九鬼周造全集 別巻含む全12巻揃 岩波書店 を宅配にて兵庫県宝塚市よりお売りいただきました。

九鬼周造全集 別巻含む全12巻揃 岩波書店 を宅配にて兵庫県宝塚市よりお売りいただきました。

 

この”九鬼周造全集”という名前を聞いた時に、高校の時に国語の先生が教科書とは別にわざわざ『「いき」の構造』という作品をA4の紙に何枚も何枚もプリントし、日直だった自分ともうひとりの女子とでコピーしては配布・コピーしては配布を繰り返したことを思い出しました(笑)
自分はここまでコピーしてやったんだから、ちゃんと授業しろよ!と思っていたのですが、「これ面白いから読んでみるとイイですよ。」くらいで終わって、完全なる紙の無駄だと思いました。
せっかくなので、自分は渋々ですが読んでみたのですが、これが人生で初めて読んだ哲学書というものかもしれません。

 

読んでみた感想は、はっきり言って全く理解できませんでした(苦笑)

 

とりあえず「いき」とは「粋」のことを言っているようで、「いき」の意味がわかったときには「アハ体験」のような快感だったのを覚えています。
九鬼周造の言う、「いき」というものは自分の中だけでは解決できず、先生のヒントをもらい、尚且つその日の夜にやっていた金曜ロードショー「ルパン三世 カリオストロの城」と重なり、これが「いき」ってやつなのかな?って、無理やり理解ました。(笑)

九鬼周造全集

ルパンは自由を求めているのでクラリスを幸せには出来ない運命にある。ルパンは自由の方が大事なので、お調子者を演じてクラリスを励まし・楽しませはする。ルパンのことを「おじさま」などと呼ぶ年端もいかない小娘に本気で惚れてしまっては”怪盗ルパン”の名が廃るというものだ。ルパンは最後まで「武士は食わねど高楊枝」を演じきった。
ルパンの微笑の内側にあるであろう、涙を感じ取れたときに、自分たちは初めて「いき」の本当の意味を知るんじゃないのかなぁって思いました。

 

本当の所は、九鬼周造曰く「粋」というものは「媚態」・「意気地」・「諦め」の3つの要因からなっていて、「媚態」とは惚れた異性をものにしたいという欲望から出てくる色気のこと。ここで大事なのは”ものにしたい”と思っている状態で、緊張感があってこそ「媚態」というものはは強く出てくる。さらに大事なのは、「意気地」と「諦め」で、この2つがあってこそ、「媚態」は持続し続けると考えられている。
はっきり言うと、「粋」というものは「色気(媚態)」を「心の強さ・張り(意気地)」と「垢抜けした態度(諦め)」でセーブした絶妙なバランスのことをいうとのことです。

九鬼周造全集

例として、着物の縦縞と横縞はどちらが美しいかと尋ねられた時に多くの人が、縦縞と答えると思います。それは偶然ではない、と九鬼周造はイイ切っています。
そこで、なぜ縦縞が”粋”なのかというと、”粋”の中核である「媚態」は常に「意気地」と「諦め」によってセーブされていると考えられています。もっと分かりやすく言うと、惚れている相手がいて、付き合いたいが付き合わない。そんな縦縞のような永遠に交わらない二元性を表しているということだ。ここで問題なのが、縦縞じゃなくて横縞も永遠に交わらないということですね。そのことになって、九鬼周造は横縞よりも、縦縞の方が視覚的に強くそれを表していると言う。

 

たしか、最終的に自分の記憶によれば、九鬼周造の手によっても完全に”粋”というものは解明されていなかったと思います(笑)
自分がしらないだけで、続きの書籍でもあれば、これを気に読んでみたいと思うので、このあと調べてみたいと思います。

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