『談志百席』など落語に関するCD DVDを宅配買取させて頂きました(富山県富山市より)

CD「談志百席」第一~五期(未開封)
CD「立川談志ひとり会落語CD全集」 10枚(第1集~第10集)+解説本
CD「立川談志プレミアム・ベスト落語CD-BOX」 11枚(10巻+特典盤)
DVD「NHK古典落語名作選大全集」 5枚

この度は、上記のお品をお譲り頂きました。

落語という言葉だけなら誰もが知っているかと思いますが、一説によりますと落語の始まりは江戸時代初期の京都であったと言われております。ですが、京都、大阪、江戸、三都で同じ時期に誕生したとも言われています。

他の芸能能楽や歌舞伎などとは異なり、衣装や道具、音曲に頼ることは比較的少なく、ひとりで何役も演じ、語りのほかは身振り・手振りのみで物語を進め、また扇子や手拭を使ってあらゆるものを表現する独特の演芸なので、非常に高度な技芸を要する伝統芸能であると思います。

若い方で落語を実際に見たことがある人は少ないとは思いますが、日本テレビで『笑点』という番組を知ってる方は、おそらく多いかと思います。また近年ではテレビドラマや連続テレビ小説などの影響によって新たな落語ファンも生まれてきました。

その落語の楽しみ方も人それぞれですが、落語において登場人物の会話は大変重要なもので、2人の人物を登場させる場合、顔を左右にふることで2人を区別させます。 これを「上下〔かみしも〕をつける」と言います。また、目上の人物に話し掛ける場合は左ななめ上を向き、目下の人物に話し掛ける場合は右下を見下ろします。このような人物の関係、あるいは距離感などを目線やしぐさでこまやかに表現しておりますので、演じている方の技術に驚きますね。

寛容さが失われつつある世知辛い昨今ですが、落語の中には人情味溢れる魅力的な人物が多く登場します。どうしようもないバカにも愛情たっぷり、時の権力者もこきおろす。深刻な事態も目線を変えれば可笑しくて、勉強が出来る賢さだけでない、生きていくヒントと暮らしのコツが綺羅星のごとく詰まっています。
 
しきたりやお作法、男女の機微に至るまで、落語には人生全てが詰まっていると言ってもいい気がします。

長く語ってしまいましたが、このような落語に関するお品をお持ちで、止むを得ず売却をお考えの方がおりましたら、是非弊店にご相談下さい。専門の私達が次のお求めになられる方へ、しっかりとお引き継ぎ致します。

メールでのご相談は、こちらの古書店三月兎之杜の古本の買取WEBサイトより
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皆様のご相談を心よりお待ちしております。
どうぞ宜しくお願い致します。

 

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