漫画雑誌買取事例|週刊少年ジャンプ 1984年12月3日 第51号 鳥山明『DRAGONBALL ドラゴンボール』 新連載号

週刊少年ジャンプ 1984年12月3日第51号 鳥山明『DRAGONBALL』新連載号 トップ画像

1984年から1995年にかけて連載されました鳥山明・作『ドラゴンボール』。同時期の多くのジャンプ作品と共に、週刊少年ジャンプを少年マンガ誌のトップへと引き上げました。

連載開始から1年ちょっとでテレビアニメもスタート。コミック連載終了後もアニメオリジナルストーリーによるテレビアニメや映画など多数の続編が制作されてきました。

『ドラゴンボール』連載開始は、鳥山明の初連載作品にして出世作『Dr.スランプ』連載終了から12週、約3か月後でした。

主人公を少年とすることは、『Dr.スランプ』では女の子の則巻アラレを不本意ながらも主人公とすることになった作者のリベンジとも思えます。

もちろん『Dr.スランプ』が初期の作者の構想通り千兵衛が主役だった場合、あれほどの人気作になったのかは不明ですが。

週刊少年ジャンプ 1984年12月3日第51号 鳥山明『DRAGONBALL』新連載ページ

さて、『ドラゴンボール』の序盤は主人公・孫悟空の名前からもわかる通り、猿(孫悟空)、ブタ(ウーロン)、カッパ(ヤムチャ)を従える三蔵法師(ブルマ)という組み合わせによるロードムービー的構造でした

。ドラゴンボール探しを軸としたピラフ一味やレッドリボン軍との戦いなどの世直し道中から、やがてジャンプ伝統のトーナメント展開である天下一武道会へ。

さらに地球を守る戦いから宇宙や時間をも越える戦いへとスケールアップしていきます。

今回の第一話(其之一)は、そうした戦いの原点として懐かしくみるのもよし、連載第一回としての美麗な巻頭カラーの美しさを楽しむのもよしといえます。

週刊少年ジャンプ 1984年12月3日第51号 鳥山明『DRAGONBALL』新連載号 目次

本号の目次を見ると、最終的に2/3の作品がテレビアニメ化されるなど、人気作品が集中している印象です。

事実、この時まだテレビでは『Dr.スランプ アラレちゃん』が放送中でした。アニメ『ドラゴンボール』は、その時間帯(水曜19時~)を引き継ぐかたちで1986年2月にスタート。

ちなみに『Dr.スランプ アラレちゃん』の最後の1年や『ドラゴンボール』『ドラゴンボールZ』『ドラゴンボールGT』の大半の話数でフジテレビ側プロデューサーを務めた人物こそ、2025年1月からフジテレビ社長に就任した清水賢治ですね。

週刊少年ジャンプ 1984年12月3日第51号 キャプテン翼
週刊少年ジャンプ 1984年12月3日第51号 キン肉マン
週刊少年ジャンプ 1984年12月3日第51号 ウイングマン

古書店三月兎之杜では、現在マンガ雑誌の買取を強化中です! 特に昭和や平成初期(1990年代)頃までの少年マンガ雑誌の買取をお待ちしております。

人気作の連載開始号や最終回掲載号などは特に高額買取! また、まとめての買取も大歓迎です。欠号ありでもOK、大量買取にはご自宅までうかがう出張買取も対応しております。まずはお気軽にご連絡ください!

LINE査定
フリーダイヤル
よろしければシェアお願いします