「週刊 陸上自衛隊90式戦車をつくる」をはじめとするデアゴスティーニシリーズの買取について紹介いたします。
デアゴスティーニのパートワークシリーズでは、大サイズの組み立てキットを分割したパーツや、ミニカーなど統一フォーマットのアイテムが毎号付属。ともに集める楽しみをもたらすパートワークシリーズは、三月兎之杜でも買取をお待ちしているアイテムです。
陸上自衛隊 90式戦車とは
今回ご紹介したいのはディアゴスティーニより今まさに展開中(記事執筆時2023年11月)の「週刊 陸上自衛隊90式戦車をつくる」です。2023年1月に第1号を発売して、全110号(2025年2月頃)で完結予定となっています。
テーマとなった陸上自衛隊 90式戦車は、1990年より配備がスタートした第3世代主力戦車です。国内開発戦車としては61式、74式に次ぐ三代目となります。開発時の運用構想としては、北海道に着上陸振興するソ連軍を北海道の原野で迎え撃つことを想定していました。そのため四代目となる10式戦車が配備され始めてからも、北海道は90式がメインに配備されています。
デビュー当時は第3世代戦車の中でも最高水準の性能と評価されましたが、それから30年以上を経て指揮統制システム回りなどで現行戦車とは見劣りする部分が出始めました。そのためすでに生産は終了していますが、指揮統制に関するシステムの追加などが行われています。
北海道では、そうした細かな改修を経て現在も主力戦車として運用されています。また、内部スペースや電力の関係で最新のC4I機能は搭載できず、10式戦車はそれをカバーすることも設計構想に盛り込まれていました。
90式戦車スケールモデル スペック
デアゴスティーニの90式戦車は1/16スケール、全長は約61.3cmとなります。実車取材によって各部ディテールを再現。履帯可動による車体の走行はもちろん上下高低の姿勢制御、砲塔の回転や砲身の上下、各部灯火の点灯などを専用コントローラーで操ることができます。
作動時には実際の90式から録音したエンジン音などが再生され、主砲発射時は射撃音声だけでなく、反動で車体が揺れるリアクションも再現されています。
こうしたアクションを制御するコントローラーは90式戦車の砲手ハンドルをモチーフにした形状で、モニター部では砲塔上部に設置されたカメラからの画像をリモートで映し出すことができます。また、部隊マークは北部方面隊第7師団第71戦車連隊ほか、19種類から好きな舞台を選択可能です。
「週刊 陸上自衛隊90式戦車をつくる」買取について
ライバルであるアシェットからはすでに同じ1/16で74式や10式がリリースされており、全て集めていらっしゃる方も多いかもしれませんね。古書店三月兎之杜ではもちろんデアゴスティーニに限らずアシェット社のパートワーク戦車キットにつきましても買取大歓迎です!