『トルストイ全集』を宅配にてお譲り頂きました(埼玉県川越市より)

『トルストイ全集』(河出書房新社)

 

“若い人々から、何を読んだらいいかと訊ねられると、僕はいつもトルストイを読み給えと答える。・・・・すると必ずその他には何を読んだらいいかと言われる。他に何も読む必要はない、だまされたと思って「戦争と平和」を読み給えと僕は答える。だが嘗て僕の忠告を実行してくれた人がない。実に悲しむべきことである。・・・・・途方もなく偉い一人の人間の体験の全体性、恒常性というものにまず触れて十分に驚くことだけが大事である。” (←誰の名言かは最後にて!)

 

 

ということで、「戦争と平和」です。


いわゆる群像劇というものですかね。様々な人が登場してきて、彼等一人ひとりにストーリーがあり、それらを重ねていくといったものでした。戦争の描写あり、華やかな描写あり、結婚のシーンあり…。

しかし、これはあくまで一部の中の一部なんですよね。「戦争と平和」は登場人物があまりにも多いことで有名ですが、姓やら、名やら、愛称やら入れ替わり立ち替わり出てくるので、幾何級数的のように倍々でややこしくなっていきます。しかし、一人ひとりの話はそこまで難解なものではなかったので、時間はかかるかもしれませんが、読み進めやすいと思います。読み進めやすい理由としてもう1点ありまして、一人ひとりの感情が綿密に考えられていて、その一人ひとりの場面を思い浮かべながら読み進めることが出来ます。
人は一瞬・一瞬の判断で今後の選択肢が変わっていき、その先にまた判断を委ねられる分岐点が訪れる。事はうまくいく時もあれば、当然、そうもいなかないこともある。

人間誰しも、あのとあぁしていれば、今よりもっと幸せだったのか?あの時、こう発言していれば、今とは違った未来があったのではないかと考えてしまうことあるでしょう。ちょっとした、言動・行動のせいで後に、それが大事になるなんて、その時は考えていなことが大半ですからね。自分はこの「戦争と平和」を読んで、しみじみと感じました。
こうゆうのを、「バタフライ効果」と言うのでしょうか・・・?ブラジルの蝶の羽ばたきで、テキサスに竜巻が発生するのような・・・、だったと思います(不確かで申し訳ありません。)

そうそう、最初に書かせていただきました“若い人々から~十分に驚くことだけが大事である。”
という言葉は「小林秀雄」の言葉です。

 

 今回お売りいただきました「トルストイ全集』なのですが、宅配買取でお送り頂きました。その際に査定額から、送料を引いたり・振込手数料を引いたりといったことは弊社は行っておりませんので、ご安心下さい。

 

 

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