雑誌買取事例『SMファン』創刊号から1980年代まで

SMファン創刊号

”パンチのきいたSM雑誌のエース”のキャッチフレーズでお馴染みの『SMファン』(司書房)。
この度、昭和46年12月の創刊号から『SMファン』を80年代後半まで、コレクションをお譲り頂きました。どうも有難うございました。
創刊号には 団鬼六『緋縮緬博徒』。ほかに富島健夫、泉大八の名前が表示を飾ります。千草忠夫氏も『覗かれた狂宴』も本号に寄稿されました。
表紙の女性イラストが、いかにも「70’sアンダーグラウンド」という雰囲気を醸し出していますね。

千種忠夫

昭和47年(1972年)6月号の編集後記を引用してみましょう。
-今月号の投書にも見られますように”一日の疲れを癒やし、明日への活力源たりえる”エンターテイメントに徹し切った本誌の編集方針は、大勢の読者諸賢の共鳴を呼び、発行部数は急増の一途をたどっています-。当時のSM雑誌の隆盛が見られますね。

SMファン

団鬼六『緋縮緬博徒』は昭和47年7月号で終了。8月号からは”氏がもっとも得意とする麗婦人の受難をテーマにした本格SM巨編”(編集後記より引用)として、新規に『黒バラ婦人絵図』の連載が開始されます。
その後、世の中がAVメディアに移行する中『SMファン』は1988年7月まで刊行、司書房も2007年に解散されました。一つの時代を駆け抜けた雑誌だったと思います。


詳しくは、古書店三月兎之杜のSM雑誌買取のページを是非ご覧ください。


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