仏教書買取事例『道元禅師全集』をお譲りいただきました。

道元禅師全集

春秋社より発行されました『道元禅師全集』全17巻の9巻までをお譲りいただきました。この度は三月兎之杜にお任せいただきありがとうございます。

坐禅をすることで心身脱落の状態を作ることが重要であると、天童如浄の言葉をきっかけに道元の坐禅による修行に重きをおくこととなりました。そうして坐禅を行う姿そのものを「仏」として、修行そのものが「悟り」であるとして禅を伝えたとされています。浄土教の教えを否定するなど、禅による修行こそが重要だと一貫しておっしゃっていました。

著書も多く『正法眼蔵随聞記』などは有名で現在でも読まれている名著です。坐禅による修行は今も昔も変わらないのですが、昔より方法を追い求める人が多かったと言われています。道元禅師は近道など無く「禅」だけが全てであるとのことですが、悟りを追い求める人にとっては遠回りに見えるものですね。しかし一番の近道であることは坐禅を行った者にしかわからないというのは、教えを守ったものだけが悟りを開けたということでもありました。「急がば回れ」という諺は間違っていないと思い知らされます。


仏教書の買取につきまして、詳細につきましては
古書店三月兎之杜の仏教書買取のページを是非御覧ください。

  
皆様からのご相談を心よりお待ちしております。
どうぞ宜しくお願い致します。

よろしければシェアお願いします