東京都西東京市のお客様より、1988年の少年ジャンプ全冊揃いをお譲りいただきました。ナンバーが揃った状態はやはりそこにあるだけで気持ちがいいですね。貴重なコレクションをありがとうございます。
お品物の状態・ご評価のポイント
■スレ、ヤケ、シミ、汚れ、破れ等があります。
■ページの詳細なチェックは行っておりません。書込みや落丁等がある可能性があります。
昭和最後の1年でもある1988年、40年近く昔の雑誌ですので、若干のスレ、ヤケ、シミなどはどうしても発生します。極端な破損やキリヌキ、切り取りなどがなければ査定が大幅に下がることはありません。
1988年前後の週刊少年ジャンプ
個人的な印象ですが、この時期の週刊少年ジャンプは世代交代が進んだ年に思えます。87年から89年の前後3年分の終了作品と新連載作品を列挙してみましょう。
1987
まず前年の1987年に『キン肉マン』『銀牙 -流れ星 銀-』『ハイスクール!奇面組』といったテレビアニメにもなった人気作が終了しています。同時に87年は『ジョジョの奇妙な冒険』『燃える!お兄さん』『ゴッドサイダー』『THE MOMOTAROH』がスタート。特に『ジョジョ』は現在も続く長期作品となりました。
1988
88年に入ると『キャプテン翼』『北斗の拳』といった、一大ブームを築いた二大作品が終了します。その一方で『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』『ジャングルの王者ターちゃん』『ろくでなしBLUES』『まじかるタルるートくん』の連載がスタート。新連載陣はいずれも従来のジャンプの主流作品とは少し違った作風であったり、『タルるートくん』の江川達也は講談社の青年誌から引き抜いた作家ですが、いずれもヒット作やロングランとなりました。
そして88年の新連載作品で注目すべきは、前年からこの年にかけて終了したベテラン勢の新作です。『銀牙』作者の高橋よしひろは35号より『-甲冑の戦士-雅武』を連載開始するも50号に終了。『キャプテン翼』作者の高橋陽一『翔の伝説』は、39号よりスタートして89年13号で終了。『北斗の拳』原哲夫がBOB&三井隆一と組んだ『CYBERブルー』も、52号にスタートして89年32号終了と、いずれも短期連載に終わっています。人気作を生み出した作家たちが厳しい再出発を強いられています。
ちなみに『キン肉マン』のゆでたまごも87年34号から『ゆうれい小僧がやってきた!』をスタートさせましたが、88年24号で1年に満たず終了しています。
もちろんここに挙げたベテラン組は、以降に発表された次回作や続編などでヒット作を輩出しているのもご存じの通りです。しかしこの年だけを切り抜いた場合、若手の勢いとベテラン作家の失速が際立つ年でした。
1989
88年の世代交代を意識しすぎたのでしょうか、翌89年スタートの新連載は悉く短期で終了。45号スタートの『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』(漫画:稲田浩司、原作:三条陸、監修:堀井雄二)と51号開始の『電影少女』(桂正和)以外の11作品はいずれも1年以内に終了しています。しかし短期終了作の中には小畑健、冨樫義博、井上雄彦、岡野剛らの初連載作品が含まれていますので、人選とポテンシャルは低くなかったはずです。ちょっと編集部が変化球を狙い過ぎたのではないでしょうか。
1988年のアニメ作品

1988年に放映されていた週刊少年ジャンプのテレビアニメは、『北斗の拳』『ドラゴンボール』『魁!!男塾』『聖闘士星矢』『ついでにとんちんかん』『シティーハンター』『燃える!お兄さん』など。
88年新連載作品も先述の4作品はいずれも翌年以降アニメ・実写化されています。やはりこうしたメディアミックスはジャンプは強いですね。各号の表紙を見ていくと、新連載作品や当時の作品人気がうかがえます。














