しかも内容が、書道はもちろん、江戸時代の和本から、明治、大正、昭和にかけての歴史、民俗、文学など多岐に渡っているようです。マンガや文庫、実用書の類は一切なし!という硬派な内容。そのせいか、ほうぼうの古書店で断わられてしまい、大変お困りでした。
【対応出来る古書店が少なく・・・】
そこでインターネットで埼玉の当店をお知りになり、メールをされたそうです。
専門書は弊店の一番の得意分野であり、様々な分野に対応出来るのが弊店の強みです。何しろ、インターネットでご覧頂き、お話をして、弊店をそこまで信頼頂いた事が嬉しい限りです。
ご期待に添えるべく、直ぐに2tトラックを手配し、その日にお伺いさせて頂く日程を決めさせて頂きました。
埼玉の羽生インターから東北道にのり、まずは阿武隈PAで、まず最初の休憩。
当然の事ながら、お店がやっている訳もないので、トイレと温かい飲み物を買って、15分程の休憩です。夏ならソフトクリーム食べたかったですね(苦笑)。
なんて言っている内にチラチラと雪が降り始め、明け方、岩手県に入った時には、ものすごい雪が積もり始めていました!後でお客様に伺うと、この時期のドカ雪は珍しいそうです。
【予想外の箱数を目の前に・・・】
そして、そんな道中を送りながらも、いよいよお客様のもとへ。店員3名、眠気も吹っ飛び、気合十分です。
まずは、2つの倉庫に置いてあるとの事で、全体の分量を拝見させて頂きました。
いやいや、物凄い量です。ざっと数えても700箱以上はあり、2t車では収まりません。これは嬉しい誤算でした。
すぐに近隣の輸送会社と交渉。スペースはもちろん、積載重量も大切なポイントです。結果、10tトラック1台、4tトラックを1台をチャーター。
【いよいよ拝見開始】
さぁ、一気に三人がかりで、どんどん箱を開封していきます。
内容は書道を中心に、歴史や文化風俗、和本、文芸、叢書など、まさに様々。時代も江戸から明治、大正、昭和の戦時中まで、3世代の社長様がご収集された本なので、長い時代になります。
江戸時代の和本。
南部叢書(江戸期、岩手の南部藩に関する史料を集めた本)。地元岩手だけあって、やはりお持ちですね。
書跡名品叢刊に書道全集、かな字典など、未だに書家の方々から定評のある、また定番とも言える品々です。書道の分野も弊店の得意分野ですので、当然の事ながらしっかりと拝見させて頂きました。
【無事にご評価も終了】
その後もテープを切っては中身を出しを繰り返し、3/3の時点で、初日は終了です。
2日目の午前中に、なんとか評価を終え、金額にもご満足頂き、ここでホッと一息です。
【運び出し開始】
2tで入りきると思っていたのに、10tトラックでも入りきらない量だとはお客様も思っていらっしゃらなかったようで、驚かれていました。
有り難い事にドライバーさんにも手伝って頂き、今度は運んできては積み込むという作業の繰り返しです。勿論、お客様の手はお借りせず運び出させて頂きました。
10t、4t、2tと順番に入れていき、流石に体中が痛くなってしまいましたが、二時間程で無事運び出しも済ませる事ができました。大量にダンボールが積まれていた場所も、この通りです。
お客様へ挨拶を終え、そこから帰路に着き、無事にすべて終了致しました。
【無事に終えて】
この度のご依頼を誠に有難うございました。このように古書店三月兎之杜では、何百箱あろうとも、出張買取にお伺いさせて頂きます。
「ずっと昔から沢山置いてあるけど、状態も良くないし古いから駄目だろうなぁ」
「大量にあるけど、重いから運ぶのは嫌」
「関東近郊じゃないしなぁ」
等など、あらゆるケースに対応できるよう日々努力しておりますので、お悩みの前に、まずはお気軽にご相談ください。
どのような素朴な疑問でも、誠実に対応させて頂きます。
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