『プラトン全集』(岩波書店)買取させて頂きました。

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『プラトン全集』(岩波書店/全巻揃)をお譲りいただきました。有難うございました。

西洋哲学の源流にあるギリシアの3大哲学者の一人プラトンの著作を集めた全集になります。後世に残した影響が強すぎるので皆さんも哲学や倫理を勉強したことが無くても、名前くらいは聞いたことがあると思います。古くは、野坂昭如のサントリーのCMでも歌われましたね。
そんなプラトンの功績ですが、まずは師匠のソクラテスの思想をしっかり記録に残した事です。ソクラテスもギリシア三大哲学者の一人で倫理学を初めて行った言わば哲学の祖のような人物です。「無知の知」という言葉を皆さんも一度は耳にしたことがあると思いますが、これはソクラテスの言葉です。そんな彼は記録を残すことに余り執着しない人物であったので、そのままでは彼は歴史に埋もれて消え去ってしまうところを、記録を残し後世に伝えてくれたのがプラトンな訳ですね。

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プラトン自身が残したものといえばやはり、一番大きいものは「観念」という言葉でしょうね。彼がこの言葉を残していなかったら私たちは、観念的な愛とか三角形とかを考える時には一体どうなっていたのかという話です。
プラトンが作り出した「イデア(観念)」という物は、簡単に言えば私たちの生きているこの現実世界とは別にイデア界という知性でしか捉えられない完全な世界が存在している。という考え方ですね。手っ取り早く例を挙げて説明するなら、有名な「三角形のイデア」が一番わかりやすいでしょうか。皆さんも紙の上に三角形をとりあえず書いてみてください。当然ずれたり、曲がったりしてると思います。ここで気づくのですが、私たちは完全な三角形というもの描くことはできません。どんなに精巧に三角形を作ったとしても線で引かれている以上、必ずズレている不完全ものです。しかし、私たちは完全な三角形というものを考えることができます。それは何故か、理由はイデアの世界で完全な三角形を見ていたから。要は現実世界はイデアの影を見ているってことになる訳ですね。これがイデアというものです。こう例えで説明されてもピンと来ないかもしれません。しかし、私たちは愛とか前述の三角形というものを考えることができるのはプラトンがこの言葉を作ってくれたお陰なわけです。

他にもプラトンの業績は色々ございますがそれは別の機会に。個人的に哲学は、こういった小難しいことを理解するという事より、こういった考え方もあるのかと気づいて、なんとなーく覚えていて、使える時が来たら使うくらいでいいと思っています。そういった意味ではこのプラトン全集は哲学の初期の考え方を知ることができる大変初心者にオススメの全集です。


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