愛知県名古屋市のお客様より、2003年から2004年にかけての週刊少年ジャンプ37冊をお譲りいただきました。2003年から17冊、2004年から20冊となります。何作かの新連載開始号も含まれており、表紙や巻頭ページなどでカラー原稿を見ることができます。貴重なコレクションをありがとうございます。
お品物の状態・ご評価のポイント
・スレ、ヤケ、シミ、汚れ、折れ等があります。
・ページの詳細なチェックは行っておりません。書込みや落丁等がある可能性があります。
20年以上経過しておりますので、スレ、折れなどはどうしても発生します。極端な破損やキリヌキ、切り取りがなければ査定額が大幅に下がるようなことはありません。今回は表紙はもちろん背表紙の褪色も少なめです。本棚で保管していると、表紙はともかく背表紙が色褪せやすいんですよね。
2003年~2004年の週刊少年ジャンプ
1995年に史上最高部数653万部を記録するも、娯楽の中心が若年層は次世代ゲーム機、高年齢層はPCによるインターネットにシフト。1997年には最多部数を少年マガジンに抜かれています。この時期の発行部数は300万部と、前世紀の半分以下となっていました。ただしこうした部数の苦戦はジャンプに限ったことではなく、他の少年週刊漫画誌、そして出版業界全体に広がっていたのですが。
一方でこの頃になるとインターネットでは掲示板文化が普及しており、『DEATH NOTE』などの話題作(半ば問題作ですが)で盛り上がるようになります。いわゆるネットミームもこの掲示板文化の産物でした。『テニスの王子様』は上の巻頭カラーは2004年32号。すでに連載5年を迎えていましたが、たまにあるインパクトあるコマがネットミームになりがちでしたね。
2003年~2004年の新連載

2003年の本誌はちょっと苦戦の年といえるかもしれません。この年にスタートした新連載11作品のうち、1年以上継続したのは『武装錬金』のみでした。これは創刊以来初で、この後も2010年と2025年の全3回です。
ただしこの年の1月24日、2001年から7代目編集長だった高橋俊昌が急死。11号のみ先代の鳥嶋和彦が代行し、12号からは茨木政彦が引き継ぐなどの混乱があったことも考慮すべきかもしれません。
翌2004年は1号から『DEATH NOTE』がスタート。ピカレスク(犯罪者)ロマンともいえるその内容は一気に話題となります。2号からは『銀魂』、8号からは長期作のリブートですが『スティール・ボール・ラン』が始動。
以後も『家庭教師ヒットマンREBORN!』『D.Gray-man』『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』など、長期かつ各種メディア化作品をスタートさせています。
新連載作品
漫画誌本誌の魅力はやはり単行本にはないカラーページです。表紙の描きおろしは単行本表紙に流用される場合もありますが、本誌連載時のカラーページはどうしても単行本では1色で掲載されがちです。正直カラーページの塗りをがんばるほど、単行本で白黒化されると汚れて見えるんですよね。
人気作品の新連載掲載号などは、やはり表紙と巻頭カラーになることが多く、査定時の評価が高いです。短期に終わった作品も熱心なファンにとっては貴重なカラーページですので、作品・作家によっては評価が高くなることも。人気作・人気作家のカラーページは豪華判やムックなどに再録されますが、そうでない作品は本誌以外ではめったに再録されないんですよね。40号からスタートした『ワークワーク』は連載自体は2005年23号で終了していますが、新連載のトビラページは作者である藤崎竜のイラスト集に収録されました。ただしこれは運が良い例だと思います。














