(古本買取事例)日本の陶磁 14冊+古代中世篇 6冊 全20冊(中央公論社)

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陶磁器は、セラミックの一種で、土を練り固め焼いて作ったものの総称です。つまるところ「やきもの」

陶磁器に使われる粘土には、加熱することでアルミニウムやカルシウムなど他の物質と化合しガラス化する珪酸を主成分とする石英などが含まれています。成形後に加熱することで、土粒子の間に溶けて流体となったガラスが入り込み、冷めると固体化し土粒子同士をくっつけるというわけですね。

 
 以前の記事でもご紹介したことがあるのですが、再度下記の通りまとめてみました。
 
土器 素焼きのやきもの。窯を使わず、粘土を野焼きの状態で700~900℃の温度で焼いたもの。釉薬(うわぐすり、またはゆうやく)はかけないが、彩色されているものを「土器」と呼ぶことがあり、その場合は、その彩色具を釉薬としないことを前提としている。歴史的には陶磁器の前身にあたる。
 
陶器 カオリナイト(カオリン)やモンモリロナイトを多く含んだ粘土を原料とし、窯で1100~1300℃の温度で焼いたもの。釉薬を用いる。透光性はないが、吸水性がある。厚手で重く、叩いたときの音も鈍い。粗陶器と精陶器に分けられる。
 
磁器 半透光性で、吸水性が殆どない。また、陶磁器の中では最も硬く、軽く弾くと金属音がする。粘土質物や石英、長石→陶土を原料として1300℃程度で焼成するが、焼成温度や原料によって軟質磁器と硬質磁器に分けられる。また、石英の一部を酸化アルミニウムに置換し、強度を高めた磁器も開発されているが、こちらには透光性が殆どない。

日本の陶磁器生産地で有名なものも数多くあり、例えば、栃木県 – 益子焼
石川県 – 九谷焼、岐阜県 – 美濃焼(日本の陶磁器生産シェア50%以上)
滋賀県 – 信楽焼、京都府 – 京焼、楽焼、岡山県 – 備前焼、佐賀県 – 唐津焼、有田焼
など、今では世界一ともいえる素晴らしい「日本のやきもの」の歴史について、少しばかり辿ってみましょう。
日本では約1万2000年前の、世界最古ではないかといわれる土器が発見されており、日本のやきものは世界で最も長い歴史をもっています。ただ、その後の日本におけるやきものの歴史は、中国や朝鮮の影響をうけて育ってきたといえます。紀元4~5世紀半ば(飛鳥時代)には朝鮮からろくろ技術と、窯が伝わり、轆轤によってさまざまな形のものがつくられるようになり、窯が伝わったことで1000度以上の高温焼成が可能になり、須恵器に見られるように、水漏れしない、壊れにくい陶器の焼き物が焼けるようになったのです。
 
明治に入ると、陶磁器産業は欧米からの最新技術の導入によって近代化が進み、安価で良質なものが大量生産できるようになりました。現代、日本の陶磁器産業は、これまで以上に品質にこだわり、割れにくく、リサイクル等新しい付加価値をつけて、日々発展し続けています。
40年も前に出版された本なので、解説部分はその後の発掘や研究などで古くなった情報もありますが、この全集の何よりのメリットは、採り上げている作品数が多く、しかもその全部がカラー写真という事でしょうか。更に個々の品のすべてに解説文がついています。

古書店三月兎之杜では、こういった陶磁器に関する書籍等の買取のご依頼をお待ちしております。またご一緒に関連書籍をお売りになりたいという方も専門の弊店に是非お任せください。事前にお見積もりがご入用でしたらこちらの買取のお申し込みページより、書籍名、出版社、冊数などの詳細を教えて頂けましたら事前にお見積もりを出させて頂く事も可能ですし、量が多くて大変という事でしたら、同じくこちらのページよりお写真を添付して頂いても大丈夫です。

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