでみたい気になってきます。

この度は貴重な『現代訳 諸病源候論』をお譲りいただきましてありがとうございました。


古書店三月兎之杜では、このような中国医学や漢方医学に関する本、専門書も積極的に買い取りさせて頂いております。もしお持ちの方で売却をお考えの方がおりましたら、是非一度ご相談くださいませ。

買取のご相談は古書店三月兎之杜の東洋医学・漢方・鍼灸本買い取りページより
メールでのご相談は、こちらのお問い合わせページより
ラインでのご相談は、こちらのらくらくLINE査定ページより
お電話でのご相談は、フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)までお願い致します。
皆様のご相談を心よりお待ちしております。

どうぞ宜しくお願い致します。

投稿者:usagi

GT-R Magazine

『GT-Rマガジン』を創刊号から大量にお売り頂きました。どうも有難うございました。

お馴染み日産「スカイラインGT-R」が発売されたのは1969年。来年でちょうど発売50年となります。GT-Rはスカイラインの最上級グレードのスポーツカーです。 1970年に発売されたハコスカやケンメリと言われるものが有名な第1世代のあと、1989年~2002年にかけてR32/R33/R34の第2世代、第3世代は2007年から発売されているR35があります(ここからはスカイラインの名前が外れました)。現行R35も、開発責任者で正確に述べると水野さん時代と田村さん時代に分かれますね。

さて「GT-R Magazine」は、そのGT-Rの専門誌です。ひとつの車でしかも「GT-R」というグレードにしぼった専門誌という珍しいものです。そしてその一番のターゲットは現在オーナーの多いR32-34の第2世代の方たち向けです。おそらく乗り始めてから20年近くたっていますので、どうやってメンテナンスしていくかとか、パーツの入手はどうしたらいいなどの記事が目をひきます。

また「R’s Meeting」という2006年から開催しているGT-Rオーナーが集まるイベントを主催しています。
GT-Rオーナーやファンが富士スピードウェイに集結します。年々参加者(車)が増えて今年は6800人もの人たちが集合しました。

ある時期から雑誌にDVDが付くようになり、「R’s Meeting」のイベントの動画がついたり、マウスパッド&メンテナンスパッドがついてたりします。

そしてGT-Rというと、懐かしい「グループA」などのレースの活躍も欠かせません。レーシングドライバーのGT-Rへの想いなども目をひきます。
特にR32の「グループA」はTVでも放送されておりました。余談ですが、私はタイサンの土屋圭市が好きでしたね。引退した後年「(GT-Rのメンテナンスはニスモが担当したが)カルソニックの星野一義の車よりブースト圧が低く抑えられていた」という彼の告白をきいて、レース界もメーカー事情も絡んだ厳しい世界だなと思ったことがあります。

さて、今回買取させていただいたのは、1994年の創刊から2018年までのものです。おそらくGT-Rユーザーだった方だろうと想像します。大切な雑誌をお譲り頂きまして、どうも有難うございました。


古書店三月兎之杜では、皆様が大切に集められていた雑誌も買い取りさせて頂いております。
また同じ雑誌のバックナンバーで冊数がある程、買取を行える可能性が高くなります。雑誌は宅配買取りが多い傾向にございます。捨てようと思っていて、売れるとは思っていなかったなんていう事も多々ございます。その前に、ご相談だけでも頂けますと幸いです。

買い取りのご相談は、
古書店三月兎之杜の雑誌・月刊誌買い取りページより

皆様のご相談を心よりお待ちしております。
どうぞ宜しくお願い致します。

投稿者:usagi

600x449-k2018-08-17-597aaaaa001
カイロプラクティックの名著、エンタプライズ社刊行の『トリガーポイントマニュアルⅢ、Ⅳ 筋膜痛と機能障害』を買い取りさせていただきました。
有難うございました。
タイトルの”トリガーポイント”とは圧迫や針の刺入、加熱または冷却などによって関連域に痛みを引き起こす身体の部位のことになります。
著者であるジャネット・トラベル氏とディヴィッド・サイモンズ氏は”トリガーポイント”という概念を初めて発表した米国の医師です。また、著者の1人であるトラベル医師は、ジョン・F・ケネディ元大統領の主治医として有名です。ケネディ氏は議員時代にフットボールで腰を痛め、腰の椎間板ヘルニアの手術をしました。しかし完治せず、固定術を行ったのですが一層容態が悪くなりました。そんな折に、彼はジャネット・トラベル医師のことを耳にし彼女のもとへ訪れます。そして彼女からトリガーポイントブロック注射の治療を受け、彼の容態は改善したそうです。そしてケネディは大統領就任後、彼女を主治医として付き添わせました。
そんな素晴らしい医師の1人であるジャネット・トラベル医師がトリガー・ポイントについて書いた本であるとは・・・。出版社では現在絶版で残念です。

600x449-k2018-08-17-597aaaaa002
目次から読んでみますと、トリガーポイントの位置決定と確認方法や、注射の方法、関連痛/痛みの原因になりうる動作、そして患者にも出来る改善法を図入りで詳細に解説したものが記載されているとのこと。こういった本で医師向けの情報のみではなく、患者自身が実践できる知識も載っているとは驚きです。
ちなみに今回お譲り頂きました本は、下半身の諸筋に関する解説が中心です。対して前巻の『トリガーポイントマニュアルⅠ、Ⅱ 筋膜痛と機能障害』は上半身の諸筋に関する説明が中心だそうです。


古書店三月兎之杜ではカイロプラクティック、伝統療法、手技療法に関する専門書も買取させて頂いております。

買取のご相談は、
古書店三月兎之杜カイロプラクティック買取ページより、
メールの場合は、こちらのお問い合わせページより

ラインの場合は、こちらのらくらくLINE査定ページより
お電話の場合は、フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)までお気軽にお願い致します。
皆様のご相談を心よりお待ちしております。
どうぞ宜しくお願い致します。

投稿者:usagi

ブルパキ数学原論

何度かリピーター様として懇意にさせて頂いております、神奈川県横浜市鶴見区の先生より、今回はブルバキの『数学原論』(東京図書/全37巻揃)を宅配買取にてお譲りいただきました。
どうも有難うございました。
(前回のブログでは函本のブルバキ『数学原論』買取をご紹介させて頂きました)

600x449-k2018-07-02-311aaaaa002

そもそもニコラ・ブルバキという名前は、皆様ご存知の様に、特定の個人名ではなく当時のフランス若手数学者集団が作り出した架空の人物です。わかりやすく例えますと、漫画家のゆでたまご先生とか推理小説作家のエラリー・クイーンのような、所謂共同ペンネームです。『数学原論』が執筆される前、論文が発表していた時はさも一人の人物であるかのように振る舞っていたそうです。流石に『数学原論』を刊行する時期には正体がバレてしまったようですね。
これが名も無き数学者たちの集団であったならば歴史に名も残らず消えていったと思いますが、このブルバキの創設メンバーが凄い人間ばかりでした。まず20世紀の著名な数学者の一人アンドレ・ヴェイユがいます。彼の業績について今更説明する必要はないかなと思います。個人的にフェルマーの最終定理が360年かけてようやく証明されるきっかけとなった「谷山・志村予想」が海外ではヴェイユが紹介したために、一時期は彼が提唱した「ヴェイユ予想」があったのに、「谷山・志村予想」を指して「ヴェイユ予想」と呼ばれてしまったというのは彼の影響力が分かる良いエピソードかなと思います。他にも著名で優秀な数学者ばかりで構成された集団であったのが今日まで存続している理由でしょう。

600x449-k2018-07-02-311aaaaa002

さて肝心の中身ですが、ただひたすらに淡々と、定義、定理、命題とそれらの証明の羅列がひたすら並ぶだけです。本当にもう淡々と。恐らく、数学の心得の無い人間が目を通しても理解できる部分が一箇所も無いと思います。説明も図も存在しないので下手すればネクロノミコンにしか見えないかもしれません。こんな極北の構成になったのには勿論理由がありまして、この『数学原論』が書かれる時の方針が、「・数学をその第一歩から取扱い、完全な証明をつける。・ 叙述の仕方は公理的, 抽象的であり、原則として、一般から特殊へと進む。・内容は原則として厳密に定められた論理的順序に従って配列される。・すでに広い知識を持合わせている読者にしかその効用がわからないような事柄も含まれている。」というものだったのでこのような構成になってしまったのです。本当に理解できる者にしか読めないという、正にグリモワール(=魔術書)みたいな本です。しかしこの簡潔で無駄のない洗練された構成や使われている新しい概念は、間違いなく数学の発展に寄与したもので、『数学原論』が与えた影響は現在の数学の土台を作っています。そういう意味で歴史的に偉大な書物であることは疑いようがありません。
現在でもブルバキの活動は続いていて、毎年出される論文をフランス語の公式サイトから入手することができます。興味があれば是非覗いてみては如何でしょうか。


古書店三月兎之杜では、今回のブルバキのような数学の学術書や、物理学の専門書を積極的に買取させて頂いております。

買取のご相談は、
古書店三月兎之杜の数学書、物理学買取ページより、
メールでの場合は、こちらのお問い合わせページより 

ラインでの場合は、こちらのらくらくLINE査定ページより 
お電話での場合は、フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)までお願い致します。 
皆様のご相談を心よりお待ちしております。 宜しくお願い致します。

投稿者:usagi