「陶磁器」とは、土を練り固めて焼いて作られたもの、やきものの事で、その中でも焼くときの温度や素材により4つに分類されます。
こちらの『陶磁大系』は、全48冊に分けて様々な時代、国、陶器の種類の写真がまとめられており、その4つの分類というのが下記の4つになります。
①陶器:1100~1300℃で焼かれたもの
特徴:吸水性があり、厚手で重い。
②磁器:陶土を原料として1300℃程で焼かれたもの
特徴:吸水性が殆どなく、陶磁器の中で最も硬い。
③土器:窯を使わず700~900℃で焼かれたもの
特徴:素焼きされたもの。
④炻器:1200~1300℃で焼かれたもの
特徴:土器と陶器の中間的性質。
分かり易いところは、やはりこちらの縄文土器ですよね。
社会で最初に教わる時代の土器です。
(正確に言えば旧石器時代が一番最初ですが)
それでも縄文、弥生辺りが一番印象に残っているのではないかと思います。
こちらが陶器、磁器にあたるわけですね。
陶器と磁器は何が違うのかと言いますと、勿論先にお話させて頂いた通り、焼く温度に違いがあるのはそうなのですが、原材料の違いという部分でもあるのです。陶器は土の中から採取できる粘土を使い、一方磁器は石を砕いた粉からつくります。陶器、陶磁器、磁器、陶磁など色々あって中々すぐに頭には入ってこないかもしれませんが、こういった陶磁物の見方も変わってくるので、頭の片隅にでも覚えておいて頂けたらなと思います。
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