週刊少年ジャンプ買取事例|1990年代人気漫画連載開始号その2『遊☆戯☆王』『ハンター×ハンター』『ナルト』

週刊少年ジャンプ90年代後半 人気作新連載号

前回に引き続きお客様から買取させていただきました1990年代後半の週刊少年ジャンプの中から、人気作品の新連載号をご紹介します。世界規模のカードゲーム化、現在に至る超長期人気、世界中にファンを持つなど、いずれも人気作ばかり。

同時にこの頃から人気作品の長期連載化にシフトしたのかなという印象もありますね。前回同様、同時期の連載作品や当時の印象を織り交ぜてご紹介します。

▼前回の記事はこちら

1996年第42号『遊☆戯☆王YU-GI-OH』連載開始号

1996年第42号『遊☆戯☆王YU-GI-OH』連載開始号 表紙

作者の高橋和希は80年代より漫画家として活動開始しました。86年に週刊少年マガジン誌上でテレビアニメ『剛Q超児イッキマン』のコミカライズで初連載デビュー(高橋かずお名義)。その後週刊少年ジャンプに移り、読み切り作品『闘輝王の鷹』(1990)と短期連載『天燃色男児BURAY』(1991)を経てからの、およそ5年ぶりの新連載が『遊☆戯☆王 YU-GI-OH』です。

1996年第42号『遊☆戯☆王YU-GI-OH』連載開始号 トビラ

久々の連載に気合が入ったのか、本作からペンネームを「高橋和希」に変更。当初は毎回異なるゲームで対決し負けた相手が罰せられる展開が、てこ入れによるカードゲーム対決へとシフトしたのはご存じの通りです。連載終了後もアシスタント経験者らによってコミック連載が継続。自身もモンスターをデザインし続けました。

1996年第42号『遊☆戯☆王YU-GI-OH』連載開始号 1P目

私は初期のゲーム対決の何話かを読んだ覚えがありますが、『魔太郎がくる!!』や『ブラック商会変奇郎』など藤子不二雄A作品ぽさを感じました。後になって実際に『魔太郎がくる!!』や『ジョジョ』の影響があると聞いてやはりと思いました。

1996年第42号『遊☆戯☆王YU-GI-OH』連載開始号 目次

同期の作品はこんなラインナップ。アニメ化作品の比率も多いですが、『レベルE』のアニメ化は連載終了から14年後でした。

1998年第14号『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』連載開始号

1998年第14号『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』連載開始号 表紙

『てんで性悪キューピッド』『幽☆遊☆白書』『レベルE』と安定したヒット作をリリースしてきた冨樫義博の4作目です。休載機関も長いものの、2026年現在も続くロングラン作品となりました。

第一話のトビラを見ると「ハンター=お宝」のイメージが強いですが、あくまでツカミ。実際には念能力要素の追加もあって様々な可能性を持った設定に昇華されたのはご存じの通りです。あと、見つけた宝物よりも宝物を探し出す過程のほうが重視されているのもいいですよね。ヨークシン編では手に入れた宝ですらも次の目的のために消費しちゃいますし。

1998年第14号『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』連載開始号 トビラ

実は正直初期は「ハンター」の定義が広すぎるのでは?と、ちょっとふわふわしすぎでは?とも感じました。でもヨークシン編で文字通りの「お宝」争奪戦を見せてからのグリードアイランド編での頭脳戦、キメラアント編以降の念を越える力、念以外の力の片鱗など、次々と新たな驚きが登場します。とはいえ現在の暗黒大陸編は理解が追い付かないのですが……。

1998年第14号『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』連載開始号 1P目

本作が生まれたきっかけは作者自身がコレクター趣味であることが出発点とのこと。私はアニメ第二作のキメラアント編にやられて原作も追っかけていますが、個人的にもおもちゃの収集をしてますので、特にヨークシン編は収集や鑑定の楽しみ方に共感します。

1998年第14号『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』連載開始号 本編

ヨークシン編は1999年からと、ちょうどインターネットが情報収集のツールとして普及してきた頃なんですよね。海外では1995年頃からスタートしたネットオークションが日本上陸した時期でもあり(1999年ヤフオク上陸)、このへんいち早く導入しているのはすごいと思っています。

1998年第14号『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』連載開始号 目次

同期の作品です。アニメ化・ドラマ化率は1996年とあまり変わりませんが、逆にそういう路線を狙っている印象があります。

1999年第43号『NARUTO-ナルト-』連載開始号

1999年第43号『NARUTO-ナルト-』表紙

岸本斉史初の連載作品にして、アニメ化をきっかけに世界的なヒット作となった作品です。やはり世界的にもミステリアスな存在として知られる忍者を、ユニフォームとチーム運用を現代風に描いたことが斬新に映るのでしょうか。

1999年第43号『NARUTO-ナルト-』連載開始号 トビラ

本作はアニメが始まってから知ったのですが、放送の途中から観たので最初忍術ものと気づきませんでした。

1999年第43号『NARUTO-ナルト-』連載開始号 目次

86年からのアニメ化率はほぼ変わりません。先述の通り『レベルE』はアニメ化まで14年かかりましたが、『ライジングインパクト』は連載終了から22年後のアニメ化です。そして本作のスタート号は『るろうに剣心』の最終回掲載号でもありました。

古書店三月兎之杜では、昭和から平成初期にかけての週刊少年マンガ誌の買取をお待ちしております。人気コミックの連載開始号やカラー掲載号などは特に高額買取! まずはお気軽にご連絡ください!

▼各漫画雑誌の買取例はこちら。

漫画雑誌 買取
LINE査定
フリーダイヤル
よろしければシェアお願いします