アシェットとデアゴスティーニの違いを徹底比較!分冊百科を選ぶ際のポイントとコスパを解説

アシェットとデアゴスティーニの基本

アシェットとデアゴスティーニは、いずれも海外発祥の大手分冊百科(パートワークマガジン)出版社です。雑誌感覚で購読でき、特定のテーマを少しずつ学べる点が魅力であり、読者はコレクション感覚で集められます。

どちらの企業も世界的なネットワークを背景に幅広いラインナップを持ち、コンテンツを細分化し、段階的に学びながら完成に近づく楽しさを提供している点は共通しています。しかし、商品特徴やサポート体制、価格面などには微妙な違いがあるため、継続購読が前提となる分冊百科を選ぶ際には、各社の強みや違いを事前に把握しておく必要があります。

1.概要と歴史:企業のルーツと特徴

両社ともに、継続購読によって売上を得るビジネスモデルを確立しています。

項目アシェット(Hachette)デアゴスティーニ(DeAgostini)
発祥国フランスイタリア
創業年1826年(書店としてスタート)1901年設立
日本展開2003年頃から本格化日本向けに多数シリーズを刊行
事業規模世界16か国以上へ展開分冊百科の世界的リーディングカンパニー
日本での企画海外人気の逆輸入版や日本オリジナル企画あり地域限定の先行発売など多様なプロジェクトを展開

両社に共通する点として、読者の興味・関心に寄り添った情報を分冊形式で届ける姿勢が挙げられます。

2.商品ラインナップと得意ジャンルの比較

分冊百科の商品は大きく組み立てタイプとコレクションタイプに分かれ、両社ともに特定ジャンルに特化せず、複数のカテゴリーを同時に展開しています。

分類アシェットの特徴デアゴスティーニの特徴
組み立てシリーズミリタリー分野が充実(軍艦、戦車など)。ディテールを重視した精巧な作りが好評。クラフト系のコレクションも豊富。クラシックカー、航空機など多彩なジャンルを展開。零戦や大型戦艦も扱う。初心者でも始めやすく、組み立てが簡単な号が多い傾向にあります。
コレクションシリーズ映画関連、刺繍、手芸、クラフトDVD、アニメやディズニー作品など、エンターテインメント色が強いラインナップが充実。日本の歴史や文化、世界史、自然科学。古い鉄道映像やドキュメンタリー作品のアーカイブが豊富で、映像資料としての価値が高い。

品質と制作体験の違い

組み立てモデルの品質や制作体験には差があります。

アシェット:部品の質感にこだわり、リベットや塗装の再現度が高いなど細部にこだわった内容が多く、上級者やミリタリーファンに長く支持されています。解説冊子では、専門的な情報を深く掘り下げ、作品の背景や歴史的エピソードまで詳しく紹介する構成が魅力です。

デアゴスティーニ:組み立てガイドや解説冊子が分かりやすく、写真やイラストを豊富に用いて視覚的に制作をサポートしており、初心者にも優しい設計が多い傾向にあります。鉄道DVDでは、特典映像やコレクターズアイテムが多く、ナレーションやBGMの演出面に力を入れています。

3.価格帯・総額の検討とコストパフォーマンス

分冊百科は長期購入が前提のため、最終的な総額の検討が非常に重要です。

創刊号と通常価格の差

両社ともに、新規読者のハードルを下げるため、創刊号は数百円から1,000円程度の価格に設定される傾向にあります。しかし、2号以降は1,500円~3,000円程度の通常価格に戻るため、年間費用が跳ね上がる点は押さえておく必要があります。

総額と購読リスク

組み立て型シリーズは、パーツのクオリティや数量に比例して刊行数が多くなる傾向があり、最終的に10万円から30万円程度の出費になるケースも多くあります。具体例として、デアゴスティーニの「週刊バック・トゥ・ザ・フューチャーデロリアン」全130号で総額約23万円です。

総額:231,409円

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アシェット「戦艦武蔵 ダイキャストギミックモデルをつくる」全125号で総額約25万円となっています。

戦艦武蔵 ダイキャストギミックモデルをつくる

総額:248,175円

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コレクション型でも、号数やジャンルによっては20万円から50万円を超える場合もあります。デアゴスティーニの「F1マシンコレクション」は全150号で総額約38万円アシェットの「国産名車プレミアムコレクション」は全120号で総額約51万円に達します。

一方、DVD・ブルーレイ冊子やファイルコレクションなど比較的手軽なシリーズでは、6万円から13万円程度で完結するものもあります。

購読開始前に公式サイトで全体の号数や価格を確認し、合計金額を把握しておくと、購読で失敗しにくくなります。

  • シリーズによっては、専用のバインダーやディスプレイケースなどの追加購入が必要になる場合があります。
  • 定期購読を利用すると送料が無料になる特典がありますが、単品購入では送料がかかるケースがあります。
  • コレクション型は総額を把握しやすいのに対し、組み立て型はパーツ数が増えて長期刊行になり合計額が読みづらい側面があります。
  • 人気シリーズは延長されることも多く、当初の予定号数から大幅に増加する場合があります。例えば、アシェットの「国産名車コレクション1/43スケール」は当初60号予定が延長を重ね全320号となりました。

タイプ別総額の目安

タイプアシェットデアゴスティーニ
組み立て型約10万円~30万円約11万円~23万円
コレクション型約12万円~51万円約18万円~38万円
DVD・映像系約12万円~24万円約6万円~13万円

4.定期購読とサポート体制の比較

分冊百科を確実に手に入れるには、公式サイトや電話からの定期購読手続きが便利です。両社とも、定期購読には送料無料や特典グッズがもらえるキャンペーンが用意されています。

サポート体制と問い合わせ

アシェット、デアゴスティーニともに、電話やメールでの問い合わせ窓口を用意しており、パーツの不良や配送トラブルがあった場合の交換依頼などに対応しています。

アシェット:トラブル発生後、補償やお詫び品を用意するなど、ユーザー満足度を高める努力が見られます。パーツ交換や契約内容変更のサポートも整っています。また、「プレミアム定期購読」という追加料金で限定特典がもらえるオプションも用意されています。

デアゴスティーニ:顧客サポートが比較的手厚く、専用窓口やユーザーコミュニティなどで細かい問い合わせに対応しています。長期間にわたる定期購読者向けのサービスも充実しており、安心してシリーズを継続できる体制が整っています。

刊行中止(打ち切り)時の対応

分冊百科は創刊後の売れ行きや事情により、廃刊や打ち切りとなる可能性があります。特に地域限定でテスト販売が行われた後、全国版に切り替わる際に一旦休刊となるケースや、売れ行き不振による全国版の打ち切りがあります。

  • 両社共通:刊行中止が決定した場合、メールや公式ホームページなどを通じて告知が行われます。組み立て型シリーズの場合、未発送分の返金対応は両社ともに整備されています。
  • アシェット:打ち切り時の返金対応は比較的スムーズに行われる傾向があります。組み立て型は原則返金あり、コレクション型は購入済み分の返金がない場合もあります。
  • デアゴスティーニ:告知後に利用者へのフォローが手厚く、事前予約者向けに追加のフォローを行うケースがあります。

バックナンバーの入手

バックナンバーは公式サイト中古市場で探すのが一般的ですが、人気シリーズは早期に完売する場合があるため、シリーズ完走を目指す場合は定期購読の利点が大きいと言えます。過去号が必要な場合は、品切れ後の再販が難しいため、早めの取り寄せが推奨されます。

5.まとめ:目的別のおすすめポイント

アシェットとデアゴスティーニは、それぞれ得意とするジャンルやサポート体制に強みがあります。

目的・志向おすすめの出版社理由・強み
模型のディテール・専門性重視アシェットミリタリーや歴史モデルの再現度が高く、テキストの専門性も高い。深く知識を掘り下げたい人向け。
多彩なテーマ・エンタメ性重視アシェットディズニーやアニメ関連など、新しい企画の投入が早く、ジャンルの幅が広い。
初心者・長期的な安心感重視デアゴスティーニ組み立て手順が分かりやすい設計が多く、部品の不備対応などサポート体制が手厚い。
バラエティ豊かな模型・アーカイブ集デアゴスティーニクラシックカーやキャラクターシリーズ、映像資料としての価値が高いDVDアーカイブが豊富。
予算を抑えたいデアゴスティーニDVD・ブルーレイ冊子やファイルコレクションなど、6万円~13万円程度で完結するシリーズが豊富。

どちらを選ぶにしても、刊行が長期にわたるケースが多いため、興味のあるシリーズをリサーチし、価格、サポート、刊行期間などを総合的に検討するのがおすすめです。自分のライフスタイルや予算に合った分冊百科を選ぶと、長期的な満足感につながります。


古書店三月兎之杜では、デアゴスティーニシリーズ、アシェットシリーズの買取をお待ちしております。95%以上の高評価をいただく独自のサービスを実施していますので、気軽にお問い合わせください。

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