一茶全集 全8巻+別巻+索引 全10巻をお売り頂きました(東京都西東京市より宅配)

 
やせ蛙 まけるな一茶 これにあり
この句は一番聞いたことがあるのではないでしょうか。一茶と既に入っておりますが、小林一茶の代表とする俳句の一つですね。この場合の季語は蛙になっており、意味は【蛙がけんかをしているぞ。やせ蛙よ負けるな!俺(一茶)がここについているぞ!】という句になります。一体どんな時にこの句を思いついたのかというと、一説によればこの頃一茶は軽いスランプに陥っていたようで、句を考えている時にたまたま天敵に襲われている蛙を見つけ、この句を思いついたのではとも言われています。


その他でいうと、
めでたさも中位(ちゆうくらゐ)なりおらが春
というのも代表的ですよね。
この句の季語は春。
意味は【めでたい新年を迎えた。自分にとっては上々吉のめでたさとはいえないが、まずまず中くらいだろう】という句になります。

俳句は五・七・五の十七音からなり、季語を含んだものというのが一般的ですが、季語を持たない無季俳句というものもあります。どの世界にも言える事ですが、何か一つを追求していこうとすると、とことん奥が深いですね。私も古本というものにだいぶ携わっておりますが、出会ったことのない本も沢山ありますし、その存在を知らない本だってまだまだあると思います。何かを極めていくというのは大変ですが、その分出会ったり知れたりした時は嬉しいし、もっと知っていきたいという意欲に繋がります。

私もやせ蛙のように、これからも奮闘していきたいと思います(笑)

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