平凡社ライブラリーの叢書を16冊買取させていただきました。どうも有難う御座いました。

バフチンの『小説の言葉』やアルチュセールの『マルクスのために』はたまに入ってきますので、お馴染みという感じです。お久しぶりです。ちなみにプライベートではどちらもまだ未読なんです。なので、ご紹介はまたいつか。

今回、当店初の買取だったのが、エドワード・W. サイード著『オリエンタリズム 上・下巻』。オリエンタルと聞くと東洋の神秘的などちらかというとポジティブなイメージを思い浮かべますが、どうやら西洋では支配的な意味が含まれているらしいというのは初めてこの本を読んで知ったものです。

ちなみに初入荷に少し驚きました。未だ入荷したことない本なんて星の数ほど存在するですが、世に広く知られている本はご依頼数も多いので意外です。平凡社ライブラリーのご依頼自体が他の叢書と比べて少ないので、皆様のご相談をお待ちしております。

古書店三月兎之杜では、このような人文系学術文庫を積極的に買い取りさせて頂いております。河出文庫、ちくま学芸文庫、平凡社ライブラリー、岩波現代文庫、同時代ライブラリー等、学術文庫をお持ちでしたら、是非弊店までご相談ください。

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