大森葉音先生(@OmoriHanon)最新エッセイを公開いたしました。
「かまってください/第33回 大森葉音 エッセイ」
下記URLよりお読みください。
https://www.sangatukosho.com/bungei/49452/
※大森葉音先生の過去のエッセイ・バックナンバーはこちらです。
https://www.sangatukosho.com/author/5/
『Olive』の昭和末期から平成初頭にかけてのバックナンバーをお譲りいただきました、ありがとうございます。
同誌の創刊は1982年、発行は平凡出版(現:マガジンハウス)。1981年に男性向け雑誌『ポパイ』の増刊として発行され、翌年6月に月2回刊の雑誌として創刊しました。オリーブはアニメーション作品『ポパイ』における、主人公ポパイのパートナーですね。
1976年に創刊された『ポパイ』は、それまでの男性向けのファッション誌とは異なり、ライフスタイル全般を提案・プロデュースしていく切り口で人気となりました。それは『ポパイ』が創刊当初はコラム誌として誕生していた点も理由の一つにあるのでしょう。
そして『ポパイ』のカラーを受け継ぐかたちで、『ブルータス』(アニメではポパイのライバル)『オリーブ』は、共にファッションだけでなくサブカルチャーやライフスタイルについての発信が特色となっていきます。
『ブルータス』が『ポパイ』を卒業した少年から青年に移る世代を対象としていたのに対し、『オリーブ』はティーン系女子、特にミッション系、一貫教育校などの中高生をターゲットに絞ります。この姿勢が功を奏し、特に80年代には「オリーブ少女」というワードを生み出すほど読者に支持されました。
しかし、90年代に入ってからの読者の趣味嗜好の多様化などが影響し、2000年7月に休刊。この時期に発生したギャル文化、ヤンキー文化に、大人しめの女子を対象としたオリーブの美意識が駆逐されたともいわれています。以後月刊となって復活しますが、2003年6月をもって再度休刊となります。
ただしマガジンハウスの操業70周年の記念事業の一環として、『GINZA』別冊付録となって1号限り復活。さらに2020年には『anan特別編集Olive』としてやはり1号のみ復活しています。これらの復活劇には、成長したかつての「オリーブ少女」たちの人気が根強かったためといえるでしょう。
今回お譲りいただいた1987年から1989年分は、バブル期ということもありいわば『オリーブ』が最も輝いていた時代ともいえるかもしれません。読んでみると単なる当時の情報の再確認だけでなく、女子視点で見た80年代ファッションとサブカルチャーの熟成期を垣間見ることができるでしょう。
古書店三月兎之杜では、『Olive』ほかファッション誌の買取をお待ちしております。特に60年代~80年代の昭和期のファッション誌その他各種月刊誌、専門誌など高く評価させていただきます。雑誌は物量が多くなると荷造りも大変ですよね。大量買取や高額買取の場合は、ご自宅におうかがいしての出張買取も対応させていただきます、まずはご連絡ください!
今回は現在も各地で個展が開催されるなど活躍中の大竹伸朗に関しての書籍をお譲りいただきましたので、ご紹介したいと思います。
大竹伸朗は1655年東京生まれ。大田区南六郷で育ち、多摩川沿いをはじめとする各地を原風景としつつ、当時アメリカから輸入されていた海外ドラマやアニメなどに影響を受けています。こうした放送を観ることができたのも都内生まれの強みですね。
小学校では漫画家を目指し、練馬に転居後は虫プロに絵を持って通い、スタッフから指導を受けるなど、今でいうポップカルチャーやオタク文化などに早い時期から慣れ親しんでいたようです。
中学時代は兄の影響で洋楽や海外のファッション、アートに影響を受け、独学で油絵を開始。高校時代もサッカー部に入りつつ絵画教室に通ったり現代美術への傾倒を深めていきました。その後武蔵野美術大学に入学し、途中休学して海外にも渡航してアーティストとの交流も深めます。復学後もアート活動と平行して音楽活動やロトリングイラストコンテスト最優秀賞など実績を重ねます。
卒業後はロンドンに滞在して現地のアーティストとサウンドパフォーマンスを行い帰国後も音楽ユニット『JUKE/19.』を結成しアルバムなどをリリース。コラージュ作品をメインに個展を開き話題となります。
そうした活動のさなか、京都を訪れて「日本景」について考察するようになります。東京出身の氏ならではの視点もあったものと推測できますね。その影響か1988年から奥様の実家がある愛媛県宇和島市に活動拠点を移します。以後は国内外で様々な活動を展開。コラージュにとどまらず版画や絵本をリリース、個展のほか音楽活動などでも様々な表現を繰り広げていきました。
2009年には香川県直島に自身の美術作品であり銭湯である「I♥湯」をオープン。2019年から5年にわたって行われました愛媛県松山市の道後温泉本館の保存修理に際しては、工事のためのテント幕にカラフルなビジュアルを提供し話題となりました。
自身のみならず娘である大竹彩子、大竹笙子もアーティストとして活動するなど、今なおその影響を拡大し続けている大竹伸朗。絵本などの多数の著書に加え、「SO 大竹伸朗の仕事 1955-91 」(1991:UCA宇和島現代美術)「大竹伸朗 全景 1955-2006」(2007:grambooks)などの作品集が人気です。
古書店三月兎之杜では、ただいま美術・建築とデザイン関係書籍の買取を強化しております。
建築・美術関係の作品集の買取も大歓迎! 大量買取、高額買取についてはご自宅に伺っての出張買取で対応させていただきます。まずはお気軽にご連絡ください!
1986年から2008年にかけて発行された祥伝社のストリート・ファッション誌『ブーン/Boon』のバックナンバーをお譲りいただきました、ありがとうございます! バブル前夜からスマホという個人情報端末の普及前夜くらいの時期までの男性ストリート・ファッションの提案・牽引役を務めた雑誌ですね。
実は創刊当時「私空間」を演出するというコンセプトで、一人暮らし男性の部屋のスタイルやグッズなどをコーディネートする雑誌でした。創刊号(誕生号)のキャッチフレーズには「私空間エンジョイ派宣言!! あのコにモテるボクの部屋」という記載があり、各特集も「ヘンなモノ500ぎっしりカタログ」「女子高生・女子大生アンケート こんな男の部屋だーい好きだーい嫌い」「女のコわくわくベッドずっきんライト」などがメインとなっていました。
しかし、古着特集号の反響が大きかったことをきっかけにストリート・ファッション色が強まり、90年代中盤のスニーカーブーム、古着ブームの中ではトレンド最先端誌としての地位を確立。80年代に主流だった渋カジ系から90年代への裏原系への移行を見守り、育てていったと言っても過言ではありません。同時に『COOL TRANS』(1995年創刊:インサイドメディア)『GET ON!』(1996年創刊:学研)といった後発競合誌も発行されました。
この方針変換のきっかけとなった古着特集は特定できなかったのですが、1989年の12月号で「古着スリリング着くずし」というのがありました。それ以前の表紙ではまだ「魅力的なワンルーム」など私空間推しですが、1990年以降はファッション方面にシフトした特集が多くなります。そして以前にお譲りいただきました1991年-1993年の特集を見る限り、ほとんどファッション・アクセサリーで占められていることがわかります。
今回は1992年から1997年にかけての15冊をお譲りいただきました。表紙を俯瞰すると各時期の流行が伝わりますが、やはりショップ案内やビンテージジーンズ、Tシャツ特集など、古着に軸足を置いていることがわかります。
最も新しい1997年2月号はスニーカー特集。あの頃社会現象となり、「エアマックス狩り」がニュースにもなったスニーカーブームを思い出します。
古書店三月兎之杜では、男女問わずの、ストリートファッション雑誌の買取をお待ちしております。今回の80~90年代の『ブーン/Boon』や『セブンティーン』など大歓迎です。
大量買取や高額買取の場合には、ご自宅までお伺いしての出張買取も対応しております。
雑誌や発行時期によって買取価格に差がありますので、まずはご連絡ください。
1985年に創刊され、現在も発行され続けている角川書店の『ニュータイプ/Newtype』バックナンバーをお譲りいただきました、ありがとうございます!
今回お譲りいただいたのは創刊の翌年の1986年4月号から1989年6月号にかけての36冊となります。86年4月号といえばちょうど創刊から1年が経過し、初期の試行錯誤段階が終わった時期。そしてこちらも今なお連載中の『ファイブスター物語』の連載がスタートした号ですね。当時のアニメファンにとっては『ニュータイプ』の創刊も衝撃でしたが、同じくらい『ファイブスター物語』の登場もショックでした。
『ニュータイプ』の創刊号の発売日は85年3月10日、まさに同月に放送開始した『機動戦士Zガンダム』の主役メカ「ガンダムMk-II」が表紙を飾りました。明らかにアニメ本編よりも圧倒的に作画カロリーの高いそのビジュアルにまず衝撃を受け、そして記事中にも多数配された数々の描き下ろしカットに「とんでもないアニメ誌ができた」と感じたものです。
もちろんそれまでのアニメ誌でそうした描き下ろしカットが皆無だったわけではないのですが、やはり本編準拠のおとなしめのイメージでした。むしろクセの強いカットは『アニメック』や『OUT』といったマニア誌における、イラストレーターのネームバリューを全面に出したケースに多かったように思えます。
ですので『ニュータイプ』の誌面構成は何かそういった「一線」を越えてしまったものを見るような印象でした。
そして『FOOL FOR THE CITY』を経てスタートした『ファイブスター物語』も同じくらい衝撃でした。正直最初はそれまでのテレビアニメのコミカライズの大規模なやつだと思っていたんですね。それもあって初期は『重戦記エルガイム』にいちいちなぞらえてストーリーを追っていました。なので第2話あたりまでは何となく読んでいたのですが、やはり第3話で「この作品はそんな枠に収まるものじゃない」と気づき恐怖にも似た感覚を覚えましたね。
そこからすっかり魅了されて単行本を追うだけですが、今現在まで追いかけています。『ファイブスター物語』は今回のバックナンバーの中でも時折表紙を飾っていますが、連載開始号では『ZZ』に表紙を譲っているのはアニメ誌として仕方ないとしても、最初の表紙は9月号のナイト・オブ・ゴールド。おそらく第1話(単行本1巻)のクライマックスにあわせての起用と思われます。
一方でこの86~89年という時期は、80年代前半は毎日のように放送されていたロボットアニメが急速にその数を減らし、ついには玩具展開と直結した『トランスフォーマー』『マシンロボ』以外は、サンライズものとその他数本という状況まで減少します。これは玩具会社の相次ぐ倒産と家庭用ゲーム機の普及による男児向けおもちゃの規模縮小、さらにOVA作品の台頭により玩具会社によるスポンサード以外の製作費回収手段が確立していった時期でもありました。偶然もあったかと思いますが、『ニュータイプ』はアニメの歴史の節目ともいえるタイミングに登場していました。とはいえ今回の歴代の表紙を俯瞰しますとまだロボットアニメ、SFモノアニメのメカやキャラクターが主流ですね。ただ、題材となった作品数自体はかなり限定されていることがわかります。表紙に並ぶ当時注目の作品群などは、時代を写す鏡にもなっていますね。
古書店三月兎之杜では、『ニュータイプ』『アニメディア』『アニメージュ』はじめとする70年代~90年代のアニメ誌のバックナンバーの買取をお待ちしております! 当時を顧みる優れた資料であると同時に、『ニュータイプ』のように表紙が一つの作品であったりと魅力がちりばめられています。大量の場合はご自宅までうかがっての出張買取も承ります、まずはご連絡ください!
詳しくは、古書店三月兎之杜のアニメ雑誌買取ページをぜひご覧ください。
期間:2024年9月30日(月)お申し込み分まで
<延長いたしました!>
キャンペーン内容:
買取金額合計
・ 5,000円~ 9,999円 → 500円アップ
・10,000円~29,999円 → 1,000円アップ
・30,000円~49,999円 → 3,000円アップ
・50,000円~99,999円 → 5,000円アップ
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更に・・・埼玉本店へお持込みのお客様限定
買取成立後合計5,000円以上で、プラス2,000円!
※期間中、何回でもご利用可能です。
1981年に発行されました、20世紀を代表する建築作品を掲載した『GA グローバル・アーキテクチュア・ブック』全13冊をお譲りいただきました。この度は、三月兎之杜をご利用いただきありがとうございます。
本書は建築雑誌『GA』第1号から第60号にかけて掲載された世界各国の建築作品を、タイプ別に再編集して収録。撮影と企画は日本を代表する建築写真家にして建築批評家でもあった二川幸夫によるものであり、発行元の「A.D.A.EDITA Tokyo」も、同氏が創設した建築専門の出版社となっています。
『GA(グローバル・アーキテクチャー)』は1970年10月に創刊。毎号世界各地の著名な建築家の代表作1~2作をとりあげての特集というスタイルで発行されていました。B4判に余白を排した全面印刷で毎回のテーマとなった建築写真を掲載。巻末には一般図や論文を日本文・英文併記で収録していました。
『GA グローバル・アーキテクチュア・ブック』は、「現代住宅」(1巻~3巻)「近代住宅」(4巻)「集合住宅」(5巻)「公共建築」(6巻)「事務所建築」(7巻)「教育建築」(8巻)「美術館」(9巻)「音楽堂、ホテル他」(10巻)「宗教建築」(11巻)「近代建築」(12巻)「ディテール(図面集)」(13巻)と、連載版をテーマごとに再構成されています。
例えば『GA』1号のフランク・ロイド・ライトの「ジョンソン・ワックス本社1936-9」は、7巻の「事務所建築」に収録。同じくライトが手掛け{GA』2号に掲載された「落水荘(Fallingwater)1936」は、1巻「現代住宅」に収録されています。
現在も多くの建築作品が現存していますが、やはり自身が建築評論家でもある二川自身の視点による撮影と解説で構成された本書は今なお、高い人気となっています。
古書店三月兎之杜では、『GA グローバル・アーキテクチュア・ブック GLOBAL ARCHITECTURE BOOK』の買取をお待ちしております。13冊揃いはもちろん、欠号ありや数冊のみといった場合でも喜んで買取いたします。
また「A.D.A. Edita Tokyo」や、「新建築社」が発行する各種建築作品集も大歓迎です。作品集は重量もあるため、多数の場合や高額買取となる場合は、地域によっては、ご自宅までうかがう出張買取もご利用ください! まずはご連絡ください!!
詳しくは古書店三月兎之杜の建築書買取ページをご覧ください。
現在買取強化中の自己啓発関連書籍・教材につきまして、今回は自己啓発本というか恋愛指南書に近い『年収1億の彼』をご紹介していきます。恋愛コンサルタントDr.ユキコによる同著は「究極の婚活本」とも呼ばれ、多くの女性の支持と憧れを得ています。内容としてはいわゆるセレブ・エリート階層の相手とお付き合いし、結婚に至るにはどうしたらいいか、男女間の駆け引きや心得を「非常識な戦術で」攻略していくためのノウハウがつづられています。
『年収1億の彼』各章のフレーズを追ってみますと、「第1章 『仮想高級クラブ』の演出」では自分からの連絡を控えること、「第2章 『基本をエレガントに』の演出」では自らの姿勢や所作で気を配るべきこと、「第3章 『グレーゾーンを作る』の演出」では具体的な感情表現は控え、自分の気持ちをあいまいにキープしておくなどといった技術が語られます。第3章の「グレーゾーン」などはちょっと00年代ぽい印象がありますね。それもそのはずで発行は2007年。現在は絶版となってしまった上に、Dr.ユキコが開設していたYahoo!ブログも、2019年の同サービス終了に伴い失われてしまいました。そのため現在Dr.ユキコのノウハウを知ることができるのは本著だけということになってしまいました。
この17年間の間に起こったいくつかの事件や流行などから、同著の内容をネガティブにとらえてしまう方も多いとは思います。一方でDr.ユキコは本著では恋愛の駆け引きだけでなく、ポジティブな生き方、行動も展開しています。こうした部分に共感する女性ファンも多く、本著が長年にわたり支持を得ている理由もそのへんにありそうです。Dr.ユキコが提唱する「ユキコ道」は恋愛だけでなく、女性としての生き方の指南書としても有意義といえるようです。
古書店三月兎之杜では、Dr.ユキコ『年収1億の彼』の買取をお待ちしております。本書によって目的を達成した方、また、逆にご自身のライフスタイルや恋愛観と合わなかった方、ぜひともお譲りください!詳しくは自己啓発教材のページを是非ご覧ください。
医王会指圧センター様からの新本の委託販売本。
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現在古書店三月兎之杜では近現代の美術家・建築家に関する書籍の買取を強化しております。今回は現在もっとも日本のアニメーションやポップカルチャーを採り入れるスタンスで活躍している村上隆についてご紹介しましょう。
現代美術の最先端を進むポップアーティストの一人であり、00年代以降の活動は多くの話題を呼びました。実際に日本のオタク文化やサブカルチャーに対する理解度の高い人物だといえます。自身のアーティスト活動以外にも絵技術イベントや若手集団のプロデュースを行うなど意欲的に活動しています。
また、様々なコンテンツとのコラボレーションも彼の活動の特徴です。ドラえもんとのコラボでは各種グッズを展開、ユニクロからはアパレルアイテムがリリースされました。また、2003年にはルイ・ヴィトンが実現。ルイ・ヴィトン側のラブコールにより、2025年にふたたびコラボ展開が行われる予定です(記事執筆時2024年12月)。そのほかオリジナルのトレーディングカードゲーム『108フラワーズ』のリリースなど、現在も意欲的な活動を続けています。
一方でSNSを利用しつつ炎上上等なスタンスで芸術やサブカルを語る姿勢に批判も多くはあります。しかしSNSやメディアを巻き込んで活動する世代のアーティストの先駆けであり、今現在も成長し進化する彼と同じ時代に生きている我々は幸運かもしれません。
その評価が定まるのはもう少し先になると思いますが、その評価をするのが我々であり、後の世の人たちに「この時代の人物は(良いか悪いかはともかく)村上隆をまるでわかってなかった」と言われてしまうのも我々です。そう考えるとやはりわくわくするアーティストの筆頭といえる人物でしょう。
彼に関する書籍・作品集も多く発行されておりますが、2001年に発行された作品集『Summon Monsters? Open The Door? Heal? Or Die? – 召喚するかドアを開けるか回復するか全滅するか』など、英語版でリリースされているものも多く、国内にとどまらないその人気を実感することができます。
古書店三月兎之杜では、村上隆に関する各種書籍・作品集、さらには評論などの買取をお待ちしております。また、そのほかのアーティストの美術書や作品集などについてもぜひご相談ください。高額買取や大量買取の場合は出張買取もご利用できます。まずはご連絡ください!
週刊から隔週刊の冊子と、それに付属する分割された組み立てキットのセットとなるパートワーク(分冊百科)シリーズ。今回はアシェットの1/8 スバル360をご紹介します。
実車:スバル360とは
スバル360は1958年、国産初の本格量産型軽自動車としてデビューしました。軽量コンパクトでありながら、4人乗りに耐えられる強度とパワー、そして室内レイアウトを実現。当時の標準的なサラリーマンにも手が届く価格での「マイカー」を実現させた車といわれています。
その開発にはフル・モノコック構造の採用など、かつて航空機を製造していた富士重工ならではな技術の蓄積が投入されています。そのほかにもアルミやFRPなどの新素材や、あえてコストのかかる加工法なども採用し、それまでなかった10インチタイヤや独自設計のネジなども開発しています。
その車体レイアウトは参考となったフォルクスワーゲン・ビートルと同じくリアエンジン・リアドライブ方式を採用。スタイリングも強度を稼ぐ卵型構造となっており、発売後はビートル(カブトムシ)の小型版ということでテントウムシと呼ばれるようになりました。
アシェット スバル360
アシェットではそんなスバル360を全長約37.4cmの1/8スケールで再現できるパートワークシリーズを、2022年12月より展開しています。取材元となった58年増加試作型は、60台製作され社内で10台が使用され、50台が販売されました。以後の量産車と比べて車体アウトラインが角ばっているのが特徴です。専用のディスプレイベース側面には、イグニッションやペダル、メーターを模した各種ライトや音声ギミックのスイッチが並びますが、そこには増加試作型の型番であるK111の型式を記入した車体ラベルも貼られています。
左右のドアや前後のフードは実車同様に展開し、引き戸式のドアウインドウのスライドも再現されます。
後部座席への乗降用のフロントシートの可倒も再現。また、社内のステアリングに連動して、前輪は左右に動きます。
冊子はスバル360を核として、その他のスバル車や国産メーカー各社のライバル社なども含めた軽・小型車の発展史を振り返る内容となっています。
古書店三月兎之杜では、アシェットの買取をお待ちしております。
途中までや欠号あり、キットも組み立て済や組み立て途中などでも大歓迎です。大量の場合は出張買取にも対応しております、まずはご連絡を!
古書店三月兎之杜では、現在人材教育のアチーブメント株式会社の教材買取をお待ちしております。同社は個人向けおよび企業向けの各種コンサルティングサービスを業務としています。1992年より開講されている目標達成のための技術を体得する「『頂点への道』講座」は、上場企業・中小企業経営者や管理職など会社経営関係者のほか、医師・弁護士・会計士といった専門家、プロアスリートなど6万人以上が学んでいます。また、2020年からは学生向けのリーダー輩出プログラム「ABAY」も始動、そのほかにも中高生・小学生を対象とした「アチキッズ」なども開催しています。個人から企業内。そして次世代にいたるまで、リーダーとなりうる人材、目標を実現させ、成功する人材の輩出に注力した企業です。
こうした目標達成のための技術を体得するにあたっては、同社が刊行しているオンラインでの映像視聴とテキストを組み合わせたセルフトレーニングプログラムも用意されています。写真の『アチーブメントテクノロジー マスタープログラム』はプログラムを13段階のステップに分け、13週間・全14回のトレーニングをオンライン映像視聴と組み合わせてマスターしていくことが可能です。学習スタイルについても早朝や深夜などの自分だけの時間に一人で集中して学ぶ、始業前や就業後などの時間に組織のメンバーとともに共同で学ぶ、アチーブメントの仲間とともに学ぶ、などを選ぶことができます。
古書店三月兎之杜ではこの『アチーブメントテクノロジー マスタープログラム』の買取をお待ちしております。無事プログラムを習得された方、ぜひとも一式お譲りください。また、同社の出版部門であるアチーブメント出版の各種書籍や、アチーブメント株式会社以外の自己啓発教材全般も大歓迎です。まずはご連絡ください!
毎週発行される冊子と付属のパーツを組み立てることで大型キットを完成させる分冊百科(パートワーク)シリーズ。今回ご紹介する古書店三月兎之杜買取強化アイテムは、1970年代のラリーシーンを駆け抜けたこの車!
ランチア・ストラトスHFとは
「成層圏」の名前と、高品質にしてドライバーに忠実という意味の「Hig-Fidelity」の名を頂くランチア・ストラトス。1970年にベルトーネが発表したMRのショーカー「ストラトスHFゼロ」をベースに、ラリー競技車のベース市販車として量産されることを前提として開発されました。ミッドシップレイアウトによる短い全長は高いボディ剛性を実現しました。現在の軽自動車(長い車種で2500mm)より短いホイールベース(2180m)は、直視何帝政と引き換えに、高い回頭性を実現させています。
ストラトスは1972年ツール・ド・コルスのプロトタイプクラスに試験的に参戦。オイルショックの影響でラリー自体が一部開催が自粛されるも、73年スペインのファイアストーンで初優勝を遂げます
WRCでは74年に市販モデルとしてのホモロゲーションを取得し、ラリー・サンレモにて初勝利。わずか4戦でこの年のメイクス・タイトルを獲得し、翌年からは他チームは打倒ストラトス態勢で臨むようになります。しかし舗装路・ダートともに他車を寄せ付けず、結果76年まで3年連続のマニファクチャラーズタイトルをランチアにもたらしています。
アシェット1/8 ランチア・ストラトスHF
アシェットのストラトスは、1976年のラリー・モンテカルロを制した仕様を再現。ラリー・モンテカルロは1911年より開催される世界三大レースに匹敵する格式を持つレースでもあります。そしてストラトスHFは75、76、77そして79年に優勝車となっています。いわばこの時期はストラトスの絶頂期といえるでしょう。
全長46.4cmの1/8スケール。ヘッドライトやライトポッドはLEDで発光、カバーの着脱も可能。また、メーターパネルも点灯可能となっています。
フェラーリ・ディーノと共用されたV型6気筒エンジンも再現。各ライト類の点灯・消灯や、イグニッション音やエンジン音、クラクションの再生などは専用コントローラーによって操作できます。
毎号の冊子ではストラトスHFのメカニズムや開発エピソードを収録。1970年代のGTカーやレーシングカーや歴代ランチアマシンなどの資料も満載。さらにラリー史を彩る名車やドライバーたち、名勝負の歴史なども掲載されています。
三月兎之杜ではアシェットの買取が得意です。「週刊ランチア・ストラトスをつくる」は2023年2月のスタート。記事執筆時(2024年6月)は完結しておりませんが、分冊百科ものは中途までや欠号あり、また、キット作りかけ、などの場合でも買取させていただきます。まずはご連絡ください!
現在古書店三月兎之杜では、自己啓発教材関係の買取を強化しています。今回探しておりますのは、株式会社サンリ会長西田文郎の代表作『強運の法則』です。
西田文郎は経営者や会社運営、人材育成担当者などを対象とした各種ビジネスセミナーを主催。セミナーの「西田塾」のほかにも、通信で学ぶ「西田会」や動画配信による指導など、様々な手法による学習が用意されています。西田は1970年代より大脳生理学や心理学に基づくブレイントレーニングの研究を開始し、欧米のメンタルトレーニングを解析して現実的な能力開発法を研究していきます。こうした膨大な研究の成果によって「最強の脳をつくる」べく構築された理論が「SBT(スーパーブレイントレーニング)」です。そのための学習法として「強運の法則」や「繁栄の法則」「天運の法則」といったトレーニング法やセミナー、勉強会を開催しています。今回探しております『強運の法則』と同じ名を冠する能力開発法では、「ツキ」や「運」を呼び込み「ツキ」のネットワークによって成功・成長へとつなげていくことを提唱しています。
SBTの思想はビジネス面だけでなくスポーツや教育などにも応用されていきます。西田は日本におけるイメージトレーニング研究・指導のパイオニアとされ、スポーツ界ではチームや個人選手に対する指導で多くの実績があります。同じサンリ社長のメンタルトレーナー・西田一見は花巻東高校時代の大谷翔平所属の野球部に指導した実績を持っています。同校はこうしたメンタルトレーニングを積極的に採用しているようで、現在は以前紹介しましたアチーブメント株式会社との「立志 夢実現プロジェクト」を進めているようですね。
古書店三月兎之杜では、西田文郎の著作本である『強運の法則』の買取をお待ちしております。西田式の「能(脳)力全開プログラム」の公開に加え、「野望」「強欲」「ツキ」「同志」「ライバル」「他喜力」「使命感」「感謝」など、大成功者に共通する8つの資質を身につけ強運を手にする「経営脳力開発シート」が収録された強運開発のための指南書です。あわせましてサンリ発行の各種自己啓発教材も大歓迎です。まずはご連絡ください!
週刊・隔週刊ペースで定期刊行される冊子に付属のパーツを組み立てていくと一つの巨大なアイテムが完成するパートワーク(分冊百科)シリーズ。シリーズによってはミニカーやCDといった毎回異なるアイエムが1点ずつ付属するケースもあります。いずれにしても毎号楽しめるコレクション性が人気のシリーズとなっています。
第1弾「鉄の城マジンガーZ」の成功
2021年2月にスタートした「週刊 鉄(くろがね)の城 マジンガーZ 巨大メタル・ギミックモデルをつくる」は、毎号付属のパーツを組み立てると全高約75cmのマジンガーZが完成。各部関節可動によるポージングはもちろん、LED発光やミストギミック、モーターギミックを組み込むことによって、劇中におけるアクションを再現しています。
第2弾「無敵の勇者 グレートマジンガー」始動!
マジンガーZは非常に好評となり無事全100号を完走します。そして2023年5月から延長シリーズとして始まったのがグレートマジンガーです。『マジンガーZ』の人気を引き継いだテレビシリーズと同様、アシェットのパートワークでもよりパワーアップしての登場です。
「偉大な勇者グレートマジンガー 巨大メタル・ギミックモデルをつくる」を全号集めて完成するグレートマジンガーは全高約90cm! 「鉄の城 マジンガーZ」と同様の各種ギミックに加え、パイロット・剣鉄也役の野田圭一によるボイスギミックも楽しめます。また、マジンガーZでは1種のみだったフェイスパーツも、ディスプレイ用と発光ギミック用の2タイプを選択可能になるなど、よりアップグレードされた仕様にも注目です。さらにマジンガーZとグレートの握手のシーンを再現できる拳パーツもラインナップされており、マジンガーZから集め続けているユーザーにもうれしい配慮です。
古書店三月兎之杜では、アシェットのマジンガーZ、グレートマジンガーの買取をお待ちしております。
もちろんグレートの方は現在展開中のためシリーズ半ばまでとなりますが、買取対応いたします。第1弾となるマジンガーZも、未組み立て・組み立て済、欠号ありなどいずれのケースでも買取いたします。パートワークはかなりのボリュームとなるため、宅配買取以外にも出張買取、店頭買取でも対応させていただきます、まずはご連絡ください!