仏教書をお売り頂きました「大江淳誠和上 教行信証講義録」(宗学院)

教行信証講義録
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宗学院より発行された『大江淳誠和上 教行信証講義録』をお売りいただきました。

宗学院は出版社ではなく、大正より続く浄土真宗 本願寺派の寺院です。
浄土真宗といえば、日本仏教の中で、最も多くの寺院と信徒を擁しますが、中でも本願寺派は最大宗派となっています。
その本願寺派の和尚、大江淳誠氏が行った『教行信証』の講義をまとめたものを、書籍化したものです。
ちなみに「和上」とは、浄土真宗での和尚のこと。「わじょう」と読むそうです。

『教行信証』とは、鎌倉時代初期の日本の僧・親鸞の著書で、正しくは『顕浄土真実教行証文類(けんじょうどしんじつきょうぎょうしょうもんるい)』といいます。なんとも舌を噛みそうな著書名です。全6巻からなり、浄土真宗の根本の書「聖典」といえるものだそうです。

『教行信証』は、かなりの量になりますが、大江淳誠氏は全巻を暗記し、まるで生き字引のようだったとのこと。抑揚をつけた独特の話術と名調子で、講義は人気だったようです。
その『教行信証講義』の最後の言葉には、<今日でもって『教行信証』の講釈を一応おわったから、来週から一番はじめにもどって「総序」の文からはじめていきます。>とあります。

宗教のみならず、人生における根幹というか、奥深さを感じる一文ですね。
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