『ハイデッガー全集』(創土社)をお譲りいただきました(哲学全集)

ハイデッガー全集

哲学思想に関する古本を大量に宅配にて買い取らせていただきました。有難うございました。
今回はその中から『ハイデッガー全集』(創文社)ご紹介いたします。

20世紀最高の哲学者の一人、ドイツのマルティン・ハイデッガーの著作や講義を纏めたものとなります。

ハイデッガー全集 背表紙

ハイデガーのもっとも有名な著作『Sein und Zeit』こと、現在では『存在と時間』訳される『有と時』も勿論ございます。昔高校生くらいの時、自分も哲学書に挑戦した時がありましてハイデッガーにもチャレンジしましたが、日本語が書いてあるはずなのに全く意味が咀嚼できない……と、挫折してしまった記憶があります。今読んだらもう少しは理解出来ると思いたいですね。
さて『存在と時間』ではタイトルの通り「存在」とは? という事について思考した著作になります。そもそも「ある」ってどういう事なんだろうって話なのですが、夜寝る前などに、ふと考えだしたら寝れなくなりそうな疑問です。いまここを認識してる私たち人間の立ち位置とはどうなっているのだろう、からこの問題は始まります。なんだか既にややこしくなってきています。内容はとてもシンプルなのに考えてみると、これ程回答が難しい問題も中々ございません。
哲学は、こういったシンプルかつ明瞭な命題があってそれについて考えだすと無限に思考が深まっていくという所が個人的にとても面白いと思います。しばしば小難しい用語や理屈っぽい長い文章が出てきてゲンナリしてしまうことも多々あると思いますが、そこは一旦端に置いて、哲学に触れてほしいと思います。そういった意味でこの全集はとても良いものです。

ハイデッガー全集 背表紙寄り

ハイデッガーがフライブルク大学にて行っていたニーチェについての講義を纏めた巻もございまして、ニーチェ対ハイデッガーの対決を目にすることができます。講義が進んでいく毎にニーチェとの対決にとどまらず、形而上学全体と相対していく様は、読んでいるとありありと緻密な哲学者ハイデッガーの姿を見て取れると思います。
他にもハイデッガーは『純粋理性批判』で有名なイマヌエル・カントですとか『形而上学』のアリストテレスの講義も行っており、そちらについても全集に収録されております。著作だけでなくこういった講義も収録して頂けるのは有難いですね。著作にも当然人となりというものは出ますが、講義などの別形態ではまた違った顔が見えますからね。

ドイツの大哲学者マルティン・ハイデッガーの様々なものを集めた創文社『ハイデッガー全集』のご紹介でした。


 

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