新装版 ルカーチ著作集をお売り頂きました(全13巻揃 白水社 月報揃/哲学思想の本買い取り)

新装版 ルカーチ著作集 全13巻揃 白水社 月報揃 ルカーチ・ジェルジュ

【ルカーチ著作集】

■新装版 ルカーチ著作集 全13巻揃 白水社
■<発行>・1986年再版第1刷発行(第1回配本第1巻奥付より)
■<月報>・全揃い

この度は、こちらのルカーチ著作集をお譲り頂きました。
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【ルカーチ・ジェルジュ】

上記の写真がルカーチですね。
ルカーチはハンガリー出身の哲学者、西欧マルクス主義の代表的な人物です。

【マルクス主義】

マルクス主義とは聞いたことはあるけれど、結局のところ何なの?そう思われている方も多いのではないでしょうか。簡潔にまとめて教えてと言われてしまうと、簡単にまとまる気もしないのですが、出来る限り分かりやすくまとめてみます。

そもそもマルクス主義のマルクスとは、カール・マルクスの事です。フリードヒ・エンゲルスと協力して確立させた社会主義の思想の一つ、それがマルクス主義なんですね。この二人はドイツの哲学、思想家でして、当店でもよくお売り頂くマルクス・エンゲルス全集という本も出版されています。
マルクスエンゲルス全集 モールと将軍含む 全54巻揃 大月書店
ちなみにこちらがその全集。
マルクス・エンゲルス全集 モールと将軍含む 全54巻揃 大月書店
マルクスとエンゲルスの全集だからマルクス・エンゲルス全集、覚えやすいですね。全集は人名そのままが使われて、例えばトーマス・マン全集高橋和巳全集等、一人の人名からなっているものがほとんどですから、中々に珍しいです。

それはともかく話を戻しますが、噛み砕いて言えば労働者と資本家という階級の違いをなくし、平等に協同していきましょうという事ですかね。あくまでも私の見解なので、これが正解だとは思わずに聞いていただきたいんですが、結局は不平等ということが言いたいんですよね。労働者側からの意見が主となってしまっているのですが、労働者側してみれば、これだけ働いているのに僅かなお金しか蓄えられない。資本家の奴らは指示して見ているだけで自分達よりもお金が蓄えられていいよなぁって事で、自分達だけで働けばいいんじゃないか・・・?という、言い方が悪いかもしれませんが、そんな都合で考えられたような内容ではないかなと。
ひとつ注意があって、これは19世紀の労働状況内で書かれています。ですから、現在の状況とはまるで違い、当時の劣悪の、例えばエンゲルスの『イギリスにおける労働者階級の実態』で考察されている状況を念頭に置かなければなりません。
さらに細かく申し上げますと、マルクス主義とマルクス思想は別物という考え方もあります。この辺りは解釈は難しいですね。


【買取のご相談】

その為、マルクス主義関係の書籍は、こういった一部の全集の類を除き、買い取りさせて頂くことが難しくなってしまったご本も多くございますが(例えば資本論にみ、レーニン主義等、)もし全集をお持ちでしたら現時点ではまだ買取可能なものもございますので、一度ご相談だけでも頂ければと思います。

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