1980年代から1990年代にかけてのアーティストアルバムやゲーム音楽のスコア集をまとめてお譲りいただきました。今回はその中でも1992年4月にNTT出版より発行された、ファイナルファンタジーIV(以下FF4)のCD付ピアノ楽譜集をご紹介します。
『FINAL FANTASY IV』

オリジナルとなるビデオゲームの『FF4』は1991年7月の発売。1987年より続く人気RPGの4作目ですが、本作から使用ハードをファミコン(FC)からスーパーファミコン(SFC)へと移行しました。プロデューサー:宮本雅史、ディレクター:坂口博信、キャラクターデザイン:天野喜孝、そして音楽:植松伸夫といったメインスタッフの座組も前作から引き継ぎつつ各種ゲームシステムは飛躍的に進化。何よりハードの移行によって、グラフィックや音楽が格段にパワーアップしています。
すでにこの時期、『FF』シリーズをはじめいくつかのゲーム音楽は高い評価を得つつありました。『FF4』はSFC発売から1年も経たずにリリースされましたが、ハードの性能をいかんなく発揮したもので特に驚きをもって迎えられています。ゲーム音楽そのまま収録したオリジナルサウンドトラックに加え、サントラ未収録曲やアレンジバージョンを集めた『ミニマムアルバム』メインテーマほかの楽曲をケルト民族音楽でアレンジした『ケルティック・ムーン』など多彩な展開が行われていました。
『FINAL FANTASY IV PIANO COLLECTIONS』
そして1992年4月に発売された本書は、作曲の植松伸夫お気に入りの曲と、ファンの要望の高かった13曲をピアノ楽曲にアレンジ。付属のCDにはその選抜13曲の模範演奏に加え、『愛のテーマ』の練習用トラックの全14曲が収録されています。
植松は本書のまえがきでは、書籍の楽譜とあわせてCDオケを聴きつつピアノ演奏をすることを想定。同時にCD単体でも『FF4』のピアノアレンジ集として楽しめるものと述べています。
ピアノを弾く人も、そうでない人も楽しめる一冊でした。現在楽曲のほうは配信でも聴くことができますが、当然のことながらピアノの楽譜や楽曲解説などは書籍のみです。
古書店三月兎之杜ではバンドスコア・ピアノスコアなどの買取をお待ちしております。スコア集のほか、ご自宅やご実家の各種書籍や昭和の雑誌など、まとめてお譲りください。
スコア集は80年代から90年代にかけて多数発行されましたが、現在ではダウンロード販売されている楽曲が多くなりました。スコア集を手放しても必要に応じてダウンロード販売を利用するのもアリではないでしょうか。
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