毎号付属するパーツを集めることで一つの巨大モデルを完成させたり、毎号映像作品のDVDが付属したりといった、様々な楽しみ方ができるデアゴスティーニのパートワーク(分冊百科)シリーズ。今回は毎号貴重な資料や解説を収録した冊子とミニカーがセットになって、集めることを楽しめる『日本の名車コレクション』をご紹介します。
本シリーズは2022年9月創刊。第1号は1967年に発売された国産車初のスーパーカー、トヨタ2000GTでした。マガジンパートは付属モデルの開発秘話や性能、発売当時の技術背景などを開設した「レジェンダリージャパニーズカーズ」、付属モデルの次世代車やそのコンセプトを受け継いだモデルを取り上げる「名車の系譜」、付属モデルの車種を開発した自動車メーカーや人物に触れる「メーカー列伝」、国内モータースポーツや技術、交通インフラ、そしてバスやトラックなどの特殊車両など、日本の自動車を取り巻く環境を俯瞰する「ジャパニーズカー発展史」、そして自動車に関する様々な豆知識を集めた「自動車雑学帳」といったバラエティに富んだ内容になっています。
そして付属のダイキャスト製ミニカーは1/64統一スケールで再現。テーマとなる車両は年代順ではなく、各年代の名車が混在しています。やはりラインナップはスポーツ系クーペが圧倒的に多いのですが、スバル360(第7号)、トヨタ セルシオUCF10(第28号)、日産シーマFPY31(第37号)など、高級セダンや日本の乗用車史から外せない車種もラインナップされています。
リリースは隔週ペースで全100号予定。つまり約4年間にわたって展開予定です。
ちなみに記事執筆時の2024年3月下旬時点の最新第41号はユーノス ロードスターNA6(初代)! 実はちょうど同号の表紙を飾っているSリミテッドに乗っていました。黒のボディに金のホイール、真っ赤な内装という派手さが気に入っていました。非常に乗りやすいよい車でしたね。残念ながら手放してしまいましたが、もう一度乗りたい車種でもあります。この号だけ購入しようかと考えていますが、付属モデルは別モデルのようですね。
古書店三月兎之杜では、各種デアゴスティーニの買取をお待ちしております。今回のコレクション系のように各号で完結するタイプは、飛び飛びでも歓迎です。もちろん全冊揃いは査定額アップ! いつでもご相談ください!!