古書店三月兎之杜では現在分冊百科（パートワーク）の買取を強化中です。今回のピックアップはアシェットのビルドアップ型パートワーク『『THE TERMINATOR T-800をつくる』です。2023年5月にネット限定販売アイテムとしてスタートし、2025年秋に完結しました。毎月発送される全30回分のパーツを組み上げることで、1984年公開の映画『ターミネーター』に登場したターミネーターT-800の内骨格、通称エンドスケルトンが完成します。
映画『ターミネーター』とは
ジェームズ・キャメロンの出世作となった作品です。初監督作『殺人魚フライングキラー』は途中降板、『エイリアン2』『ランボー/怒りの脱出』の脚本を手掛けた後に本作を監督します。当時は新人監督が手掛ける、低予算のホラー風味SF映画といった程度の期待しかされておりませんでした。
しかし予想に反して映画は大ヒット。タイムパラドクスを絡めて練り上げられた脚本と、冷戦時代の核戦争とその後のディストピアへの恐怖などが織り込まれた設定が魅力でした。また、当時ちょっとドイツ訛り（出身国であるオーストリア訛りとも）が強かったアーノルド・シュワルツェネッガーを、未来から来たサイボーグに配役することでむしろ異質感を生み出せたとも言われています。
T-800 エンドスケルトン
その『ターミネーター』のクライマックスに登場したのが、今回モデルアップされたエンドスケルトンです。タンクローリーの爆発にターミネーターを巻き込むことに成功するも、金属製の内骨格の姿でなおもサラたちに迫ります。片足を損傷しており映像でも動きがぎごちないのですが、それがより不気味さを醸し出していました。
アシェットではそのエンドスケルトンを1/2スケール、全高90.9cmで再現。本体素材はダイキャストとABSパーツで構成。各部関節が可動し自在なポージングが可能。両目のLED発光やアゴの開閉、サウンドのコントロールもリモコンで操作可能です。
そして未来世界の廃墟をイメージしたディスプレイベースには、音声ユニットやLED照明を内蔵。エンドスケルトンの不気味さを演出します。
定期購読特典
また、定期購読特典として、M95A1プラズマライフルが用意されていました。第一作序盤の銃砲店のシーンでターミネーターが店主にリクエストしていましたね。第二作目冒頭の未来世界のシーンでもエンドスケルトンが構えています。
古書店三月兎之杜では、各種パートワークの買取をお待ちしております。未組立はもちろん、組立済のビルドアップアイテムも大歓迎です。
地域や量によって異なりますが、買取金額3万円以上を目安としてご自宅まで伺う出張買取も対応しております。例えばパートワークものに限らず、ご自宅の学術書・専門書などもあわせてご依頼が可能です。
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