
神奈川県のお客様より、1999年の週刊少年ジャンプ2・3合併号をお譲り頂きました。本号から『ヒカルの碁』が連載開始。2001~2002年にかけてアニメ化され、連載も2003年まで継続しました。
その期間に小・中学生世代を中心に囲碁ブームを起こしたほか、海外の囲碁愛好国でも人気となりました。
お品物の状態・ご評価のポイント
■経年なりのスレ、ヤケ、折れ等があります
すでに発行から27年が経過していますので、カドなどに若干のスレが発生しています。
ですがトップ写真の通り表紙がほとんど褪色しておらず、オリジナルの発色が健在です。この時期の小畑健はキャラクターがっつり塗り込んでいて彩度高いですよね。
内容についてもキリヌキや切り取り、カラーページの汚れ・折れもありませんでした。大切に保存していただいてありがとうございました。
『ヒカルの碁』について
『ヒカルの碁』は、少年少女に囲碁の魅力を広げた作品です。少年誌では珍しい囲碁マンガとしてスタート、主人公を囲碁を知らない小学生とすることで、ある種入門書的な役割も果たしていました。
また、本作に登場する「神の一手」のキーワードは、今でいうネットミーム的に広がり、ジャンプ読者を超えて知られるようになりました。私はこの連載当時のジャンプを読んでいなかったのですが、本作の少し前にTCGが普及した頃「俺のターン」が流行ったのを覚えています。そういう意味ではやはり「ジャンプ」は情報や流行の発信地でした。
小畑健について
作画を担当している小畑健は、デビュー作である『CYBORGじいちゃんG』(当時は土方茂名義)から高い画力で評判でした。同作も好評だったのですが連載は31回で終了しました。
以降は原作者とタッグを組むケースが多くなり、本作はほったゆみとの共同制作です。そのほか大場つぐみが原作を担当した『DEATH NOTE』『バクマン』『プラチナエンド』は、いずれもアニメ化される人気作品でした。
週刊少年ジャンプ 1999年2・3合併号
『ヒカルの碁』連載開始時の同期作品はこちら。ガモウひろしの『ぼくは少年探偵ダン♪♪』は98年43号から99年11号まで、1号違いでスタートしていた田中加奈子『身海魚 -SHINKAIGYO-』は12号に終了してしまいますが、その他の作品は2年以上連載しており、安定した作品が揃っている印象です。
特に1996年連載開始の『遊☆戯☆王』と97年から現在まで連載が続く『ONE PIECE』が、本誌の柱として安定してきたタイミングともいえるでしょう。
ただしこの1999年は『ヒカルの碁』『テニスの王子様』『NARUTO-ナルト-』以外はいずれも年内、長くとも2000年12号に終了するなど、人気がなければ即終了という厳しい体制は変わっていません。
例年は5本前後が長期連載に至りますので少なめですね。逆に言うと安定した人気作が多かったがために、新規作品が入り込む余地が狭まっていたのかもしれません。














