オスカー・ワイルド全集 全5巻を買取(滋賀県大津市よりお売り頂きました/西村孝次訳/青土社)


オスカー・ワイルドはアイルランド出身の天才小説家という部分ばかりが知られておりますが、実は男色としても有名でした。男色とは、男性同士の同性愛の事を指しています。同性愛に関しては世界中でも様々な論争が起こっていますよね。それを認めている国もあれば、日本のように認められない国もありますし、この問題の決着は中々に難しいようです。人を愛するという事は素晴らしい事だと思いますし、誰が誰を好きになる、なんていうのもその人の自由であると思いますが、やはり世間ではよく思われないのが一般的になっています。

すべて自由でいいではないかと言っていたら法もあったものではありませんからね。私は個人で周りに迷惑をかけないのであれば恋愛くらいは自由でもいいのではないのかなとも思ったりもしますが、厳密に言っていくとその家族だの世間体だのと、誰にも迷惑をかけないというのは難しいのかもしれませんけどね・・・。

そんなオスカー・ワイルドですが、数々の名言も残しており、なるほどなぁと思ってしまうものも沢山ございますので、最後にいくつか私が気になったものをご紹介致します。

「知る価値があることで人に教わることができるものはひとつもない」

「紳士とは決して知らずに人を傷つけない人である」

「男は女の最初の恋人になりたがるが、女は男の最後の恋人になりたがる」

「本当に魅力的な人間には2種類しかない。何もかも知り尽くしている人間か、まったく何も知らぬ人間かのどちらかである」
 
「誰でも愛される価値がある。もっとも「自分こそそうだ」と思い上がっている者は別だ」
 
いかがでしたでしょうか。
皆様が感慨深いと思う名言はありましたか?

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