宇宙英雄ペリー・ローダンを宅配にて買取(1巻~526巻揃、島根県浜田市より)

『宇宙英雄ペリー・ローダン』を1巻~526巻揃いで、島根県浜田市より宅配にて買取させていただきました。

スゴいとしか言えませんね。ここまで買い揃えられている方がおられたなんて。
こちらの「宇宙英雄ペリー・ローダン」、近年は初版のみの発行ですので、それで抜けなくここまで揃っているのは買い続けていた、お客様の労力を考えてもかなり貴重なものとなると思います。
早川書房のサイトによりますと、日本では1971年7月に「宇宙英雄ペリー・ローダンシリーズ 1『大宇宙を継ぐ者』」が発売され、現在の最新巻は2016年9月8日に発売された「宇宙英雄ペリー・ローダンシリーズ 528『プシオン性迷宮』」が最新巻となっておりましたので、今回のお客様は本当に最近までこまめに買い続けていたことを想像すると、本当にこのシリーズが好きだったのということが感じ取れます。

 

ドイツでは1961年にドイツで第1巻が発売され、週刊ペースで発売された長編SFです。複数作家のリレー小説というかたちで、50年以上も破綻することなく続いている小説は、他に聞いたこともありません。各々の作家の個性を生かしながら物語全体の流れを破綻させないようにするため、物語の輪郭を作るプロット・作家チームを置き、そこで作られるプロットを土台とし各々の作家が肉付けをして、物語を完成させるという方法を採用したのが成功を収めるのだと思います。
原書版であるドイツ語版は現在2000巻以上(日本版の1000巻以上に相当)出版されているそうで、この遅れは日本語版への翻訳が追いついていない、というのが現状です。とは言っても、500巻を越え、今もなお続いているというのはかなりの量ですので、初めて読まれる方は尻込みしてしまう巻数かもしれません。

でもこちらのシリーズ大丈夫なんです!!!

ストーリーの流れが、25巻もしくは50巻単位で一括りになっていて途中からでも読めるように工夫がされておりますので、キリが良くなると思われる550巻から買い始めてみるのも良いかもしれませんね。
例としまして、1~25巻が「第三勢力サイクル」・26~50巻が「アルコン帝国サイクル」などのように区切られていますので、どこか興味がありそうなサイクルの25冊だけ読んでみるのも面白いかもしれませんね。

話は変わりますが、日本でも超長期連載をしていた『こちら葛飾区亀有公園前派出所(以下:こち亀)』が2016年9月17日発売の『週刊少年ジャンプ』で最終回を迎えることが発表されましたね。歳をとったせいなのか何かが終わるってのは悲しくなりますね。『こち亀』が「ジャンプ」の表紙になってたりして、まだ連載してるんだ、頑張ってるな。長期連載してるな。って、くらいの認識でしたが、それが今度の17日で終わってしまうと思うと、やはり悲しいものですね。

そういえば、全く関係の無い話かもしれませんが、40年前と今(2016年)では、どれくらいこの本の値段が上がっているのかと思い、せっかくのなので裏表紙の金額を撮影してみました(笑)

こちらが第1巻の「大宇宙を継ぐ者」 ・・・¥230

 

そして、こちらが今回お売りいただいた中での最新巻 、第526巻の「黒い炎の幻影」 ・・・¥640

 

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