遠藤周作文学全集をお譲り頂きました(宅配にて)

岐阜県の読書家様より、個人全集を多数お売り頂きました。どうも有難うございました。
丁度、アメリカ映画「沈黙-サイレンスー」が日本も公開されたばかりでしたので、ちょうどタイムリーな話題ですね。
この映画は、ロバート・デ・ニーロ主演で有名な「タクシードライバー」を監督したマーティン・スコセッシ氏が監督をつとめました。
自らがカトリックでもあった遠藤周作。ぜひこの機会に、当時、谷崎潤一郎賞を受賞した原作の方にもご興味を持って頂けると、読書人としては嬉しい限りです。

遠藤周作は、他にも「海と毒薬」「深い河」のような重厚なテーマ作品もありますが、もう一つの一面として、狐狸庵先生称するユーモア作家の一面もありました。特に「狐狸庵VSマンボウ」という書物の題名でもおなじみ、友人、北杜夫氏と比べ、狐狸庵派?マンボウ派?なんという談義もありましたね。

ちなみに「沈黙」の舞台になった長崎市には遠藤周作記念館があります。2017年3月31日までは、<映画公開記念特別展 遠藤周作×マーティン・スコセッシ「沈黙―サイレンス―」>として、映画の台本やスケジュール表などの貴重な資料を展示している様です。
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